機関紙「いわて労連 2020年月8号      

●大震災の教訓を活かそう/東日本大震災9年の集いに150人●全国自治研プレ集会●大熊座●最賃引き上げでコロナ禍の打開を●中賃目安に負けず、地方審議会の自主性発揮を!●いわてローカルユニオンが定期大会●最賃上げよう!〜いわてパ臨連が総会●安倍政治許すな!「桜を見る会」追求を!●消費税は減税を!●ヒバクシャ署名岩手の会が学習講演会●核兵器禁止!オンライン世界大会視聴を●(告知)●全労連共済岩手県支部●主張●NEWSフラッシュ●「うちでつくろうナナコ飯!」(24)●川柳


1面

大震災の教訓を活かそう東日本大震災9年集いに150人

 
7月25日、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議は、「9年のつどい」を久慈市・「福祉の村」で開催し、150人が参加しました。今年の3月に開催を予定していましたが、コロナ感染防止のために延期をしていました。終了後、第10回総会も行いました。

 東日本大震災・津波から9年4ヶ月となりました。また2016年の台風10号災害、2019年の台風19号災害、その上で今年の九州豪雨や「コロナ災害」と災害が連続している中で、「9年のつどい」が開催されました。
 主催あいさつを加藤善正・代表世話人(元県生協連顧問)が行いました。
 野党統一の横澤たかのり参議院議員(国民民主党)が会場にかけつけ、来賓あいさつを行いました。達増拓也・岩手県知事、木戸口英司・野党統一参議院議員(国民民主党)、橋千鶴子・日本共産党衆議院議員などからメッセージが寄せられました。
 記念講演では、遠藤譲一・久慈市長が「東日本大震災及び台風災害からの復興とこれからの久慈市〜子どもたちに誇れる笑顔日本一のまち久慈〜」と題してお話しました。震災と2度の台風で大きな被害を受けた久慈市の復興に向けた取り組みを学びました。台風10号の時に事業者への国の支援制度がない中で、県と連携してグループ補助を実施し、その後、国の制度として確立したことなどが報告されました。 
 続いて、パネルディスカッションが行われました。
 パネリストは貫牛利一・久慈市観光物産協会専務理事、高谷淳子・久慈市災害ボランティアセンター本部長、熊谷好行・久慈民主商工会副会長、嵯峨政嘉・マルサ嵯峨商店代表取締役、コーディネーターは斉藤信・常任世話人(日本共産党県議団長)が務めました。事業者からはグループ補助金の返済がはじまり、さらなる支援の強化が訴えられました。
 つどいの後、復興県民会議の第10回総会が行われ、方針と財政、役員体制を確立しました。来年は「震災10年」を迎えます。コロナ後も見据えて、復興の振り返りと教訓を明らかにしてくことが確認されました。

住民のために住民とともに/県自治研究集会に150人
 7月18日、2020岩手県地方自治研究集会が岩手県公会堂等で開催され、約150人が参加しました。
 第15回地方自治研究全国集会実行委員会現地実行委員会が主催しました。今年の10月に開催予定だった全国自治研集会のプレ集会として準備していましたが、本番の集会はコロナ感染防止のために中止となりました。しかし県内のプレ集会は実施しようと取り組み、成功させました。
 全体会は県公会堂大ホールで行われました。井上博夫実行委員長(岩手地域総合研究所理事長)の主催者挨拶、中野盛夫・事務局長(岩手自治労連委員長)の基調報告が行われました。記念講演では、三陸鉄道株式会社の中村一郎社長が「光り輝く三陸を目指して〜台風被害を乗り越えて〜」と題してお話しました。
 午後は、4つの分科会に分かれて様々な討論が行われました。
 参加者からは「震災からの新たなまちづくりへ挑戦している自治体職員の苦悩が理解できた。自治研の重要性を認識するよい機会であった」などの積極的な感想が寄せられました。

