機関紙「いわて労連 2022年月7号      

●核兵器のない世界へ/22国民平和大行進が県内行動●核兵器禁止条約締約国会議開催〜核兵器のない政界へ決意●県内一周「反核平和マラソン」〜岩手自治労連青年部●大熊座●選挙に行って政治を変えよう/市民+野党共闘/野党統一の木戸口さんを再び国会に送り出そう●投票に行って政治を変えよう!/だから私は投票に行きます!〜大事な参議院選挙、大切な一票に託す思●学費下げて・最賃あげよう!青年がパレード!●最賃ロングラン宣伝・全国一律最賃制を●改憲NO!岩手の会がスタンディングと夕方デモ●主張●全労連共済岩手支部●各党の政策比較●川柳●〜季節の一汁一菜で〜ナナコのゆるりお膳ごはん 第4回




1面

核兵器のない世界へ/22国民平和大行進が県内行進
 
ロシアによるウクライナ侵略が続き、プーチン大統領は核の使用まで言及しています。「戦争やめよ」「核兵器なくせ」の願いが広がるもとで今年の国民平和大行進が行われました。6月11日に岩手入りし、各地区原水協を中心に自治体要請や行進、宣伝などが取り組まれて6月18日に宮城県に引継ぎました。
 県内行動は6月12日から取り組まれ、6月14日に盛岡入りしました。県公会堂前で行われた歓迎集会には約70人が参加しました。三田村亜美子・日本共産党盛岡市議からは、市議会の論戦で谷藤盛岡市長から非核三原則支持の答弁を引き出したことが報告されました。青年からのアピールでは松橋崚介・いわて労連青年部長が「今度の選挙は戦争か平和かの日本の進路がかかっている。青年との対話を進めたい」と力強くスピーチしました。
 6月15日には県と盛岡市への要請行動や、県庁前でのスタンディングも行われました。三田健二郎・被団協会長や金野耕治・いわて労連議長等がスピーチしました。
 各地域で自治体要請や行進、宣伝などが行われました。そのうち19自治体では首長本人と直接懇談しました。核兵器禁止条約の批准を求める署名には15自治体首長、17議会議長から賛同が寄せられています。
核兵器のない世界へ決意/核兵器禁止条約締約国会議開催
 
6月21日から23日にかけて、核兵器禁止条約の第1回締約国会議がはじめて開催されました。「核兵器のない世界へのわれわれの決意」と題する「ウィーン宣言」が採択されました。日本政府は核兵器禁止条約に背を向け続け、この会議にはオブザーバー参加すらもしませんでした。「世界の流れに逆行する恥ずべき態度」と批判を呼んでいます。
 国民の多くは核兵器禁止条約への参加を望んでいます。核兵器禁止条約に署名する政府を求めて運動を広げていきましょう。

県内一周 「反核平和マラソン」/岩手自治労連青年部
 
岩手自治労連青年部は第37回反核平和マラソンに取り組みました。6月7日に大船渡市役所を出発し、南北のコースに分かれて県内を一周、10日に盛岡市役所へゴールしました。出発式では大船渡市職青年部の小野寺将慶さんが「戦争のない平和な世界の実現を願いタスキを繋いで走ります」と決意表明しました。

大熊座
 夏真っ盛りの中、第26回参議院選挙が行われています。7月10日の投票日です。ぜひ皆さん投票に行きましょう。今回行かないとあと3年間は、国政選挙がないかも知れませんよ▼そうなると、今回の選挙結果で決まる各政党の国会議員の議席獲得数によって国政の動向が左右され、私たち労働組合の運動にも大きな影響を受けることは間違いありません。私たちの要求をかなえてくれる議員や政党が増えてくれることを願っています▼一方で、国会の与野党の議席数に関わらず、たった一人のつぶやきから国政を動かすまでに影響を与えることがあることも私たちは経験しています。例えば、たった一人のTwitterから始まった2016年の「保育園落ちた、日本死ね」が「保育園落ちたのは私だ」と待機児童問題を告発する子育て中のパパママの皆さんが国会前へと集まって拡充を訴えました。2020年には「検察庁法改正案に抗議します」のTwitterが数日で500万件を超え、黒川東京高検検事長(当時)の定年延長と検事総長への昇進を事実上ストップさせました▼リアル集会で何万人も集まることはなかなか容易ではありませんが、TwitterなどSNSだとたちまち共感が広がって大きな影響力を発揮することが可能になっているのが今の社会です▼「最賃上げて、学費を下げて」とか「全国一律最低賃金1500円に」とか「ジェンダー平等、女性の低賃金なくせ」とか「核兵器禁止条約に参加する政府を」とか「軍事費削ってくらしと福祉・教育に」とか「年金下げるな、消費税下げろ」とかぜひSNSにのせて大きな国民世論に発展させたいと思います。(こ)


