機関紙「いわて労連 2021年月3号      

●21春闘地域総行動/賃上げで地域経済の好循環を/(サブ)くらしと雇用を守れ●雇用を守ることが社会的使命●「学生バイトのシフト減らさせるな!労働組合がんばれ!」コロナ災害を乗り越える電話相談会●大熊座●ローカルビッグアクション/国民のいのち守れ!全戸配布行動●地域でも配布行動●VOICEに寄せられた声●#いのちまもる・メッセージ●精神的自由・学問の自由守れ!〜建国記念の日を考える県民のつどい●菅政権は退陣を!19日行動昼デモなど●日本政府は核兵器禁止条約の署名・批准を!県原水協が総会●医療費負担増許すな〜県議会請願提出●全労連共済岩手県支部●告知●NEWSフラッシュ●主張●川柳●「うちでつくろうナナコ飯!」(31)

1面

21春闘地域総行動/賃上げで地域経済の好循環をくらしと雇用を守れ
 
2月は21春闘地域総行動月間です。地域労連を中心に要請行動や街頭宣伝等が行われました。いわて労連と盛岡労連は2月24日を中心に、21春闘地域総行動日として宣伝や要請行動に取り組みました。夕方には盛岡地域春闘共闘の春闘学習会が行われ、民青同盟の村山県委員長が講演しました。

 24日の労働局要請では「最低賃金の抜本改善及び雇用改善についての要請」を行いました。最賃の引き上げ・格差の改善、雇用の確保、そしてコロナ対策の強化等を訴えました。盛岡市にも要請を行いました。福祉労組の参加者は切実な保育現場の実態と増員を訴えました。
 16日には岩手県に要請を行いました。医療体制の拡充や、ワクチン接種の準備、民間病院への支援強化などを強調しました。
 24日夕方の盛岡地域春闘共闘の春闘学習会では、村山哲文・民青同盟岩手県委員会委員長が「青年の生活実態と生きづらさについて〜新自由主義と自己責任論のなかで〜」と題して講演しました。青年たちの「貧困と多忙化」や「自己責任論」に覆われた困難性とともに、社会を変える当事者として立ち上がる前向きの変化も学び、共有しました。盛岡地域の春闘行動の意思統一も行いました。

雇用を守ることが社会的使命
 
経営者団体とも要請・懇談を行いました。コロナ禍で雇用を守ること、同一労働同一賃金に向けた準備等が語られました。
 「7割以上がコロナ影響受けている。融資でいったん年末は越えたが、お盆まで持つだろうか、という会員も」(県商工会連合会)、「社会的使命として雇用を守る」「ワクチンを早く打つことが最大の経済対策」(県経営者協会)、「感染症対策助成など中央会が窓口になった」「リアル店舗でどう生き残るか模索が続いている」(県中小企業団体中央会)。県商工会議所連合会では「盛岡はコロナ対策の窓口をほとんど商工会議所が担った」「同一労働同一賃金は独自パンフレットで周知している」とし、最後に、「(ヒバクシャ署名は)正・副会頭を筆頭に署名。核兵器禁止は唯一の戦争被爆国の使命だ。戦争自体が否定されるべきもの」と強調しました。

学生バイトのシフト減らさせるな!労働組合がんばれ!
コロナ災害を乗り越える電話相談会
 2月20日、第6回目の「コロナ禍を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会」が行われ、いわて労連会場には岩手から3件、北海道から39件の電話が寄せられました。「難病で足が動かず1人暮らし。夜中に発熱した場合どうすればいいか不安」(女性・70代)「コロナで勤務時間減少し、雇用保険を除外すると言われた」(女性・60代)「全国チェーンの店が学生バイトのシフトを減らすようなことは止めさせるよう国会議員や労働組合にがんばってほしい」(北海道・男性)、その他切実な生活相談が多く寄せられました。支援制度の継続・拡充が求められます。