大熊座
 3月号からずっと新型コロナウイルスのことばかりでごめんなさい。特に、この梅雨時は、マスクの中が汗ばみ、余計に疲労感も。一方で、7月豪雨により九州や中部地方で60人を超える方が犠牲となりました▼またも介護施設の入所者が犠牲となり、豪雨時の災害弱者の早めの避難が課題に。避難所におけるコロナ対策も必要です。振り分けするマンパワーと感染、濃厚接触、非感染を区分できる部屋も必要です。雑魚寝の解消と段ボールベッドの設置、洋式トイレの増設、自炊できるキッチンなど、避難所の改善を要求しましょう▼7月18日の地方自治研究集会の分科会では、住民に寄り添い、住民のために奮闘する自治体職員の姿が浮き彫りになりました。25日に久慈市で開催された復興県民会議の9年のつどいでは、大震災と台風災害で3度被災しながらも、懸命に立ち上がろうとしている人々の姿。一方で、借金の返済、販路確保、地域経済の回復など、苦労や苦悩がこれからも続くことを教えて頂きました▼7月29日から30日まで全労連第30回定期大会がZOOMによるWebで開催。執行部の提案でも代議員の発言でも、「新自由主義では人々が守られない、コロナ禍後は憲法が活きる、命と暮らしと平和が大切にされる社会が求められている、全労連に結集する単産・地方組織の拡大と強化で政治を変える社会的影響力を強めていくこと」が確認されました。初の女性全労連議長に小畑雅子さん(全教)が、組織を動かす事務局長には黒澤幸一さん(医労連)がそれぞれ選出されました。新しい体制の下でさらなる飛躍を勝ち取りましょう。(こ)


2面
最賃引き上げでコロナ禍の打開を
 7月13日、いわて労連といわてパート臨時労組連絡会は「最賃アップアピールデー」として最賃引き上げを訴えるロングラン宣伝を盛岡市大通で行いました。野村證券前での昼宣伝後に、岩手銀行大通支店向かいに移動して、13時から16時にかけて「最賃引き上げを」「中小企業支援の抜本拡充を」と訴えました。

 毎年6月頃に行ってきたロングラン宣伝ですが、今年はコロナの影響も見据えながら7月に実施しました。商店街内での取り組みでもあり「最賃引き上げで地域経済打開を」、「中小企業支援の拡充」を強調して取り組みました。
 いわて生協労組、農協労組、岩手医労連、岩手福祉労組、盛岡労連、ローカルユニオンなど、のべ25人が参加しました。
 最賃署名とともに「あなたはいくらの時給ならまともに暮らせると思いますか」のシール投票を呼びかけました。約200票のシールが貼られ、圧倒的に多くの人が「1、500円以上が必要と答えました。
 「最低賃金が1、500円になったら何がしたいですか」のシール投票も行って対話しました。「旅行に行きたい」、「美味しいものを食べたい」、「老後の備えにしたい」が多く支持されました。ある青年からは「その他」として「進学のために使いたい」という切実な声も寄せられました。「その思いを実現するためにも署名を!」と呼びかけると、多くの青年達が「時給1、500円ならば」と署名をしてくれました。
 この日の取り組みで200筆の署名が集まりました。

経営者協会や労働局に要請
 同時進行で岩手県経営者協会への要請も行いました。「コロナ禍の今こそ最賃引き上げと中小企業支援で地域経済の打開を」と強調して要請しました。最賃審議会の使用者側委員でもある西村専務が対応しました。コロナをめぐる情勢について西村専務は「1〜2年は厳しいだろう。政府が医療や公務労働などを削減してきたのは誤りだ。変えていかなければならないだろう」と語りました。 
 この間取り組んだ「岩手地方の最低賃金を直ちに1、000円以上に引き上げ、中小企業支援の抜本的強化を求める要請署名」は、職場で集めた分も合わせて、 7月28日までに4、433筆集約され、岩手労働局に届けました。最賃審議会への「寄せ書き」も、約140人分のメッセージを届けました。
 7月28日の第3回岩手地方最賃審議会でも署名や寄せ書きが寄せられたことが審議委員に紹介されました。