2面
選挙に行って政治を変えよう !!/市民+野党共闘/野党統一の木戸口さんを再び国会に送り出そう
 参議院選挙が6月22日に公示されました。いわて労連は岩手の野党統一候補・木戸口英司さんと政策協定を締結して推薦しています(内容の詳細は前号に掲載)。再び木戸口さんを国会に送り出して、私たちの要求実現への力としていきましょう。また、大切な一票に、私たちの願いを込めて必ず投票しましょう。
 6月5日、木戸口英司参議院議員といわて労連は正式に政策協定書に調印しました(詳細は前号)。岩手医労連、岩手県医労、岩手県商工団体連合会や民医連、新婦人の会、農民連も政策協定を結んで支援しています。
 6月12日には盛岡駅前で木戸口英司・街頭演説会を行いました。達増知事をはじめ、県内のすべての労働団体(連合岩手、平和環境センター、岩手友愛会、いわて労連)がそろって応援演説を行いました。県内の労働4団体がすべてそろって演説するのはじめてのことです。いわて労連からは金野耕治議長が応援演説を行いました。

投票に行って政治を変えよう!
 平和と暮らしがかかった大事な選挙です。いわて労連は6月4日に「参議院選挙学習決起集会」を開催し、単産・地域組織から参加しました。全労連小畑議長に講演いただき、選挙の意義などを学んで意思統一しました。
 参議院選挙にどんな要求や願いを託すかをしっかり考えて記入する「だから私は投票します」の取り組みを提起しています。各組織から寄せられたメッセージを下記にご紹介しますので参考にして下さい。

だから私は投票します/大事な参議院選挙、大切な一票に託す思い
市民と野党の共闘による躍進こそ、平和を広げ、いのちとくらしを守る確かな力!(岩手自治労連・新沼 優)
 市民や労働者の声を国政に反映するためには、市民運動と労働組合の連携が重要。アベノミクスの迷走がもたらした、格差と分断を終わらせるため、市民と野党の共闘による躍進が必要。全国一律最低賃金1500円、長時間労働の縮減など、選挙は私たちが安心して暮らし働くためのたたかいだ。


憲法9条を守りたい!! 公務公共サービスの拡充を!(岩手県国公共闘・岩崎 保)
 先の大戦で国公労働者は国民を戦争に駆り出す役割を担いました。このことを繰り返さないために、憲法9条を守りたい。また、国民に良質な公務・公共サービスを提供するためには、公務員削減計画を見直すとともに、政権の言いなりとなる公務員を作り出す仕組みである「内閣人事局」を廃止しなくてはなりません。そのためには政治を変えなくてはならない。だから私は投票します!

地域医療を切り捨てないで!(岩手県医療局労組・森 優子)
 
今、地域医療は「公立病院経営強化プラン」によって崩壊しています。沿岸地域には開業医も県立病院も診療科が少なく、市外への通院を余儀なくされています。また、産婦人科・小児科が縮小され、子育て世代が住み着くにも困難です。自治体は定住プランを進めたくても、医療が整ってないところには呼べません。公立病院の役目を果たして欲しい。税金を投入しているからこそ、守れる「いのち」もあります!「いのち」を守ることに税金を使えるよう議論して欲しいです。そのような政治を望みます。

安心・安全な看護をしたい!!(岩手医大教職組・柴田 勇樹)
 今の看護の現場は人員不足により、1人当たりの業務量が多く、休憩も十分に取れず定時でなんて終わらない状況です。業務をこなしているだけの状況で、本来の看護の仕事ができていません。また、休日も疲労で何もできず、家族との時間を楽しむどころか、ライフワークバランスさえも十分に取れていません。こんな状況では、安心、安全な看護を提供できません。看護師の労働環境を改善させるためにも社会保障の拡充が必要です。

子どもたちに明るい未来を残したい!(岩手県社会福祉労組・柴田亜希子)
 自分達の未来は、選挙に参加することで変えられるんだと、子どもたちに伝えたい。大人がその背中で、「自分達で世の中を作るんだ」という事を教えなきゃいけないと思う。子どもたちのために、今私達にしか出来ない事をしたい。だから私は投票に行きます。