大熊座
 
3月になりました。東日本大震災津波から丸10年です。先月13日の福島県沖地震が大震災の余震であったとの報道に、自然の威力に畏怖の念を感じました。同時に、私たちへの「忘却の戒め」だったかも知れません。今年の冬は、コロナ禍に加えて大雪等で難儀しました。いよいよ、ワクチン接種も始まり気候も良くなってコロナが本格的に収束するよう気を引き締めたいと思います▼会議や集会も、オンライン形式が普及しつつあり、東京に行かずとも会議に参加し、物事が決められ、取り組みが進みますが、どこかしら置いて行かれたような気持ちになるのは私だけ?▼ところで、菅総理の下で、総務省、農林省の接待事件が明るみに。この官僚らは自分がエリートで特権階級だから業者から接待を受けるのは当然だとでも思っているのでしょうか。「国民のために働く内閣」の看板が剥がれかけています。しかも、調査は本人の言い分だけを鵜呑みにして、大甘な処分で幕を引く。彼らには、国民の信頼を裏切っているという自責の念はみじんも感じられません。政権への忖度や出世ばかりに全集中せず、少しでも国民に疑念を持たれる誘いには「断る勇気」こそ必要です▼いわて労連・地域労連が今春闘で取り組んでいるボイス「あなたの声を聞かせて下さい」には、コロナで失業し、家賃も滞納、今日、明日の食費にも困っている、など悲痛な叫びが寄せられています。県や労働局、経営者団体への要請でこの県民の声を届けて来ました。今こそ、生活苦からの脱却、賃金底上げと雇用の確保、社会保障の拡充を求めて行動しようではありませんか。(こ)


2面
ローカルビッグアクション/国民のいのち守れ! 全戸配布行動
 
全労連は21春闘「2・7ローカルビッグアクション」を呼びかけ、全国で取り組まれています。岩手では2月7日を中心に、「いのち署名」と「変えるリーフ」、「VOICE」のセットを返信封筒をつけて地域労連中心に配布する行動を提起しました。盛岡では2回に渡って配布行動を実施しました。

 2月7日と21日、ローカルビッグアクション盛岡行動が行われました。医労連、自治労連、いわて生協労組、農協労組、福祉労組、通信労組、ローカルユニオン、盛岡労連、いわて労連事務局等が結集しました。
 7日はあいにくの雨天でしたが28人が生協ベルフ青山店に集合して意思統一集会を開催しました。参加者は「#いのちまもる」のカードに「医療体制充実を!」などのメッセージを記入して、ツイッターでアピールしました。その後、全戸配布チームは班ごとに打ち合わせして、盛岡市内の市営・県営住宅を中止に配布しました。店頭署名チームは2時間、セットを配りながら署名を訴えました。
 21日には第2回行動がおこなわれ、22人が参加しました。生協ベルフ仙北店に集合して意思統一し、全戸配布と店頭署名も行いました。
 2日間の取り組みで、4000セットの全戸配布、217筆の署名が集約されました。その後、「VOICE!」のメッセージが連日寄せられています。寄せられた声は県や労働局、経営者団体への要請で活用して、住民の生の声を届けています。

地域でも配布行動
 
各地域労連でも配布が行われています。各地域1000セットずつ普及をしているところです。
 釜石労連では各組織に分配して手分けして配布しています。両磐労連では新聞に折り込みました。北上労連では役員を中心に全戸配布を行っています。花巻労連では加盟組合で手分けをして全戸配布しています。
他の地域でも配布に向けて準備や相談がされているところです。
 「いのち署名」と合わせて「VOICE!」のメッセージが県内各地から連日寄せられて来ています。

