●第90回メーデー岩手県中央集会●大熊座●前川さん時局講演会に1200人●横沢たかのりさんと出会う市民のつどい 市民と野党の勝利で安保法制廃止、消費税増税中止を!●消費税増税ストップ!連続行動●参議院選挙特集 選挙に行って政治を変えよう●私たちの掲げる要求●選挙の取り組み●いの健代表者会議、学習会●全国一律最賃制度確立を 最賃グローバルアクション●核兵器禁止を〜平和行進総会・地域代表者会議●辺野古基地は沖縄に連帯 女性部学習会「OKINAWA1965」鑑賞会●新事務教員の紹介●全労連北海道・東北ブロック最賃キャラバンスタート集会inいわて●NEWSフラッシュ●主張●【Hanaのナナコ飯第10回●川柳
1面
第90回メーデー岩手県中央集会
9 条改憲NO! 憲法を守り生かそう! 消費税増税ストップ、改憲阻止!
たたかう歴史と伝統を受け継いで、5月1日、第90回メーデー集会が県内7地域で開催されました(けせん地区は24日、久慈地区、胆江地区は27日開催)。安倍9条改憲NO!、消費税増税ストップ、最賃1500円・全国一律最低賃金制度確立、安倍政権は退陣せよ!などを掲げて取り組まれました。
第90回メーデー岩手県中央集会は岩手公園広場で開催され、10連休の中日で雨天という条件でしたが、約1000人が結集して成功しました。
主催者あいさつで金野耕治メーデー岩手県中央集会実行委員長は「閣僚辞任が相次ぎ、安倍政権の劣化を象徴している。今年は選挙の年だ。消費税増税を阻止し、改憲を断念させるために運動を強めよう。3000万署名を達成させて、安倍政権を追い詰めていこう」と呼びかけました。
来賓あいさつは、岩手県商工労働観光部定住促進・雇用労働室長の菊池義彦氏が知事代理でメッセージを代読し、野党統一の参議院岩手選挙区予定候補者の横沢たかのり氏、日本共産党岩手県委員会副委員長の斉藤信・県議団長があいさつしました。
参議院野党統一候補の横沢氏は、「事故で車イス生活になって20年。不便ではあるが不幸ではない。障がいを持つことで視野が広がった。車イスで国会に送っていただきたい」と述べ、「戦争反対、消費税増税阻止など、野党間で合意した10項目の共通政策実現のために力を尽くす」と強調しました。
斉藤氏は「市民と野党の本気の共闘を進めよう。横沢さんは素晴らしい候補者。必ず参議院選挙で勝利して、安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
木戸口英司参議院議員、砂金良昭東北労金岩手県本部長も来賓として紹介されました。
メッセージ紹介の後、中野祐太・いわて労連青年部長がメーデー宣言を提案し、副実行委員長の中野盛夫・自治労連委員長がメーデースローガンを提案して採択されました。
デコレーション審査では最優秀賞として「いわて生協労組」が表彰されました。
その後、安保法制に反対するパパ・ママの会代表の橋奈々子さんらによる歌が演奏されました。
お楽しみ抽選の当選発表後、メーデー歌全体合唱、がんばろう三唱が行われ、メーデー合唱団のうたごえに送られて、デモ行進を行いました。
要求を書いたプラカードやデコレーションを掲げて「消費税増税反対」、「憲法改悪反対」などと訴えながら連休で賑わう盛岡市内をデモ行進しました。
大熊座
たたかう歴史と伝統を受け継ぐ第90回メーデー集会成功のためにご尽力頂いた皆さん、大変ありがとうございました。メーデーを挟んで10連休という例年にないロングGWですが、仲間の皆さんと一緒に要求を掲げ、元気にアピールすることの大切さを改めてかみしめています▼そもそも、メーデーの原点は今から130年前のアメリカ・シカゴで8時間労働の実現を求めて立ち上がった労働者のたたかいでした。1世紀以上経た今も長時間労働の解消は大きな課題です。文明が発達すればゆとり時間が生まれるはずなのに、さらなる利潤追求のために効率化・「合理化」が強められ時間もお金も搾取されています▼総務省の研究会が公表している「自治体戦略2040構想」について皆さんご存じでしょうか。20年後の日本は、人口減少と高齢化・少子化が進み、自治体経営が困難になり公共サービスが維持できない。だから公務員を半分に減らし、公務公共サービスを産業化し、国のマニュアルに従った行政のスタンダード化を進めるというものです▼そうなると地方自治も地方分権も否定され、国いいなりの画一した地方自治体となります。しかも、住民は自立・自助・自己責任のみが求められ、あげく、儲けを追い求める大企業のために税金を納めるような事態に。公務・公共サービスが特定の企業経営者や癒着している政治家の利益誘導の手段にさせられます▼ではどうするか。エネルギーでも経済でも産業でも中央集権ではなく、地域循環型を推進し利益を地元に残すこと。もっと公共部門の強化と地方自治を拡充する政治へ転換することが大事ですね。(こ)
2面
前川さん時局講演会に1200人
4月5日、前川喜平さん時局講演会が北上市のさくらホールで開催され、県内各地から1200人が参加して成功しました。
野党共闘を呼びかけてきた「きたかみ平和フォーラム」や北上労連、平和環境地区センターなどで構成する実行委員会の主催です。
講演の前に、野党統一の木戸口英司参院議員、参議院岩手選挙区の横沢たかのり野党統一予定候補、日本共産党の鈴木健二郎北上市議、自由党の関根敏伸県議、国民民主党の橋元県議、無所属の佐藤ケイ子県議が登壇しました。
野党統一予定候補の横沢氏があいさつし「消費税10%への増税中止など、4野党が合意した10項目の共通政策の実現へ力をつくす」と力強く述べました。
前川喜平さん(元文部科学省事務次官)は講演で、「経済も外交も失敗した安倍政権は、国民分断の手法を取ってファシズムへの道を進もうとしている。これを阻止するたたかいが大事」と強調しました。
横沢たかのりさんと出会う市民のつどい/市民と野党の勝利で安保法制廃止、消費税増税中止を!