中賃目安に負けず、地方審議会の自主性発揮を!
 中央最低賃金審議会は7月22日、2020年度最低賃金について「新型コロナウイルス感染症拡大による現下の経済・雇用・労働者の生活への影響、中小企業・小規模事業者が置かれている厳しい状況、今後の感染症の動向の不透明さ、こうした中でも雇用の維持が最優先されること等を踏まえ、引き上げ額の目安を示すことは困難であり、現行水準を維持することが適当」とし、有額での答申を示為ませんでした。一方で、地方最低賃金審議会での審議に際し「地域間格差の縮小を求める意見も勘案しつつ、適切な審議を希望する」。来年度の審議においては、「引き上げを目指すことが社会的に求められていることも踏まえて、議論を行うことが適当と考える」の2点を付記しました。
「引き上げ凍結」という使用者側の意向を受けた安倍政権の姿勢のままであり、不当な内容です。
 審議は地方最低賃金審議会へと移されています。これまで過去3回、目安答申が有額で示されなかったことがありました。02年は14県、04年は44道府県、09年33県の地方審議で引き上げを実現しています。
 この間、コロナ禍にあってもイギリスでは6・2%、アメリカではコロラド州など4州で15j(約1600円)に引き上げています。 地方審議会での自主性を発揮した審議を求めて前進をめざします。岩手地方最低賃金審議会では、7月29日にいわて生協労働組合の橋委員長が意見陳述を行いました。また、ローカルユニオン組合員の意見書も提出しています。8月5日の審議会で答申が出される予定です。不当な答申に対しては、意義申出を行います。

いわてローカルユニオンが定期大会
 
7月23日、いわてローカルユニオンは第23回定期大会を岩手県公会堂で開催しました。この一年間、未組織労働者の「駆け込み寺」として、労働相談から組織化を進める取り組み等で奮闘しました。
 コロナ禍のもとで、労働者や事業者アンケートにも取り組みました。コロナ問題何でホットラインにも参加してきました。出された声をまとめ、県要請などに活かしています。
 討論では、盛岡支部はフードバンクの学習会や支援の取り組みなどを報告しました。
 青年ユニオンはユニオンカフェや映画「私たちが生まれた島」上映運動を通じ、「青年が集まり、自分の言葉で語り合う場づくりを大事にしたい」と話しました。 メタルワークス分会は春闘の取り組みについて報告しました。
 実質的に最低賃金で働いている仲間は、争議で交渉で奮闘していることを報告しました。最賃引き上げの運動でも、自分の経験を元に意見書を提出しました。
 方針と体制を確認して、最後に新田英則執行委員長の団結ガンバローで締めくくりました。

最賃を上げよう!/いわてパ臨連が総会
 
7月13日、いわてパート臨時労組連絡会は2020年度定期総会を盛岡市内で開催し、方針と体制を確認しました。
 いわてパ臨連は最低賃金の大幅引き上げをめざして毎年最賃生活体験に取り組み、今年もいわて生協労組を中心に30人が参加しました。
 最賃ディーセントワーク宣伝にも結集して、「全国一律最賃制度実現」、「8時間働いて普通に暮らせる社会」をめざして運動してきました。
 総会では医労連、農協労組、いわて生協労組の仲間がコロナ禍における職場の状況を報告しました。その上で「今こそ最賃引き上げを」と確認しあいました。


3面
安倍政治許すな!「桜を見る会」追及を!
 
「桜を見る会」前夜祭を巡って、弁護士や法学者ら662人が、5月に公職選挙法と政治資金規正法違反の疑いで、安倍首相と後援会幹部に対する告発状を東京地検に提出しました。安倍政権の税金私物化に国民の怒りが広がっています。
 7月10日、安倍9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会は、許すな!安倍改憲「緊急署名岩手の会全体会」を盛岡市内で開催し、65人が参加しました。桜を見る会を追及する法律家の会呼びかけ人で事務局長の小野寺義象・弁護士が講演しました。
 7月20日には19日行動盛岡夕方デモが行われ、120人が参加しました。
 安倍政権はコロナ対策も不十分な中で、改憲を進めようとしています。国民の世論で押し返していきましょう。

消費税は減税を!
 
7月27日、消費税廃止各界連絡界は盛岡市内でイエローキャンペーンを行い、消費税5%への減税を求める署名を呼びかけました。いわて労連や岩商連などが連名で「消費税5%への減税」を求める請願を県議会に提出しましたが、自民・公明・いわて新政会、いわて県民クラブなどの反対で不採択となりました。コロナ禍にあって、経済対策の強化が求められています。ドイツなどでは消費税減税が実施されています。引き続き署名を広げましょう。