VOICEに寄せられた声
 
○私は頼る人がいないので、救急車で何度か運ばれた事がありますが、処置をした後1人で歩けない状態でも必ず家に帰されます。自分では食事もままならないのにです。こんな理不尽な医療納得できません。まるで死ねといっているように思います。この不安をどうしたら分かってもらえるでしょうか?どうか助けてください。
(無職・盛岡)
 ○お気に入りのお店がこのご時世の影響で従来の営業時間よりも短縮され仕事帰りの楽しみが減ってとても気落ちしています。私もいつ収入源を失うか分かりません。うつ病のせいで自殺も具体的に考えてしまうほどです。(非正規雇用・工場作業員・盛岡)
 ○特別休業手当で6割支給されますが、6割って何万といつもの給料より下がってしまいます。子供がいる中、ひとり親やっていけません。どうにかして下さい。
(パート・盛岡)
 ○2年会っていない息子にはいつ会えるのか。日々90〜100歳の人達中心の職場で、神経はすり減りストレスを解消する場所もありません。いつまで、どこまで頑張れば良いのですか?
(非正規雇用・介護・盛岡)
 ○家賃が払えない。毎日の食事も買えない。歯科に通いたいが今は無理。子供が小さいのでこのままでは本当にどうしたらいいか困っています。(非正規雇用・盛岡)
 ○シフト減らされて、進学のために始めたアルバイトだったのに全く貯められない。このままだと夢が叶えられないかもしれない。母子家庭のため、母には頼らずにやりたかった(高校一年生)(アルバイト・飲食業・盛岡)
 ○特別定額給付金の再支給を求む。育児休業給付金の増額を求む(67%↓80%)
(正規雇用・花巻)
 ○飲食業界、観光地でGOTOで補助を出していますが、それ以外の職業もみんな困っていますので、みんなに生活が安定するように国の政策をやってもらいたいです。(自営業・北上)
 ○国民の代表である議員の不祥事を見聞きする度に、自分達の都合のいいように拡大解釈していて非常に残念。私利私欲ではなく、国民のために働いてほしい。一日も早くワクチンが接種できて安心できる日常がほしい。
(正規雇用・産廃業・釜石)
 ○後継者不足、高齢化、農産物の価格暴落など、環境保全、国土保全、食料保全、健康生きがい長寿にかかせない農業が危機に直面しています。結婚し、子供を産める雇用を本気に対応していかないと、国、地域が崩壊します。多数の議席にあぐらをかいている与党政府にはいきどおりを感じます。
(農業・両磐)
 ○私は70歳になります。夫が熱を出し、39度6分まで上がったのですが、いつものように診察してもらえないと思い病院に行かず家でなんとか治しました。PCR検査を無料でできるのであれば良いのですが。
(非正規雇用・新聞配達・両磐)

#いのちまもる・メッセージ

560枚配るぞ〜(医大教職組)
もうダメ、政権交代!(県医労)
医療・介護の現場を守れ!(いわて生協労組)
医療・介護の大幅増員を!(医労連)
医療をかろんじるな(盛岡労連)
国民みんなが生活出来る支援を!(いわて生協労組)
医療従事者を守れ!定期的なPCR検査を!(医労連)
医療従事者の大幅増員を!(医大教職組)
医療従事者増員!(県医労)
今必要なのは公助だ!(いわて生協労組)
菅首相はすぐやめろ!強権政治反対(盛岡労連)
菅政権さようなら!(いわて労連)
罰則よりも補償しろ!(医労連)
病院つぶしをやめろ〜(いわて労連)
国会で寝るな!国民のために働け!(福祉労組)


3面
精神的自由・学問の自由守れ!/建国記念の日を考える県民のつどい
 
2月11日、「建国記念の日を考える県民のつどい」が岩手県水産会館で行われ、55人が参加しました。宮本ともみ・岩手大学副学長・教授(日本学術会議連携会員)が「国民の視点から日本学術会議会員任命拒否問題を考える」と題してお話しました。
 参加者は「国家が国民の自由を侵してはならない、経済的自由の上に精神的自由がある、子どもにはすくすく育つ権利・成長権がある、人権保障は永久不可侵である、二度と戦争を繰り返してはならない、おかしなことには声を上げる、などなど。熱く語る宮本先生の訴えがとても心に響きました」など感想を寄せています。

菅政権は退陣を!/19日行動昼デモなど
 
総務省幹部が菅首相の長男から接待を受けていた問題が国会で連日追及され、真相の徹底究明を求めて多くの国民が怒りの声をあげています。
 2月19日には19日行動盛岡昼デモ(緊急署名岩手の会)が行われ、80人が参加しました。「菅政権から憲法守れ」とコールしました。2月27日には岩手の会主催の木村草太オンライン講演会が開催されました。
 2月3日、「ピースアクションいわて」(いわて労連女性部など女性5団体)によるレッドアクション・スタンディング宣伝が盛岡地裁前で行われ、「ジェンダー平等を」「改憲許すな」と訴えました。