安保法制の廃止を求める市民ネットワークいわて(いわて市民ネット、事務局は県共同センター)は、4月7日、盛岡市内で「横沢たかのりさんと出会うつどい」を開催しました。約100人が参加しました。いわて市民ネットは7月の参議院選挙で野党統一の横沢たかのりさん勝利に力を尽くします。今回は横沢さんを幅広い参加者に紹介して選挙勝利へ意思を固め合いました。横沢さんは、「強くなくては生きていけない。しかし、やさしくなければ人を幸せにできない。強さとやさしさをもつ日本を岩手からつくろう」と呼びかけました。政党からは日本共産党の菅原則勝県委員長、社民党の小西和子県連合代表、自由党の郷右近浩県連総務会長があいさつしました。市民ネットの代表が横沢候補に応援メッセージを手渡しました。岩手県革新懇も4月23日、盛岡市内で横沢たかのり氏との懇談会を開催し、各団体から35人が参加して、各界から国政に対する具体的な要求を出して懇談しました。いわて労連からは全国一律最低賃金制度確立などを訴えました。
消費税増税ストップ! 連続行動
消費税廃止各界連と「10月消費税10%ストップ!ネットワークいわて」は消費税増税中止を求めて連続して行動しています。各界連は3月31日には盛岡市内を自動車パレードして増税ストップをアピール。4月1日からは盛岡市内中心部で4日間に渡って連続宣伝を行って市民に訴えました。
10%ストップネットいわては4月24日に、老舗デパート「川徳」前で昼宣伝を行いました。川徳は10月からの増税に反対してストップネットに賛同しています。30人が参加して増税中止署名を呼びかけ、45分で78筆集約しました。ストップネットいわては6月に幅広い参加をよびかける学習会を計画しています。
参議院選挙特集/選挙に行って政治を変えよう
安倍政権は憲法9条改憲を狙いながら「戦争する国づくり」をすすめています。アベノミクスで貧困と格差が広がり、労働者の実質賃金が下がっている中で、トランプ米大統領のいいなりに武器を大量購入し、沖縄県民の民意を無視して辺野古米軍新基地建設を強行しながら、10月には消費税を10%に増税しようとしています。
私たちの要求を実現するためには、安倍政権を1日も早く退陣に追い込み、まともな政治を確立することが求められています。
そうしたもとで、7月に参議院選挙が行われます。改憲を阻止して、私たちの生活を守り、要求を実現するために、安倍政権を追い込むチャンスの選挙です。
私たちの掲げる要求
この参議院選挙では次のような要求を重視します。 @憲法守れ、戦争法=安保法制廃止、立憲主義回復、戦争する国づくり反対、辺野古新基地建設反対、A消費税10月増税反対、B全国一律最低賃金制度の確立、C原発ゼロ法案の成立、C労働時間短縮・均等待遇実現、D社会保障予算の拡充、E日米FTA・TPP反対、F地域経済の持続的発展の保障、G被災者本位の復興、減災対策への転換と国民生活優先の災害復旧対策、等。
選挙の取り組み
いわて労連は「政党からの独立、組合員の思想・信条、政党支持、政治活動の自由を保障する」ことを基本原則にしています。一方、政治的中立に陥ることなく、要求実現のために積極的に選挙に取り組みます。前回の参議院選挙では、戦争法廃止を重視して、市民と野党の共闘を前に進めるため、岩手選挙区の野党統一候補・木戸口英司氏を推薦し、政策協定を結んで選挙を闘いました。今回の参議院選挙においても市民と野党の共闘を重視します。学習も重視して取り組みます。
次回は主要な課題の内容を特集します。
3面
働きやすい職場をつくろう/いの健代表者会議、学習会
4月13日、働くもののいのちと健康を守る岩手県センターは学習会と代表者会議を県民会で開催しました。学習会では「働き方改革」の実践を各職場から報告しました。川久保病院、いわて生協労組、医大教職員組合が、職場での安全衛生委員会の取り組みや春闘交渉などを報告しました。いわて生協労組では、深刻な人手不足を背景に交渉し、
基本時給の35円引き上げを勝ち取りました。
講演会では県中小企業家同友会の副代表理事の平野佳則・兜ス金商店・代表取締役が「地域に根差した人を思う会社〜女性が働きやすい職場環境づくり、子育てと仕事の両立をめざして〜」と題して講演しました。平野氏は「家族手当を奥さんにも支給するなど、様々取り組んできた。ハンディを抱えた職員にもできるだけよりそってきた。人を思う会社をめざしている」と強調しました。その後、代表者会議が行われ、今後の方針を確認しました。東北セミナーや初任者研修の取り組みを意思統一しました。
