機関紙「いわて労連 2022年月1号      

●議長あいさつ/平和憲法改悪阻止、命と暮らしを守るためにたたかおう●22春闘で要求の前進を!/「労働者の切実な要求を掲げ、春闘を闘い抜く」県医労書記長・和田誠/「勝ちとったボーナス引き下げ阻止の成果を組合加入につなげていく」医大教職組書記長・藤原雄人/「大幅増員・賃上げと、組織拡大を!」高橋伸広・岩手県社会福祉労働組合書記長/「働きがいと展望の持てる職場を」高橋基・いわて生協労働組合執行委員長/「地域に根差した農協の役割発揮を!」櫻田真一・岩手県農協労組執行委員長/「『自己責任』から協同と連帯の輪を広げて!」青年ユニオン村山哲文・民青同盟岩手県委員会委員長●被災者が主人公の運動を〜復興県民会議第11回総会●日米共同訓練は、中止を、オスプレイ飛行するな●いわて労連女性部が定期大会●消費税は今すぐ5%に●学費下げて・最賃上げよう!いわて青年ユニオン●NEWSフラッシュ●川柳●「うちでつくろうナナコ飯!」(41)


1面


平和憲法改悪阻止、命と暮らしを守るためにたたかおう
岩手県労働組合連合会議長 金 野 耕 治

組合員の皆さん、新年おめでとうございます。年末年始期間中も住民の命と健康を守り日常生活を支えるためにご尽力いただいた全ての皆さんに深く感謝申し上げます。

首相の顔は変わったが政治の中身は相変わらず
 
昨年秋、自民党は菅義偉氏から岸田文雄氏に看板をかけ直し、装いを新たにして政権を維持しました。
 岸田氏は、「新自由主義からの転換、新しい資本主義」を掲げ、コロナ対策の給付金や看護師・介護士・保育士の賃上げなど国民受けする政策と自らの政治姿勢を「国民の声を聞く内閣」として期待感を持たせ総選挙を乗り切りました。
 しかし、選挙後、臨時国会が始まると、富裕層への金融課税強化方針は立ち消え、消費税減税は拒否し、75歳以上の高齢者の医療費2割負担も地域医療構想による公立・公的病院の急性期病床20万床削減も見直す姿勢はありません。「森友・加計・桜を見る会」など政治の私物化や日本学術会議の任命拒否も、終わったこととして強権・腐敗政治を容認しています。

憲法を変えて戦争のボタンを押すつもりか
 岸田首相は、歴代首相の中で初めて「敵基地攻撃能力の検討」に言及し、補正予算では7千7百億円の軍事費を計上し当初予算とあわせて6兆円を超える大軍拡を進めています。国会での改憲論議を呼びかけ、自民党の改憲4項目を中心に進めると表明しました。完成の見通しも立たない沖縄県名護市辺野古沖での米軍新基地建設もごり押しし、米軍への思いやり予算を「同盟強靱化予算」と言い換えアメリカ言いなりの軍事強化を進めています。中国を念頭に置いた日米共同訓練や南西諸島へのミサイル配備など「台湾有事は日本有事」と安倍元首相がけしかけ軍事的緊張が強まっています。

国民のいのちと暮らしを守る道を労働組合が示そう
 私たちの先輩は、「二度と赤紙を配らない」、「白衣を再び戦場の血で汚さない」「教え子を再び戦場に送らない」と誓って戦後の労働運動をたかってきました。いま、暗黒の歴史が繰り返されようとしています。今一度、原点に立ち返り、戦争をしない、させない、協力しない、誰の命も大切にする平和の取り組みを大胆に強めましょう。自衛隊員を戦場に送ってはいけません。人殺しの訓練をさせてはいけません。自衛隊員は、日本国内で自然災害等が発生した時に救援活動を行う災害救助隊として活躍して頂くべきです。

今春闘から7月の参院選めざして一貫して要求と行動を
 核兵器禁止条約の批准、ミサイルや戦闘機の予算を削って医療や介護、福祉、保育、教育、年金に回せ。大学での軍事研究中止せよ、軍需産業を糾弾、全ての生活困窮者を対象にコロナ対策を、医療・公衆衛生体制の強化拡充、労働者の使い捨て禁止、大幅賃上げ、全国一律最低賃金制と時給千五百円に、地域循環型経済で景気回復、憲法に基づいた公平・公正な政治、原発即時廃止と再生可能エネルギー拡充、気候危機対策強化、ジェンダー平等の徹底、格差と貧困の根絶、大企業・富裕層の不公平税制是正、政治腐敗と政治の私物化根絶、災害対策と防災体制の強化。市民と野党の共闘で職場と地域から大いにたたかいましょう。