日本政府は核兵器禁止条約の署名・批准を/県原水協が総会
 
2月23日、原水爆禁止岩手県協議会が総会を開催しました。「日本政府に核兵器禁止条約署名・批准求める署名を10月までに6万筆を」などの方針を確認しました。討論では各地域や団体の活動が報告され、全県の活動が交流されました。
 役員体制も確立し、事務局に吉田博さん(元盛岡医療生協職員)をむかえることが紹介されました。

医療費負担増許すな/県議会請願提出
 
2月25日、いわて労連、県社保協や医労連などが県議会2月定例会へ請願を提出しました。
 県社保協、いわて労連、年金者組合、県生健会、民医連は「75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める請願」を関根敏伸県議会議長に提出しました。斉藤信・日本共産党県議団長が同席しました。
 医労連は「いのち守る署名」の項目を中心にした医療制度拡充を求める請願を提出しました。
 請願は3月22・23日に行われる常任委員会で審議され、3月25日に行われる本会議で採決が行われます。

はたらくみんなの助けあい/全労連共済 岩手県支部
新型コロナウイルスに関する特別対応と給付具体例

一、陽性にもかかわらず、 医療機関に入院できなかっ た期間の扱い
 新型コロナウイルス陽性で入院が必要であったにもかかわらず、医療機関の都合で入院ができず、ホテルや自宅などで療養した場合は、医師が認めた期間を入院として扱います。
【事例】新型コロナ陽性だったが、医療機関の都合で入院できず医師の指示で14日間ホテルに宿泊。その後陰性になったため自宅に戻り、20日休業し自宅療養した。
〈契約@〉個人共済10口加入
(掛金月1、000円)
〈契約A〉緩和型共済10口加入
(掛金月3、000円)
〈給付@A〉
 ●14日×5、000円=70、000円(入院)
 ●20日×2、500円=50、000円(安静休業)
合計120、000円
二、陽性ではなかったが、感染疑いで医師などから自宅待機を指示され休業した場合
医療―家族などが陽性となったため、医師や保健所から自宅待機を指示され、仕事を連続7日間以上休業した場合は、自宅待機期間を安静加療期間と読み替えて安静休業として扱います。
慶弔A―医師や保健所から自宅待機を指示され、連続14日以上休業した場合、傷病見舞金として扱います。
※医療・慶弔ともに職場や自己判断での自宅待機は対象外です。
【事例】家族が陽性になり、組合員が医師から2週間の自宅待機を指示されました。その後の検査で感染していないことがわかったので、15日目に職場に復帰しました。
〈契約@〉個人医療10口(掛金月1、000円)
〈給付@〉
 ●14日間×2、500円=35、000円(安静休業)
〈契約A〉緩和医療10口(掛金月3、000円)
〈給付A〉
 ●14日間×2、500円=35、000円(安静休業)
 まだまだ収束の見通しがたたず、生活や健康に不安を感じる日々が続きます。組合員同士の助け合いの全労連共済を活用し、生活や健康を守っていきましょう。
 ■電 話 019(625)9191
 ■FAX 019(654)5092

