●いわて労連第30回定期大会/ストップ安倍改憲!憲法を守りいかそう! 実現しよう!被災者本位の復興、8時間働いて普通に暮らせる社会を! 未来を切り拓こう!すべての労働者の組織と要求の前進で!/労働者の団結の輪を広げよう●沖縄知事選勝利を力に!/戦争法廃止、改憲阻止、3000万署名を広げよう!●大熊座●いわて労連第30回定期大会・発言要旨●いわて労連二〇一九年度新役員紹介●県の次期総合計画を考える 〜「わたし☆まちフォーラム」開催●「コミュニティ・オーガナイジング」って何?LU東北交流会●初任給引上げなど積極的改善を!県人勧要請●公正・平等な任命を〜県労働委員会要請●第22回機関紙コンクール/受賞作品●告知/
第6回いわて機関紙セミナー/望月衣塑子講演会●NWSフラッシュ●主張●お知らせ●Hanaのナナコ飯●川柳
1面
いわて労連第30回定期大会
ストップ安倍改憲!憲法を守りいかそう!/実現しよう!被災者本位の復興、8時間働いて普通に暮らせる社会を!/未来を切り拓こう!すべての労働者の組織と要求の前進で!/労働者の団結の輪を広げよう
9月1日、盛岡市勤労福祉会館大ホールで、いわて労連第30回定期大会を開催しました。開会あいさつで、金野耕治・いわて労連議長は「私たちのたたかいで、安倍9条改憲NO!全国統一3000万署名が県内では16万筆、全国で1350万筆を大きく超え、通常国会で改憲発議を阻止することができた。安倍政権を退陣に追い込むのは市民と野党の共闘以外に道はない。私たちの最大の武器は数の力。職場でバラバラにされている労働者を仲間に入れて労働組合の団結の輪を広げよう。いわて労連は来年12月に結成30周年を迎える。新しい歴史の1ページを築こう」と呼びかけました。
来賓あいさつは、仲野智・全労連常任幹事、佐々木良博・憲法改悪反対岩手県共同センター代表、木戸口英司・参議院議員、菅原則勝・日本共産党県委員会委員長、砂金良昭・東北労金県本部長が行いました。
佐々木代表は「改憲の狙いの本質を訴えること。学習会を無数に広げよう」と呼びかけました。野党統一の参議院議員として奮闘している木戸口参議院議員は「沖縄知事選挙で我党の玉城デニー氏が決断した。翁長知事の立場こそが政府のとるべき姿勢だ。日本全体で支援して民意を反映させよう」と述べました。菅原共産党県委員長は「働き方改革法の廃案を求める県議会請願が全国ではじめて岩手で採択された。野党共闘の力だ」と強調しました。
討論は活発に行われ、単産・単組・地域組織から、20人が発言し、方針が補強されました。活動方針、決算報告と予算など、全ての議案が採択され、新たな役員体制も確立しました。大会宣言を確認し、中野るみ子副議長の閉会あいさつ後に、金野議長の音頭で団結ガンバロウを行って終了しました。
休憩時間中に沖縄知事選挙支援カンパを呼びかけ、51、604円が集まり、後日沖縄県労連へ送付しました。
沖縄知事選勝利を力に!
戦争法廃止、改憲阻止、3000万署名を広げよう!