ヒバクシャ署名岩手の会が学習講演会
 
7月4日、ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会は、「学習講演&ラストスパートのつどい」を盛岡市内で開催し、55人が参加しました。
 伊藤宣夫代表(岩手県原爆被害者団体協議会会長)が開会あいさつを行いました。学習講演では「出会いに生かされて〜19歳の眼差し〜」と題して橋悠太さん(慶応義塾大学2年・「核政策を知りたい広島若者有権者の会」共同代表)がオンラインで講演しました。その後、若者たちのトークリレーも行われました。
 ヒバクシャ岩手の会は9月10日までに県内20万筆をめざしています。

核兵器禁止!
オンライン世界大会視聴を
 
7月6日、岩手県原水協は盛岡市内で6・9行動を行い、ヒバクシャ国際署名を呼びかけました。「莫大な軍事費を、新型コロナ対策の充実へ」と訴えました。
 コロナ禍にあって、今年の原水爆禁止世界大会はオンラインで開催されることになりました。県内15ヵ所で「オンライン大会視聴会」を開催します。みんなで視聴しましょう。
 インターネットで各自で視聴することもできます。詳細は、原水協、またはいわて労連ホームページを参照ください。

NEWSフラッシュ
 ●県議会請願採択
   
7月6日、県議会本会議が行われ、請願採決が行われました。復興県民会議などが提出した「被災者の医療・介護利用料免除の継続」を求める請願と、岩手医労連が提出 した「医師看護師の増員」を求める請願が採択されました。消費税5%への減税を求める請願は不採択となりました。
 ●岩手憲法会議が総会
   
7月11日、岩手憲法会議は盛岡市内で定期総会を開催しました。
 ●農協労組定期大会
   
7月17日、岩手県農協労組定期大会が花巻市内で行われ、新年度の方針と体制を確立しました。
 ●全労連第30回定期大会

  7月29〜30日、全労連第30回定期大会が行われ、新年度の方針と体制を確立しました。今回はオンラインでの開催となりました。

      中村健・いわて労連事務局長は今期で全労連幹事を退任しました。
 ●いわて生協労組定期大会
   
7月31日、いわて生協労組定期大会が盛岡市内で行われ、新年度の方針と体制を確立しました。

はたらくみんなの助けあい/全労連共済 岩手県支部
 
持病などで通院・服薬中のため、医療共済に加入できない方も加入できる「緩和型共済(個人・引受基準緩和型医療共済」を2020年4月に新設しました。病気で通院中の方でも、「緩和型専用告知事項」に該当しなければ加入できます。

 ◆緩和型専用告知事項 ◆
1.入院または、病気やケガで休業または自宅安静中ですか?
2.最近3ヵ月以内に医師から入院または手術をすすめられたことはありますか?
3.過去2年以内に入院したことまたは手術を受けたことがありますか?
4.過去5年以内にがん(上皮内新生物含む)で医師の治療や投薬を受けたことがありますか?ただし経過観察のみは除きます。
 医療共済の健康告知事項に該当して加入できなかった方におすすめです。

◇ 緩和型共済 ◇
掛金 月 300円/1口
加入限度口数 10口
加入範囲
組合員本人、配偶者、同一生計の子ども、同居かつ同一生計の親族
加入年齢 65歳未満
給付内容(1口あたり)
入院(1日以上90日限度)日額500円、
安静休業(連続7日以上45日限度)日額250円

この機会にお問い合わせを!
電 話019(625)9191
FAX019(654)5092
メールroren@iwateroren.org


告知
2020年原水禁世界大会オンライン大会視聴会
8月6日(木)10時〜12時30分県内15市町会場で開催。
県・盛岡市会場・盛岡市勤労福祉会館5階大ホール(駐なし)、盛岡市・岩手民医連・川久保病院内会議室(職場内のみ)、岩手町会場・さわやかクリニック、矢巾町会場・やはぱーく3階研修室、紫波町会場・オガール・大スタジオ、久慈市会場・YOMUNOSU特別室、二戸会場・シビックホール、花巻市会場・花巻市文化会館会議室、北上市会場・さくらホール、奥州市・水沢会場・奥州市文化会館Zホール、遠野市会場・遠野市役所会議室、一関市会場・両磐労連会議室、宮古市会場・宮古民主商工会館、釜石市会場・釜石市民ホールTETTO会議室、気仙地区・大船渡市会場・大船渡ポート・ホール