全国一律最賃制度確立を/最賃グローバルアクション
4月15日の夕方、いわて労連は最賃グローバルアクション宣伝を盛岡市内で行いました。盛岡労連、いわて生協労組、農協労組、自治労連、医労連、LUなどが参加しました。アメリカの労働組合が呼びかけた国際行動に呼応した行動として取り組みました。
いま、県内自治体で最賃引き上げの議会請願採択が広がっています(県と12市町村)。国会では自民党の国会議員が全国一律最低賃金制度を求める議員連盟を結成し、全労連の意見も聴いて研究しています。
5月19日からは全労連北海道・東北ブック最賃キャラバンがはじまります。参議院選挙を前に、「今すぐ最賃1000円以上、1500円めざせ・全国一律最低賃金制度確立を」の世論を高めていきましょう。
核兵器禁止を/平和行進総会・地域代表者会議
4月18日、国民平和大行進岩手県実行委員会は2019年度総会・地域代表者会議を盛岡市内で開催し、6月からの平和行進県内行進を成功させるために意思統一しました。北海道〜東京コースは5月6日に北海道の礼文島を出発しています。岩手県内は6月8日に二戸入りし、18日に宮城県に引き継ぎます。4号線沿いの本線コースの他に、支線コースを配して全県の取り組みにして成功をめざします。
核兵器禁止条約の批准国は23カ国に広がっています。平和行進を成功させて、禁止条約に背を向ける日本政府の態度を改めさせましょう。
辺野古基地反対の沖縄に連帯/女性部学習会「OKINAWA1965」鑑賞会
4月20日、いわて労連女性部学習会「OKINAWA1965」鑑賞会を県民会館第2会議室で開催しました。北上市在住の都鳥兄弟が作成した沖縄の闘争を描いた映画を鑑賞して、辺野古米軍新基地建設に反対する沖縄の闘いに連帯しようと企画しました。
鑑賞後の交流では「アメリカの人が沖縄に基地があることを知らない、ということに驚いた」「改めて憲法を変えさせてはならないと思った」「映画の上映運動を職場でも取り組みたい」などの感想が出されました。
行動提起では辺野古新基地建設反対の署名や、政府への抗議FAX行動、5月18日に行われる沖縄連帯集会への参加が呼びかけられました。
新事務局員の紹介
いわて労連に4月15日から新しい事務局員が勤務しています。
田島清美さんです。平日の9時半から17時半までの勤務です。
長年いわて労連に勤務した高屋修さんの後継として、全労働共済や日常の事務を担当します。
書記の千葉蕗子さんと一緒に担当していきますので、皆さんよろしくお願いいたします。
なお、高屋修さんは、労働相談センターの相談員として引き続きいわて労連を支えていただいています。
NEWSフラッシュ
●盛岡労連が一の日行動
4月1日、盛岡労連は毎月恒例の「一の日行動」として、岩手銀行本店前で早朝宣伝を行いました。
●革新懇がリレートーク
4月3日、県革新懇は盛岡市内で「アベ政治を許さない」リレートーク宣伝を行いました。
●県原水協が6・9行動
県原水協は4月9日、盛岡市内で「6・9行動」を行ってヒバクシャ国際署名を訴えました。
●イレブンアクション
4月11日、いわて労連は盛岡市内でイレブンアクションを行いました。被災者本位の復興と原発ゼロを訴えながら、被災者生活再建支援制度拡充署名を呼びかけました。
●原発ゼロ岩手学識者の会総会・講演会
4月6日、原発からの早期撤退を求める岩手学識者の会が総会と公開講演会を盛岡市内で行いました。講演会では吉井英勝さん(元日本共産党衆議院議員、参議院議員)が「再生可能エネルギーで原発依存から抜け出そう!」と題してお話ししました。
●盛岡でもデモし隊が200回目のデモ
脱原発盛岡金曜デモは2012年から継続して取り組まれてきました。4月19日のデモで第200回目を迎えました。
主張
沖縄の闘いに連帯して、安倍政権NO!の声を広げよう
いま、各職場に新入職員の皆さんが配属されているところだと思います。すべての働く仲間を労働組合にむかえて、職場の団結を高めていきましょう。
5、6月は憲法闘争強化月間です。安倍首相は憲法審査会を強行に動かして改憲を進めようとしています。改憲を断念させるためにも、県内で18万筆を超えた安倍9条改憲NO!