2面
新春特集
22春闘で要求の前進を!
22春闘は「実現しよう大幅賃上げ・底上げ!なくそう格差! 憲法を守りいかし、誰もが希望をもてる公正な社会を!〜労働組合でつくろう〜」をスローガンに奮闘します。各組織の重点課題をききました。

労働者の切実な要求を掲げ、春闘を闘い抜く
県医労書記長 和 田   誠
 県医労では、冬のボーナスは「0・15ヶ月」カットでした。「他県や民間の動向、県人事委員会を尊重」を理由にし、コロナ禍で必死に頑張っている職員に背を向ける酷いものでした。「賃金を上げて欲しいです。ボーナス下げないで!生活出来ません!」「年々賃金が下がっています。モチベーションが下がります」「コロナで制限がある中仕事をしてきて、旅行にも行けずストレスの溜まる生活だった。金銭面での補償や給料のアップを求めます」等、医療局長宛てイエローカードに寄せられた切実な声を背景に団体交渉に臨みましたが、1時間程度の1度きりの団交で幕引きされたようなものです。私たちの切実な要求は、人員増と賃金引き上げです。22春闘では、諸手当の新設・改善はじめ引き下げられたボーナス相当の特別支給を求め、要求前進を勝ちとりたいと考えています。
 「0・15月カット」は、月額30万円であれば、マイナス4万5千円。この間、政府方針としての「コロナ対応看護師の処遇改善」が報道されてきました。「月額4、000円を2月から9月まで」とも言われていますが、それだと3万2千円にしかならず、ボーナスカットの穴埋めにはなりません。また、なぜ看護師だけなのか、なぜ4、000円程度なのか、なぜ期間限定なのか、問題だらけです。2022年4月からの診療報酬改定は、コロナ禍の克服のために抜本的な改善が求められているにも関わらず、安倍政権下で強められた医療費抑制政策が岸田政権でも継続されています。今取り組んでいる新「いのち署名」の意義は大きく、組織拡大とあわせ奮闘する決意です。

勝ちとったボーナス引き下げ阻止の成果を組合加入につなげていく
医大教職組書記長 藤 原 雄 人
 岩手医大は、労働協約で県給与準用となっています。県人事委員会の冬のボーナスの引き下げ勧告を受け、大学は「人勧どおりの引き下げは理事会の理解が得られている」と回答しました。
 しかし、コロナ従事者はもちろん全職員が医療や教育を守るために奮闘している中で、「ボーナスを下げるな」は当然の要求であり世間の支持があると考えました。
 組合のスケールを資源として、ストライキ実施通告や準備、要請署名、地域での宣伝、玄関前新聞配布、7回の役員研修会での職場への徹底、36協定改廃を申し出て交渉のカードとするなどの具体的な戦術を使ってボーナス引き下げ阻止をゴールとする戦略をたてました。
 全職員の思いを背景に交渉するために教員にも申し入れ8年ぶりに全学規模での要請署名に取り組みました。盛岡労連や医労連などが医療従事者の処遇改善を求める宣伝を矢幅駅前で行い団体交渉でも活用できました。
 大学へストライキ通告を行い、職場でストライキ準備を突入直前まで着々と進め、大学へ回避にむけた決断を迫る中で、「引き下げはしない」という回答を引き出しました。
 「やった〜」って感じ、みんな「スゲー」って。組合への信頼や組合員としての自信にもなっていると思います。この成果を訴えて未加入者へ加入を働きかけて、22春闘での要求実現、来春の新採用者の加入へとつなげていきます。