戦争法が強行採決されて3年を迎えた9月19日、安倍9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会(事務局団体・県生協連、県消団連、平和環境県センター、憲法改悪反対県共同センター)は、盛岡市内で「19日行動」の夕方デモを行い、120人が参加しました。
出発前の意思統一集会で、県共同センターの佐々木良博代表は「日本の政治には愛がない、とよくいわれる。そして生前、翁長沖縄県知事は、沖縄県民には魂の飢餓感があると言った。愛のない政治から、希望ある政治に変えよう」と呼びかけました。沖縄県知事選挙勝利への現地支援ボランティアに行ってきた金野耕治・県共同センター事務局長(いわて労連議長)は「那覇市内は玉城デニー氏支持の声が圧倒的。沖縄に連帯して勝利を勝ち取り、改憲阻止の運動を大きく前進させていこう」と力強く強く呼びかけました。
デモ行進では「憲法守らぬ総理はいらない」「沖縄知事選挙に勝利しよう」などとコールして元気にアピールしました。
大熊座
「残暑とはいいません、まだ夏真っ盛りなんです」と言う沖縄の人たち。最高気温32度の下で、汗だくでビラの配布と政策宣伝行動等に参加。8月8日に急逝された翁長知事の遺志を引き継ぎ、一丸となって新基地ノーを示そうと、ひやみかち・うまんちゅの会が擁立した玉城デニー県知事候補の支援に労働組合、民主団体など全国からたくさんの人が駆けつけています▼岩手から2300q離れている沖縄ですが、全国の願いはただ一つ。「辺野古に新基地はつくらせない」アメリカ言いなりの安倍政権は、小学校の校庭に窓枠を落下した米軍に飛行中止さえも求めない屈従の姿勢▼翁長前知事は、自らの命を削っても辺野古新基地建設反対を貫きました。また、こどもの貧困調査を県独自で行い、本土の2倍にあたる貧困率30%を明らかにし、基金を創設して就学援助制度の拡充、給付型奨学金制度の創設、こども医療費の6歳までの窓口負担無料化などに取り組んで来ました。基地に頼らない経済政策として沖縄の豊かな自然を活かした観光産業や農漁業の振興を進め、台湾や香港などアジアの国々との交流も深め、年間の観光客数はハワイを抜いて1千万人に届きそうです。デニー候補が訴える「新時代沖縄」=平和で誇りある豊かな沖縄を県民総参加でつくろうとの呼びかけに若者の支持が広がっています▼ビラ配布の後、普天間基地を外から見ました。広大な平坦地にオスプレイが駐機していました。その回りは鉄条網で囲われ、狭い傾斜地に宜野湾市民がひしめき合って暮らしています。沖縄の発展には米軍基地はいらないと強く実感しました。(こ)
2面
鈴木 寿子
両磐労連代議員
TPP両磐の会は毎月署名宣伝を行ってきた。TPP11が成立したが、発効させない宣伝を続ける。戦争法廃止の取り組みを19日に続けている。5月には平和環境センターと共催で5・19地区行動を100人の参加で開催した。1986年10月の10・21行動以来のことだ。9月21日にも集会とデモを行う。
6月16日には 「県南のつどい」を行った。
平和行進の集会では一関原水禁から連帯のあいさつを受けた。原水爆禁止世界大会には代表4人が参加している。報告集会を予定している。
山田 勝哉
年金者組合代議員
年金裁判を闘っている。平成27年から9回の口頭弁論を重ねて来た。国は「生活の補填」であり「足りなければ生活保護を」という。生存権の否定だ。次回の公判は11月8日、盛岡地裁で行われる。引き続き支援を。
志田 美香
ローカルユニオン代議員
6月30日に28年間勤めた職場を解雇。パワハラや退職勧奨を受けてメンタルで休職。復帰して1ヶ月で解雇通告。ローカルユニオンの加入して交渉したが、決裂した。裁判を準備しているのでご支援を。
永山 梨香
ローカルユニオン代議員
7月29日にLU定期大会を開催。いじめやパワハラの相談が多い。3000万署名や最賃引上げの運動を重視してきた。私の実感では1000円でも足りない。1500円なら普通に暮らせるかも。青年ユニオンは民青同盟と共同で若者労働実態調査取り組み、12月には県議会請願が採択され、3月には県要請を行った。ユニオンカフェで学習も行っている。学習を重視していく。22日には東北交流会を盛岡で開催する。