NEWSフラッシュ
●岩手私教連第57回定期大会
 
2月20日、岩手私教連は第57回定期大会を県公会堂で開催しました。  
●盛岡建設労働組合第72回定期大会
 
2月21日、盛岡建設労働組合は第72回定期大会を盛岡市内で開催しました。
●3・11東北と全国の仲間でつなぐ全国交流集会
 
2月20日、自治労連はオンラインで被災地と全国の仲間をつなぐ交流集会を開催し、岩手自治労連の仲間なども参加して報告も行いました。


主張
21春闘山場、労働組合の元気にたたかう姿をみせていこう
 
東日本大震災津波から3月11日でちょうど10年をむかえます。進められてきた復興の道程をふりかえって課題や教訓を明らかにすることが重要です。2月13日の福島県沖地震は多くの皆さんに震災の記憶を呼び起こしたと思います。震災の教訓を風化させずに、未来につないでいきたいものです。東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議は4月25日に陸前高田市で「10年のつどい」を開催します。
 さて、21春闘山場の3月です。統一要求は「月額2万5千円以上、時間給150円以上の賃上げ」、「最低賃金時給1500円」です。そして「まともな生活」「安定した雇用・労働」「いのち守る・公共体制」「改憲阻止・平和」の4つのつくる行動を具体化していきましょう。
 全国統一回答指定日は3月10日。翌11日が全国統一行動日・東日本大震災10年、12日は重税反対統一行動日です。職場集会や地域宣伝など、各職場・地域で山場の取り組みを実施します。盛岡地域は、11日の8時から岩手銀行本店前で早朝宣伝を行います。職場・地域で配布する県春闘共闘チラシも作成しました。盛岡では11日の午後に東日本大震災津波追悼の「祈りの灯火2021」に参加していきます。コロナ禍で困難はありますが、山場の3日間で、できるだけ多くの組合員がなんらかの行動に参加できるように取り組みましょう。
 「最低賃金1500円」、「全国一律最低賃金制度確立」、「均等待遇実現」、「8時間働いて誰もが人間らしく暮らせる社会の実現」、「いのち守る医療・介護・福祉・公務・公共体制拡充」、「改憲発議NO!・戦争する国づくり反対」、「被災者生活再建支援制度拡充」、「原発ゼロ・核兵器禁止」など、職場・地域で声を上げていきましょう。
 コロナ禍の中で、労働組合が元気にたたかう姿を職場・地域で見せていきましょう。


告知

東日本大震災津波/10年のつどい記念シンポジウム

日時 4月25日(日)13時〜15時半
(予定)
会場 陸前高田市奇跡の一本松ホール
 ◆シンポジウム
出演
(行政)陸前高田市地域振興部長阿部 勝 氏
(産業)轄sc松原代表取締役社長熊谷正文 氏
(移住者)ロッツ株式会社「玉ノ湯」心理相談員
 宮本妃菜 さん
(被災者支援)陸前高田市社会福祉協議会
コーディネーター 井上博夫 先生
参加無料 どなたでも参加できます!
主 催 東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議/NPO法人・岩手地域総合研究所


4面


ひろば
   川  柳
GOTOでコロナも一緒に旅をする
                            巷多朗

専門家責任逃れの盾にされ
                            野の一枝

開催とコロナ封じの二兎を追う
                            瀬川重哉

4コース池江璃花子がよく似合い
                            拓  庵

ワクチンにマイナンバーのおまけ付き
                            凡  夫
年金者組合盛岡支部 


うちでつくろうナナコ飯! 第31回
 
皆さんこんにちは!岩手はまだまだ寒いと思いますが、東京はすっかり春めいてきて、風と共に花粉の洗礼を受けております!岩手ではこんなに酷くなかったので、やっぱり南なんだなあと実感しています。早いもので、もう三月。春先の野菜が出回り始めています。今日は香り良い春人参をたっぷり摂れるサラダのご紹介です。お雛祭りなどのパーティーメニューにもいいですよ!
*キャロットリボンとサバ缶の パスタサラダ*
 
○材料…新人参2本・サバ缶1缶・フリルレタス少々・スパゲティ80g・ハーブソルト適量・酢大さじ2・はちみつ大さじ1
〈仕上げ用〉…・塩・コショウ 適量
 ○作り方
@大きめのボウルの上で、人参をピーラーでリボン状に剥いていく。細くなってきたら危ないので、野菜スティックとしてもう一品に!
A@にサバ缶を汁や油ごと加え、その他の調味料を加えてよく和えておく。
B鍋に湯を沸かし、分量外の塩小さじ1〜2を加えて、スパゲティを表示時間通りに茹でる。半分に折ると丁度いいです!
C茹で上がったら、湯切りした麺をAのボウルに熱いまま加えて、よく和える。温かいままなので良く味がなじみます。
D塩やコショウで味を調え、お皿に盛れば出来上がり!
※冷やしても、出来立ても美味しいです!岩手の誇るあの「サヴァ缶」で作るとさらに絶品です!
 ハーブソルトはスーパー等でも手に入りますが、季節ごとにハーブの調合を変えて販売している、私のオリジナル商品も大変好評なので、よろしかったらご利用くださいね!
*レシピ提供…橋ナナコ
 ◆オンラインショップ
https://hanananako.thebase.in/