大幅増員・賃上げと、組織拡大を!
岩手福祉労組・書記長 高 橋 伸 広
 コロナ禍を通して、私たち福祉労働者は社会に必要不可欠なエッセンシャルワーカーとして注目されましたが、コロナ以前から低賃金・長時間労働という労働環境は改善されておらず、放置されたままになっています。
 岸田内閣となり、突然私たち介護、保育などのケア労働者に月額9000円の賃上げを表明しましたが、全産業平均との格差解消にはまだまだです。しかし、賃上げを重要課題と取り上げられたのは、長年福祉労働者の処遇改善を社会に向けて声をあげてきたことの成果だとも捉えています。社会が私たちの置かれている労働環境に目を向け始めた今こそ、その追い風にのって様々な運動を展開していきたいと考えています。
 そのために22春闘では、「大幅増員・賃金引き上げ」と、「組織強化・拡大」を大きな目標に掲げました。まず岩手福祉労組では、全ての分会で要求書提出を目指します。また、現在私たちは国会請願署名に取り組んでおり、私たちの要求を国会議員の皆さんにも理解して頂くため、年末に立憲民主党の2人の国会議員と懇談を実施しました。さらに、保育所等の最低基準と保育士の処遇改善を求めて、盛岡市へも要請書を提出しています。これらをもとに2月から3月にかけて、分会・岩手福祉労組・中央が一体となり、全国的な運動も展開する予定です。
 しかし一方で、「組織強化・拡大」は私たちの喫緊の課題です。岩手福祉労組は福祉や保育の現場で働く職員で組織しているという強みを、積極的に未組織職場へアプローチしていき、私たちの仲間を増やしながら、社会的な影響力を手に入れられるよう声をあげていきたいです。

働きがいと展望の持てる職場を
いわて生協労組・執行委員長 高 橋   基
 
新年あけましておめでとうございます。いわて生協労働組合の2022年春闘は、4つの基本姿勢を掲げて取り組みます。1つは「労組員の声を大きな力に働きやすい職場の実現」をめざします。いわて生協の経営状況は昨年より改善しています。これは職員の残業削減と経費削減の取り組みと事業に対する不断の努力によるものであり、この成果を春闘に活かさなければなりません。ベースアップにこだわり、賃金・基本時給の引き上げ、均等待遇の前進を目指します。2つ目は「職員が働きがいと展望」が持てる職場風土をめざします。アンケートでは現在の仕事や生協運動に対して「展望がある」と回答した職員は26%で「展望がない」が38%となっています。賃金の引き上げとともに、日常の仕事が働きがいに結びつくよう求めていきます。3つ目は、全国一律最低賃金制度の実現をめざす運動を大きく展開します。岩手県の最低賃金は821円で全国では下から2番目、東北では最下位になっています。そして、いわて生協の基本時給は840円で最低賃金に張り付いた時給です。誰もが人間らしく暮らせる社会の実現のためにも最賃運動に大きく関わります。4つ目は、民主主義の回復と平和憲法・労働法制を守る運動を前進させます。そして、春闘共闘のなかまや国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を求める団体とともに、より良い政治と暮らしやすい社会の実現を目指します。

地域に根ざした農協の役割発揮を!
岩手県農協労組・執行委員長 櫻 田 真 一
 
毎年のように食料品などが値上がりし続けています。主に輸入原材料の値上がりが原因で、コロナ禍になりいっそう顕著に現れています。一方で国内の農産物価格は下落が続き、昨年の米価は生産コストを大きく下回りました。今年の耕作をやめようかという声も少なくありません。
 この5年で農業経営体の数は22%減少、県内では25%も減少しています。大規模化・工業化の農政のもと農地集約と言いながら、耕作面積も13%減少しています。政府はグローバルな市場競争により国内産業を強くするとして貿易自由化を拡大していますが、食料自給率は下がり続け37%にまで落ち込んでいます。国内での食料生産の基盤は弱まり、輸入もさまざまな要因で不安定さを増すなかで、日本は食料を安定供給できない国になりつつあります。
 こうした中で農協が果たさなければならない役割は大きいはずです。私たちの仲間は農家の営農と暮らしを支えるために日々奮闘していますが、農協組織としては今の農政の推進役になり、自らは合理化・組織再編を進めています。
 農協労組は、長時間労働の解消、賃金のベースアップ、人員増など働く環境の改善を求めてしっかり声を上げていくとともに、地域に根ざした農協の役割発揮を求めていきます。そのためにも「食料自給率の向上を求める署名」を地域に広げる運動を柱に据えていきたいと思います。