3000万人署名の目標30万筆を早期に達成させましょう。
4月の統一地方選挙とあわせて大阪と沖縄で衆院補欠選挙が行われ、どちらも自民党候補が敗れました。とりわけ沖縄3区では辺野古新基地建設の是非が問われ、オール沖縄の候補が基地建設推進の自民党候補を破りました。昨年の沖縄県知事選挙、2月の県民投票に続き、辺野古新基地建設反対の民意が繰り返しはっきりと示されました。政府は土砂投入を直ちに止めて、普天間基地の無条件撤去を求めてアメリカ政府と交渉すべきです。岩手県議会は3月議会で、いわて労連や民主団体が提出した「沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋め立て工事を中止し、沖縄県と誠意を持って協議を行うよう政府に求める請願」を採択して国への意見書を提出しました。
5月18日には「辺野古に新基地いらない美ら海を守ろう!沖縄連帯のつどい」が岩手県水産会館大会議室で13時30分から16時まで開催されます(革新懇主催、参加費500円)。稲正樹氏(憲法学者)の講演、沖縄の闘いを映画にしている北上市在住の映画監督・都鳥伸也・拓也兄弟のお話などが行われます。多くの皆さんのご参加を呼びかけます。
沖縄に連帯した闘いを強め、辺野古新基地建設中止、改憲阻止、安倍政権NO!の声を広げて、7月の参議院選挙につないでいきましょう。
全労連北海道・東北ブロック最賃キャラバンスタート集会inいわて
後藤道夫さん講演会
日時 5月19日(日)14時〜16時
会場 岩手県民会館第一会議室
講演 「全国一律最低賃金制度が切り拓く可能性(仮)」
講師 後藤道夫・都留文科大学名誉教授
参加無料・多数のご参加を
4面
Hanaのナナコ飯 第10回
皆さんこんにちは!私は新たまねぎが大好きで、この季節に一個50円〜60円で、大きくて重いのがごろごろと山積みされていると、嬉しくてたくさん買ってしまいます。旬のものは美味しくて栄養もたっぷりです!今回はこの新たまねぎ使って、家庭で簡単に本格的なとろけるカレーを作れるレシピをご紹介します!!
*ホテルカレー*
○材料…鶏もも肉2枚、新たまねぎ(大)5個、水適量、カレールー1箱 (8皿分)。
○作り方…@鶏もも肉に軽く塩コショウをして、フライパンに、皮目から入れて中弱火で良く焼く。焼き色がついてパリッとしたら、ひっくり返して焼く。
A新たまねぎの皮を剥いて、フードプロセッサーにかけてどろどろの液状にする。これを水の代わりとして計量し、水を加えてカレールー1箱に書いてある水分量と同じ量調整にする。
BAを圧力鍋に入れる。焼いた鶏肉も入れ、カレールー2かけを入れて、蓋をし中弱火で加熱する。
Cおもりが回り始めたら、とろ火にして10分。10分たったら火を切って、自然に圧が抜けるまで待つ。
D圧が抜けたら蓋を開け、残りのルーを加えてとろみがついてくるまで、かき混ぜながら弱火で加熱して出来上がり。
☆鶏肉が自然にホロホロと崩れ、まるでホテルメイド!!ルーはどのメーカーのものでも美味しくできますが、私は中辛がオススメです (*^^*)
*レシピ提供…高橋奈々子(つながる台所Hana店主)
ランチやご宴会、お弁当等のご予約お待ちしております!
盛岡市内丸4ー18
TEL: 08060138787
ひろば
川 柳
あすの夢レールでつなぐリアス線
凡 夫
通院は余生見つめる一里塚
拓 庵
マスコミは大本営のたれ流し
巷多朗
撤回と陳謝で暮れる在庫処理
瀬川重哉
改元で平成最後の空騒ぎ
野の一枝
年金者組合盛岡支部