安保 進
通信労組代議員
大企業の内部留保は400兆円超えた。NTTは10兆円にもなる。労働者の賃上げ、中小下請けの単価引上げにまわせと訴えている。3月15日にストライキに決起した。
春山 一男
医労連代議員
沖縄選挙支援に若い人や女性も現地に送って改憲阻止の運動につなげてほしい。次世代育成に勤通大の活用を。新入組合員の学習テキストに「わくわく講座」を。臨時会費を一般組合費に入れる検討を。
志田 市朗
けせん労連代議員
原水爆禁止世界大会に参加した。その際に西日本豪雨災害のボランティアにも参加した。暑さの中で泥出しを行い、喜ばれた。労働組合運動の意義を感じた。
唐芳 晃司
釜石労連代議員
メーデー集会を頑張った。70人程の参加。エコバックを作成したり、プラカードコンクールなど工夫して開催している。
田嶋 正樹
県国公代議員
違憲賃下げ訴訟や全厚生社保庁裁判など闘ってきた。社保庁分限免職から9年。6月には東京で3人中1人が勝利した。東北では秋田ケースを引き続き支援をお願いしたい。
櫻田 真一
農協労組代議員
新たに委員長になった。支部でベア獲得した。初任給を10年で平均1万円引き上げてきた。「若年手当」は賞与に反映しない。高卒14万円、大卒16万円。人員不足が深刻だ。広域異動で中途退職も。労働者が声をあげていかなければならない。協同組合の役割発揮させるため、組織拡大に力を入れる。
佐々木久幸
自治労連代議員
2年前の台風災害からの復旧・復興の現状について。仮設135世帯・246人・10団地。2年の期限が10月に迫っている。国は延長なしと言っている。町と県で国への要望を強め、生活支えたい。災害公営住宅、H30〜31年完成予定。集団移転は土地引き渡しから2年で建築しなければならない。仮設住宅は「全壊」しか入居できない。半壊は在宅で改修して生活。共同施設(テレビ施設等)は過疎債で見通しがついた。生活橋は目途が立っていない。募金で1500万円、今年度4橋補修。残り69ヵ所は見通し立たない。抜本的は災害救助法などの改善を。国へ3年復旧期間の延長を求めている。
村上 幸雄
自治労連代議員
西日本災害ボランティアに5単組7人が参加した。
愛媛県西予市の支援を行った。屋根まで冠水した「西予市立野村保育所」の「後かたずけ」作業を行った。
韮山 弘子
久慈 労連代議員
復興県民会議の「7年のつどい」
が野田村で開催され、全体で130人が参加した。5月9日の国会行動にも参加した。被災者生活再建支援金300万から500万円への拡充を求めた。訴えを拒否した与党参議院議員に参加者は憤慨していた。
佐々木敏幸
盛岡労連代議員
昨年は1月に組織担当者会議を行った。今年は各単組の悩みの出し合いをした。ローカルユニオン・メタルワークス分会の活動から教訓を学んだ。青年対策を重視している。青年分野でもいわて労連として総がかりの取り組みが必要だ。盛岡市議会での最賃請願は通らなかったが、無所属議員が最低生計費調査を「面白い調査だ」と反応。リベンジしたいので早めの提起を。
吉田 誠
県国公代議員
安倍政権の行政私物化許せない。公文書改ざんなどよほど強い圧力がなければ起きない。公務員制度改革に遠因がある。内閣府が強い権限を持ち、人事を握っているため政治家の言うことをきくようになっている。総人件費抑制が何年も続いている。公務公共サービスが低下し、不安定雇用も拡大している。県国公の請願が野田村で採択された。
女鹿 光子
いわて生協労組代議員
パート時給10円ベースアップを春闘で勝ち取った。最賃が762円になって企業内最賃と3円しか差がない。人出不足が改善されない。エリア正規職員の家族手当など改訂検討させることになった。20条裁判の判決が力になった。今年度からパートは無期雇用転換を実現した。
高橋 義コ
自治労連代議員