「自己責任」から共同と連帯の輪を広げて!
青年ユニオン〔民青同盟岩手県委員会委員長〕村 山 哲 文
 
青年ユニオンでは、民青同盟岩手県委員会が主催する学生向け食料支援活動「ほっとまんぷくプロジェクト岩手」に一緒に取り組み、「バイトがなくなり大変」「食費を削っている」「奨学金の返済が不安」など、学生の深刻な実態をつかんできました。そして、その根本には高学費や低賃金の問題があると分析し、まず当事者意識やともに学び声を上げる仲間を増やそうと「学費下げて、最賃上げよう〜いわて青年アクション〜」を12月に行いました。
 食料支援の場でチラシを配布するなど、学生や同盟員、組合員などに幅広く声をかけ、学費・奨学金についての学習会(12/7)、最賃についての学習会(12/16)にはいずれも17人が参加しました。メインアクションである「FirstStep アクション」(12/19)には学生、学生の子を持つ親、育児中の方、障がい者の方、事業者の方など15人が参加し、それぞれの実態や「学費下げて、最賃上げよう」についての思いをスピーチしました。
 このアクションを通じて、食料支援でつながった学生や親、教員など幅広い共同をつくることができ、ともに学び声を上げる「同志」の輪を広げることができました。
 国民に自己責任や競争、分断を押し付ける新自由主義的な政治とたたかうには、お互いを孤立させず、「つながる」こと、共同と連帯の輪を広げていくことが何より必要です。
 このアクションを力にさらに仲間の輪を広げ、変化を起こす取り組みを進めていく決意です。


3面
被災者が主人公の運動を/復興県民会議第11回総会
 
12月12日、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議の第11回総会・学習会が盛岡市総合福祉センターで開催されました。
 学習講演では「東日本大震災被災自治体の地方税収格差とポスト復興財政の課題」と題して纉c但馬・岩手県立大学教授がお話しました。ハード面での復興が大規模にすすめられ、将来的に更新・修繕の時期が集中的して財政を圧迫します。地方財政運営を計画的にすすめるために、将来世代も含めて街づくりビジョンを徹底的に話し合うことが重要と強調されました。参加者からの討論も活発に行われました。
 総会では新年度方針と役員体制も確認されました。代表世話人を退任した前川慧一さんは「被災者が主人公の復興を」と話しました。

日米共同訓練は中止を、オスプレイ飛行するな
 
12月4日から17日にかけて、日米共同訓練が行われました。墜落事故を何度も起こしている危険な「オスプレイ」が訓練に参加して県内を何度も飛来しました。
 12月9日、憲法改悪反対岩手県共同センターと岩手県革新懇、岩手県平和委員会は、県に対して日米共同訓練とオスプレイの飛行中止を求める要請を行いました。12月15日には県庁前で宣伝を行いました。緊急の呼びかけにもかかわらず多くの皆さんが参加して「オスプレイ来るな」と各界からスピーチしました。
 12月4日には第4回岩手県平和大会が盛岡市のふれあいランドで開催されました。日本平和委員会の千坂事務局長の講演や、各地の運動の報告が行われました。 12月17日には改憲ストップ・盛岡昼デモが行われました。
 2月20日には「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」の学習集会「憲法を変えて『戦争のボタン』を押しますか」〜「自民党憲法改正草案」の問題点〜(講師:清水雅彦・日本体育大学教授・憲法学専門・九条の会世話人)が教育会館で開催されます。

いわて労連女性部が定期大会
 
12月11日、いわて労連女性部は第33回定期大会を盛岡市・サンビル会議室で開催しました。いわて労連の金野耕治議長と鈴木まき子県母連会長、吉田恭子・日本共産党県委員会副委員長が来賓あいさつしました。
 
討論では自治労連、医労連、福祉労組、年金者組合、県国公女性協が発言し、コロナ禍でも工夫した取り組みで組合員をつないで努力した取り組みなどが語られました。新年度方針と新役員体制を確認して総会は終了しました。
 太平洋戦争開戦の12月8日には県母親大会連絡会とピースアクションいわての合同で盛岡市大通で「赤紙配布」宣伝が行われました。
新女性部長 田村 真理恵(自治労連)

学費下げて・最賃上げよう!/いわて青年ユニオン
 
いわて青年ユニオンは「学費下げて・最賃上げよう〜いわて青年アクション」に取り組んでいます。12月7日に「学費」、16日には「最賃」をテーマに学習会を開催しました。 
 19日にはクロステラス前で「FirstStepアクション」を行いました。参加した現役大学生は「子ども食堂で出会った子に『何クラブに入るの?』と聞くと『お母さんが仕事で夜遅いので料理クラブに入ってお母さんを助けたい』と答えた。すべての問題はつながっていると思い、この企画に参加している」とスピーチしました。
 青年ユニオンは年明けから次のステップに進んでいきます。

