明るい民主県政をつくる会の候補として岩手県知事選に出馬表明をしたいわて労連前議長菅野恒信(つねのぶ)氏の県内遊説が始まりました。
菅野恒信氏はあいさつで「地方自治法では住民の福祉の増進を図ることとあるが、いまの県政は福祉を切り捨てて、ムダな公共事業に大金を使っている。花泉病院の診療所化の問題などこんな冷たい県政ではいけない」と訴えました。この日の遊説にはいわて労連鈴木議長、自治労連佐藤委員長、地元の高田一郎市議などが参加し、一関市や花泉、千厩地区をまわりました。
菅野 つねのぶ事務所WEBサイト http://www.kanno.jimusho.jp/
2007年2月12日、県民会館会議室にて「いわて青年9条の会」 結成総会と記念講演が開催されました。
この日、呼びかけ文と申し合わせが、参加者に承認されて、正式に「いわて青年9条の会」が結成されました。
参加者は30名で、テレビの取材も来ていました。
会の結成が確認されたあと、弁護士で「いわて青年9条の会」呼びかけ人でもある、小笠原基也さんを講師に、記念講演が行われました。
講演で小笠原弁護士は、日本国憲法と憲法9条の価値や重要性を、話しました。
いわて青年9条の会ではブログも立ち上げています。
07県春闘共闘会議といわて労連・盛岡労連は、1月18日2007年最初の盛岡昼デモに取り組みました。
これは、全労連の日本経団連・厚生労働省包囲行動に呼応して取り組んだものです。
県春闘共闘会議・いわて労連の鈴木議長は、「安倍首相が労働時間の適用除外をの労働基準法等改正法案の通常国会への上程を見送ったことは、一つの成果である。引き続き、最低賃金の大幅引き上げをはじめとする春闘課題で前進しよう。今春闘こそ盛岡精神従組のたたかいに勝利しよう」とあいさつ。参加者は、風雪の中、シュプレヒコールをあげながら元気にデモ行進しました。
2006年9月9日、国保会館でいわて労連第18回定期大会が開催され、新議長が選出されました。
大会には代議員役員合わせ130人が参加。いわて労連2007年度方針を代議員の活発な討論の後、採択しました。
その後役員選挙が行われ、引退する菅野議長に代わって、鈴木露通議長(前事務局長・建交労出身)、金野耕治事務局長(医労連出身)など2007年度新役員が選出されました。
大会では全労連・全国一般日本ヘルス工業支部、ローカルユニオン浅沼工業分会などが紹介され、同時に行われたいわて労連機関紙コンクールの表彰では不当解雇とたたかってる盛岡精神病院従業員組合の機関紙「みちしるべ」が最優秀賞として表彰されました。
2006年6月15日、岩手県労働委員会は盛岡精神病院従業員組合に対する病院側の組合員への脱退強要、支配介入等の不当労働行為を認め、団体交渉を行うことなどの命令を下しました。
この事件は昨年5月28日、盛岡精神病院(現在は盛岡観山荘病院に改名)の前病院長がくなったことをきっかけに、経営を引き継いだ義妹が労働組合及び組合役員等を嫌悪し、盛岡精神病院から排除するために、団体交渉の拒否、組合からの脱退強要、労働組合への支配介入の不当労働行為を行い、35人もの労働組合員を解雇し、その影響でさらに15人が離職を余儀なくされた、不当解雇事件です。盛精従組や支援の組合員は当日記者会見をするとともに報告集会を開き、争議の引き延ばしをさせないように運動を強めることを確認しました。
3月4日、岩手県公会堂大ホールで開催された「平和としあわせをよぶ3・4県民のつどい」には県内各地から400名が参加。国民大運動県実行委員会藤沢代表委員が開会あいさつ、主催者挨拶を菅野恒信いわて労連議長が行った後、東北学院大学講師の川端純四郎さんが、「小泉構造改革と憲法9条」と題して講演。川端さんは、現状は厳しく見えるが、国際的な視野から日本経済を見れば、小泉構造改革が破たんする。そのことに確信をもつためにも労働組合での学習が必要だと強調しました。講演後、いわて労連女性部、盛岡医療生協、盛精従組、盛岡の保育をみんなで良くする会など各代表が決意表明をしました。アピール採択新婦人の岩手県本部渋谷会長が閉会挨拶。その後、集会参加者は、盛岡市内をアピール行進しました。