主張
核開発よりもコロナ対策へ、オンライン世界大会を成功させよう
 県内でもコロナ感染者が報告されました。全国で感染が拡大する中で、改めて感染防止の取り組みと、徹底したPCR検査の実施が求められます。緊張感を伴う職場環境が続いていますが、こういうときこそ職場内のコミュニケーションを大事にしたいものです。労働組合としても工夫した取り組みをしていきましょう。
 原水爆の投下から丸75年となる8月を迎えました。広島と長崎で開催されてきた原水爆禁止世界大会は、今年はコロナ感染防止のためオンラインでの開催となります。各地の視聴会や、インターネットでも視聴できます。多くの皆さんの視聴を呼びかけます。
 原爆開発の核実験が行われて75年になった7月16日、アメリカのトランプ大統領は核実験を「素晴らしい偉業」と賞賛したと報じられました。中国、ロシアに核軍縮の新たな枠組みに加わるよう促す一方で、アメリカ自身が核爆発を伴う核実験の再開を議論しているとも。核兵器禁止をめざす世界の大きな流れと、かけ離れた姿を示しています。コロナ禍においてこそ、核開発よりもコロナ対策に注力せよと呼びかけたいものです。
 2017年7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約は、効力発効に向けて世界中で努力が続けられています。核兵器禁止条約は、50か国目の批准書が国連事務総長に寄託されてから90日後に発効するとのこと。7月22日現在で82ヵ国が条約に署名し、批准国は40ヵ国まで前進しています。しかし唯一の戦争被爆国である日本の政府は核兵器禁止条約に背を向けています。日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准等を求める意見書の自治体決議が、468議会になっています(7月7日現在)。岩手県は、全国ではじめて県も含めた全自治体で決議が採択されて、国への意見書が送られています。8月6日のオンライン世界大会で、決議採択運動の報告を岩手(紫波町会場)から発言することになっていますのでご注目ください。学習のための「未来パンフレット」も大きく普及中です。コロナ禍のもとで、核兵器禁止の願いを広げて、軍事よりもいのち・くらし・平和を大切にする社会を求める声を広げる8月にしていきましょう。


4面
うちでつくろうナナコ飯! 第24回
 みなさんこんにちは!夏バテしないためにも、しっかり栄養撮りたいですね!でも、食欲も落ちがちです。こんな時はサッパリ!そしてしっかり!の涼やかなメニューで乗り切りましょう♪
*ゆで鶏と青しその和風生春巻き*
(3人前)
 ○材料…〈具材〉鶏むね肉1枚(または鶏ささみ6個)・青しそ6枚・きゅうり2本・梅ぼし3個分(練り梅でも可)・その他お好みの野菜・生春巻きの皮6枚。
〈つけだれ〉スイートチリソース大さじ3・ごま油大さじ1・ポン酢大さじ3・お好みでコショウ。

@鶏肉を茹でる。胸肉の場合は切り開いてから6等分。ささみの場合は筋を取っておく。小鍋に水を入れ、分量外の塩少々を加えて水から茹で、沸騰したらごく弱火にして5〜10分ほど置いて火を通す。茹ですぎないようにして、ゆで汁につけたまま冷ますとしっとり仕上がります。
Aきゅうりを細い千切りに、梅干しはたたいておく。好みの野菜があれば千切りに。
Bまな板の上に濡れふきんを置く。生春巻きの皮を、水に通し、そっとふきんの上に置く。くっつくので、必ず1枚ずつ!青しそを置いてから、具をのせてきゅっと包む。
CBを半分に切って器に乗り付ける。つけだれを全て混ぜて、器に添える。

 目にも涼やかな生春巻き、意外と包むのが難しいのですが、覚えるとレパートリーが広がります。和物とも相性抜群なので、是非お試しを☆彡
*レシピ提供…橋ナナコ
*オンラインショップ「Hana×Nanako」 開設しました!CDやスパイス、お茶などのオリジナル商品を販売しています。是非ご利用ください
https://hanananako.thebase.in/




ひろば
   川  柳
支持率をささえ切れないアベマスク
                                                             拓  庵

コロナでも友達優遇貫いて
                                                            野の一枝

支持率がコロナとともに下振れに
                                                            凡  夫

憲法を読まず予備費10兆円
                                                            巷多朗

かりそめの夢のかけらを追う球児
                                                            瀬川重哉

年金者組合盛岡支部