消費税は今すぐ5%に
 
消費税は1988年12月24日に強行採決されました。それから33年となる12月24日、消費税廃止岩手県各界連絡会は街頭宣伝を盛岡市大通で行いました。スピーチでは岩商連、生健会、いわて労連など各界から訴えました。
 コロナ禍の中で、63の国や地域が消費税減税に踏み出しています。消費税は「廃止・今すぐ減税」の声を広げましょう。

川  柳
「プライバシー保護」と印した隠れ蓑    瀬川重哉


円で上げ銭で下げるかガソリンは     巷多朗


落ちてなほ税をむさぼり総スカン     野の一枝


秘書さんは雇調金が政活費         凡  夫


年金者組合盛岡支部   

NEWSフラッシュ
●北上労連定期大会
 
12月2日、北上労連定期大会が開催され、新年度方針と体制を確立しました。

●岩手県建設組合第60回定期大会
 
12月8日、岩手県建設組合第60回定期大会が開催され、新年度方針と体制を確立しました。

●全労連東北ブロック総会
 
12月22日、全労連東北地方協議会(東北ブロック)の総会が仙台市内で開催されました。金野議長は東北ブロック副議長、中村事務局長は東北ブロック事務局次長に再任されました。翌23日には東北労働金庫との定期協議会も行われました。


4面
うちでつくろうナナコ飯! 第41回
 
皆さんこんにちは!今年は明るいニュースでいっぱいの年にして行きましょうね どうぞよろしくお願い致します
 今回は、小正月にぴったりのメニュー3品!何がピッタリかって、「簡単でそこそこ映える」ってとこですよ!笑 お正月は支度に忙しかった女性たちが、ホッと迎える小正月       は女正月とも言われるそうですが、もう世は2022年ですよ!家事も育児も女だけのものでいいのかー!! という事で、いつも台所に立っている方は、手軽で楽ちんだし、いつもは食べる側の方もこれなら出来る!さあこの機関紙を持って、スーパーにgoです
*お豆とツナの炊き込みごはん*
〈材料〉…ミックスビーンズ缶1個・ツナ缶(ツナとコーンのミックス缶がおススメ!)1個・お米2合・めんつゆ大さじ3・水適量
〈作り方〉
@お米を研いで軽く水を切り、ミックスビーンズ缶、ツナ缶、めんつゆを加え、2合の水加減にし、さっと混ぜる。
A20分ほど置いてから普通に炊飯し、炊き上がったら切るように混ぜ、 盛り付ける。

*レンチン茶碗蒸し*
(3個分)
〈材料〉…卵2個・白だし大さじ1、またはめんつゆ大さじ2・水適量(あとで詳しく)・花麩・小ねぎや三つ葉、セリなど
〈作り方〉
@計量カップの中に卵を割り入れ、白だしまたはめんつゆを加え、今の目盛りの3倍の水を加えたら、ボウルに移し替える。
A菜箸の先をボウルの底に押し当てるように混ぜる。泡だてないのがコツ!
Bざるか茶こしで漉しながら器に注ぎ、スプーンで泡をすくって捨て、戻した花麩とネギなどを散らす。
Cレンジに入れたらフワッと上からラップをかけ、600Wで2分加熱する。レンジに張り付いてよーく見ていてくださいね一部だけ膨れてきたら、置く場所を変えてあげます。10秒ずつ追加して加熱して行きます。ちょうどよくフルフルに固まったらOK!多少すが入ったり、膨れても気にしない
*簡単ぜんざい*(三人前)
〈材料〉…あずき缶1個・水100cc・切り餅3個・塩ひとつまみ・塩昆布
〈作り方〉
@切り餅を半分のサイズに切り、フライパンかトースターなどで焼く。
A耐熱容器にあずき缶の中身を出し、水100ccとひとつまみの塩を加え、軽くラップをしてレンジで1分30秒加熱する。もちろん小鍋等で温めてもOK!
B器にAを注いで焼けたお餅を乗せ、塩昆布を添える。
 いわば女性の「お疲れさま会」である小正月に、もっと疲れては本末転倒!ならば簡単にということで、今回のレシピとなっています
 男子厨房に立つのも良いのでは!!後片付けもチャチャっと済みますので、ぜひお試しくださいね!
*レシピ提供…橋ナナコ
 ◆オンラインショップ
https://hanananako.thebase.in/