老朽化している市立水沢病院の移転新築方針について。3師会が拒否。市長と病院側が対立している。労組が市に話し合いを求め、「誠意を持って対応する」と回答。当初は要求どおり進んでいたが決裂した。次の対応を検討している。労連の支援もお願いしたい。
吉田 仁
自治労連代議員
盛岡市は動物公園をPPP方式で民営化しようとしている。労働組合は要請書を提出したが誠意ある対応がされず、8月20日に要求書を提出した。職場を守る闘い。来年は市長選がある。労働組合の役割がここにある。
内藤 鈴子
医労連代議員
県立中央病院に労基署が入り、6項目の是正勧告。臨床工学技士の勤務を当局は「院内待機」とし、労組は当直だと追求してきた。これが是正された。手待ち時間として勤務扱いになり2年間訴求して支払わせた。当局の無責任な対応に、労基署とも連携した。次期経営計画では、現在も人員不足のところに6年で「減員」という計画で許されない。
赤坂 朝裕
郵政ユニオン代議員
ストライキ集会への支援に感謝。正規社員との均等待遇求めて提訴した労契法20条裁判は、支援する会を組織して連携してきた。11月2日に次回の総会を開催する。引き続きご支援を。
いわて労連二〇一九年度新役員紹介
第30回定期大会で二〇一九年度の新役員が選出されました。
議 長
金野 耕治 再(医労連)
副議長
小野寺栄悦 再
(自治労連)
中野るみ子 再(医労連)
櫻田 真一 新
(農協労組)
岩崎 保 再(県国公)
高橋 基 再
(いわて生協労組)
菖蒲沢 実 再
(盛岡労連)
事務局長
中村 健 再
(いわて生協労組)
事務局次長
石井 隆幸 再
(盛岡労連)
幹 事
渡辺 孝文 再
(自治労連)
五十嵐久美子 再
(医労連)
村田 浩一 再
(農協労組)
中六角久則 再(県国公)
柴田 雄司 再
(福祉労組)
内村 武光 新(私教連)
昆 茂太郎 再(建交労)
小砂子欣次 再
(年金者組合)
藤原 正範 再
(郵政産業ユニオン)
八重樫 司 再(全受労)
工藤 郁夫 再
(通信労組)
新田 英則 再
(地域労働組合)
角掛 洋一 再
(いわて労連事務局推薦)
会計監査
小笠原浩次 再
(地域労働組合)
冨岡 弘子 再
(年金者組合)
古舘久美子 再
(岩大生協労組)
なお、今大会で副議長の斎藤禎弘氏(農協労組)、幹事の工藤良幸氏(岩手私教連)、西映子氏(女性部・自治労連)、中野祐太氏(青年部・医労連)が退任されました。
3面
県の次期総合計画を考える
「わたし☆まちフォーラム」開催
9月22日、NPO法人岩手地域総合研究所は、「わたし☆まちフォーラムinいわて2018」を岩手大学学生センターで開催し、69人が参加しました。
全体集会では、はじめに岩渕伸也・県政策地域部政策推進室政策監が岩手県次期総合計画(案)の説明を行いました。それを受けてシンポジウム「岩手県次期総合計画と私たちの暮らし」を行いました。井上博夫岩手大学名誉教授がコーディネーターを務め、佐々木良博弁護士、宮井久男県立大学名誉教授、佐藤嘉夫県立大学名誉教授、新妻二男岩手大名誉教授らがパネリストとして意見を述べ、会場と質疑も行いました。
午後には「自治・まちづくり」、「産業・労働」、「くらし・保健・福祉」、「子育て・教育」の4つの分科会を行いました。
「コミュニティ・オーガナイジング」って何?
LU東北交流会
9月22〜23日、第7回地域ユニオン・青年ユニオン東北交流会が盛岡市の北ホテルで開催されて、18人が参加しました。開催地のいわてローカルユニオン・青年ユニオンをはじめ、山形、宮城、新潟のローカルユニオン、青年ユニオンの仲間が参加しました。
名取学・全労連事務局員(初代首都圏青年ユニオン委員長)を講師に、アメリカの組織化の手法「コミュニティ・オーガナイジング」を学びました。講義を聴きながら、3つのグループに分かれてロールプレイやグループトークで深め、計画づくりまで行いました。
夕食交流では、各県の取り組みを交流しました。 参加者からは「理論的な整理ができた」、「つくった計画を実践するのが楽しみ」と好評でした。
初任給引上げなど積極的改善を!