3面
学費下げて・最賃あげよう/青年がパレード!
 6月17日、「学費下げて・最賃上げよう」いわて青年アクションは、盛岡市大通でパレードを行い、高すぎる学費と低すぎる最賃の改善を訴えました。「学費高すぎ!」「最賃あげて!」「選挙で変えよう」などと書かれたプラカードでもアピールしました。
 亀が池前でプレ宣伝を行い、パレード後はクロステラス前で大宣伝も行いました。パレードでは参加者が自分の思いをスピーチしました。大宣伝でも「20年間奨学金の返済することになっている。安定した職につけるか不安」(大学一年生)「最低賃金で働いている。地域間で格差があるのはおかしい。国がその問題を改善すべきだ」(20代・非正規雇用)など切実な思いが訴えられました。
 いわて青年アクションは、民青同盟岩手県委員会や青年ユニオンが学生食料支援に取り組む中で、対話やアンケートから「高すぎる学費と低すぎる最賃の改善が課題」と考えて結成し、学習や宣伝を繰り返してきました。
 6月10日には記者会見も行ってアンケート結果を公表してパレードの取り組みを告知しました。ミニ宣伝も2回行って、シールアンケートにも取り組んできました。これからも学費と最賃の運動を進めていきます。

全国一律最賃制を/最賃ロングラン宣伝
 
いわて労連といわてパート・臨時労組連絡会は6月16日に最賃ロングラン宣伝を盛岡市大通りで行いました。今年の岩手地方最賃の引き上げを求める署名と、シール投票を市民に呼びかけました。
 6月24日には全労連の呼びかける最賃中央行動が取り組まれ、岩手からも代表が参加しました。厚労省要請に参加して、地域間格差の是正、全国一律最低賃金制度の確立を求めて要請しました。
 6月28日に厚生労働大臣の諮問が行われ、中央最低賃金審議会の審議が本格的にはじまっています。7月末頃に中央目安が示され、岩手でも金額審議が大詰めを迎えます。大幅な引き上げが望まれます。

学習会を開催/いの健県センター代表者会議
 6月4日、働くもののいのちと健康を守る岩手県センターの代表者会議と学習会が開催されました。学習会では田村修さん(北海道勤医協精神科長)が「コロナ禍をしなやかに生き抜くために」と題して講演しました。代表者会議では職場課題が交流され、今後の活動方針が確認されました。

改憲NO! 岩手の会がスタンディングと夕方デモ
 
9条改憲NO!市民アクション岩手の会は、6月14日に盛岡市内3ヶ所でスタンディング宣伝を行いました。憲法共同センターは野村證券前で行いました。
 6月17日には「19日行動夕方デモ」を行い、100人を超える参加でした。出発前にミニ集会を行い、横沢高徳参議院議員もかけつけて挨拶しました。改憲阻止の運動を強めていきましょう。

はたらくみんなの助けあい/全労連共済 岩手県支部
これからの台風シーズンに備えて、火災共済に加入しよう
台風や豪雨の季節になりました。毎年、大規模な自然災害が全国各地で発生しています。火災共済は、火災による被害への給付だけでなく、暴風や、浸水、落雷などの被害も保障されます。被害が出る前に火災共済に加入しておき、備えておくことをおすすめします。

入っててよかった!/迅速で充実した対応に感謝
 近隣で落雷被害があり、自宅2階のエアコンと1階の電話の電源が入らなくなりました。火災共済に入っていたことを思い出し、すぐに組合に連絡をし、全労連共済に給付申請したところ、申請から1ヵ月で給付金が振り込まれました。私は、それまで加入していた火災保険を解約し、全労連共済の火災共済へ加入しました。同じ給付内容でも掛金はだいぶ安くなりました。そして、今回の落雷被害での迅速な対応に改めて入っていてよかったと思っています。(建交労九州支部長崎分会K・Yさん)

 ◆お見積もりは簡単!
 居住面積・人数、木造か鉄筋かをお知らせください。すぐにお見積もりできます。助け合いの共済なので、掛金は他の保険会社と比べて、驚くほどお手頃です。この機会にお問い合わせを!

電 話:019(625)9191 FAX:019(654)5092
メール:roren@iwateroren.org

NEWS フラッシュ
●第14回コロナ災害を乗り越える何でも相談会
 
6月11日、第14回コロナ災害を乗り越える何でも相談会が行われました。岩手県内では3件の相談が寄せられました。
●地域総研2022年度総会
 
6月5日、地域総研2022年度総会が開催されました。
●県医労第78回定期大会
 6月18日、岩手県医労第78回定期大会が開催されました。
●岩手自治労連第120回中央委員会
 6月18日、岩手自治労連第120回中央委員会が開催されました。
●東北労金通常総代会
 6月23日、東北労働金庫通常総代会が開催されました。

主張
最低賃金の大幅引き上げ/全国一律制度の確立を
 物価高騰が続く中で、最低賃金の審議が本格的にはじまっています。大幅な引き上げと地域間格差の解消、全国一律最低賃金制度確立に向けて声をあげるときです。日本は20年以上にわたって「賃金の上がらない国」になっています。OECD諸国の中でも日本だけが賃金が上がらないままになっています。コロナ禍やウクライナ危機の影響もあって世界的に物価高騰が続いています。そうした中で、諸外国では最低賃金の引き上げを図ってきました。
 6月27日に岩手弁護士会は「最低賃金の引き上げと全国一律最低賃金制度の実施を求める会長声明」を発表しました。日本の最低賃金の低さと諸外国の最賃引き上げの実態を紹介して「2022年において大幅な引き上げが必要」としています。また、地域間格差の問題を指摘し、「全国一律の最低賃金制度を実施すべき」と述べています。中小企業支援についても支援策の強化を求めています。
 これは私たちがこの間主張してきた内容とほぼ一致するものであり、励まされています。岩手県議会では2月定例会で、私たちの提出した請願と連合岩手の提出したものも含めて、最賃引き上げ・全国一律制度を含む格差是正を求める請願が全会一致で採択されています。最賃引き上げはまさに県民の声です。
 岩手では7月1日に諮問が行われ、8月5日の第4回最低賃金審議会で金額審議が行われる予定です。昨年の総選挙や今度の参議院選挙でも、各党が「最賃1500円」「全国一律最賃制度」などを公約に掲げています。職場・地域でも世論をさらに高めて最賃大幅引き上げ・全国一律制度実現へ向けて声をあげていきましょう。


4面
〜季節の一汁一菜で〜ナナコのゆるりお膳ごはん 第4回
 
こんにちは、ナナコです。いやぁ、暑い! 暑いですねー!!
 野菜も高騰、光熱費も高騰、私たちの家計も火の車です。これは政治から変えていかなくては…と、せっせと参院選に精を出しております。
 それでも毎日のことを重ねていくのが人間の暮らしというもの。
 今回は暑さで食欲を落としがちな私たちの、消化力を高めてくれる救世主「生姜」に助けてもらいましょう♪
 涼味を感じるちいさなお膳、是非お試しくださいませ。
*新生姜の豚肉巻き(2人前)*
〈材料〉…新生姜(生)適量・豚ロースしゃぶしゃぶ用6枚・塩胡椒 少々・焼肉のタレ少々
〈手順〉…@新生姜を8ミリくらいの拍子木切りにする。軽く塩胡椒した豚ロースでクルクルと巻く。Aコーティング加工されたフライパンに@を閉じ目を下にして置いて、蓋をして蒸し焼きにする。B途中で裏返して焼き目をつけ、蓋をとって焼肉のタレ少々を加え、水分を飛ばしながら絡める。
*茄子としめじのレンチン漬け*
〈材料〉…茄子1本・しめじ1袋・白だし 大さじ3・水300t・ごま油 大さじ1
〈手順〉…@茄子は縞目に皮をむいて、縦半分に切る。約2センチ厚さの斜め切りにして、耐熱容器に入れる。しめじは石づきを取ってバラし、同じく耐熱容器へ。Aふんわりラップをしたら、600wで5分レンジにかける。茄子に火が通ったかチェックして、まだだったら1分ずつ追加する。B火が通ったら、白だし、水、ごま油を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
*生姜ごはん*
〈材料〉…炊きたてご飯1合・新生姜 適量・白ごま 少々
〈手順〉…@新生姜をごく細くスライスして、千切りにする。(針生姜を作る)A炊きたてのご飯と混ぜ、器に盛ったら胡麻を捻って仕上げる。
*トマトと卵の酸辣湯風スープ*
〈材料〉…トマト1個・新生姜 少々・卵1個・なんでも酢(またはすし酢)大さじ1・鶏がらスープの素(顆粒)大さじ1・水300t・ねぎ少々
〈手順〉…@小鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、火にかける。トマトをざく切りにして加える。A卵を溶いて@に加え、ふんわりと固めたら、なんでも酢を加える。仕上げにねぎを散らして仕上げる。
※なるべく火を使う時間は短くして、エコかつ涼しく作るゆるりお膳ごはん。レンチン漬けは多めに作って常備菜に最適です。冷たく冷えたお菜があると、食事の準備も少し楽ですよね(^^)
今日も元気に旬をいただいて、行ってらっしゃい♪
*レシピ提供…橋ナナコ(料理人・ヨガインストラクター・シンガーソングライター)

各党の政策比較

   川  柳

忠誠の証し戦費の11兆円                         巷多朗

御家芸ハトを隠してタカを出す                 瀬川重哉

軍事費に命、人生削られる                        野の一枝

黒田さんあなたの許容度金利以下         凡  夫

年金者組合盛岡支部