県人勧要請
9月26日、いわて労連と県公務共闘は岩手県人事委員会に署名を7、127筆提出して積極的な改善勧告を求めました。人事委員会は蛇口参事兼総括課長ら4人が対応しました。勧告は10月中旬に出される予定です。
公正・平等な任命を
県知事宛てに要請
いわて労連は9月25日、第47期岩手県労働委員会労働者委員の公正任命を求める県要請を行いました。労働委員会の委員は2年に一度改選ですが、岩手県は連合組合が独占。いわて労連加盟組合から、医労連の五十嵐久美子書記長、いわて生協労組・阿部恵子副委員長を推薦しています。任命は10月1日に行われます。
第22回機関紙コンクール
優秀賞に 「年金らいふ通信」、
「なんこう」、「国公いわて」の3紙
応募作品は39作品(昨年40)でした。審査の結果、次の作品が入賞しました。おめでとうございます。
受賞作品
☆機関紙の部(6作品)
○優秀賞『年金らいふ通信』
年金者組合胆江支部
『なんこう』
岩手県医労南光病院支部
『国公いわて』
岩手県国公共闘会議
○特別賞・機関紙活動リード賞 『組合新聞』
岩手医科大教職員組合
『県医労新聞・号外』
岩手県医療局労働組合
○特別賞・パワー全開賞
『職場情報』
大船渡市役所職員組合
☆ニュース・情報の部
(3作品)
○特別賞・走り続けるで賞
『走れ!機関車』
岩手県農協労組新岩手支部
○特別賞・フレッシュ賞
『盛岡赤十字病院
労働組合速報!』
盛岡赤十字病院労働組合
○特別賞・写真インパクト賞
『農協労組通信(仮)』
岩手県農協労組
いわて平泉支部
☆専門部の部(2作品)
○優秀賞 『ひろば』
岩手県医労中央病院支部
女性部
○優秀賞 『すいみー』
一関市職労保育部会
第6回いわて機関紙セミナーを10月20〜21日に開催します。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
NEWSフラッシュ
●3000万署名岩手の会
全体集会
9月14日、安倍9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会は県公会堂で全体会議を開催して、3000万署名の取り組みを意思統一しました。その後、県庁前スタンディングを行ってアピールしました。
●郵政産業労働者ユニオン
第7回定期大会
9月22日、郵政産業労働者ユニオンは盛岡市内で第7回定期大会を開催しました。
●岩手自治労連第79回定期大会
9月28〜29日、岩手自治労連はつなぎ温泉ホテル紫苑で第79回定期大会を開催しました。
主張
安倍9条改憲NO!の世論を
職場・地域で広げよう
秋年末闘争への準備がすすめられていると思います。職場の働き方の課題や労働条件などの要求を集めて、職場での話し合いを重視しながら取り組みを進めましょう。
自民党総裁選で対立候補の石破氏が「正直、公正」をキャッチフレーズにしたところ、「安倍首相への個人攻撃だ」と批判した自民党。「嘘つき、不正」の自民党と、自ら言わぬばかりです。総裁に3選された安倍首相はさっそく9条改憲への野望をむき出しにしています。20日の記者会見で、憲法改正を「総裁選の最大の争点だった。次の国会に改正案を提出できるように取り組むべき」と述べてました。秋の臨時国会は10月26日にも開催されると報じられています。
国民も黙ってはいません。朝日新聞の世論調査(9月)では、自衛隊の明記などを盛り込んだ自民党の憲法改正案を「次の国会に提出することの是非」について「反対」49%、「賛成」が32%ということでした。「自民党総裁選で争点として一番議論してほしいテーマ」でも、「憲法改正」は8%と最も低いテーマでした。「総裁選の最大の争点」という安倍首相の異常さが際立ちます。
私たちの職場でも広げている「安倍9条改憲NO!」3000万署名は、県内で16万筆を超えています。全国では5月時点で1350万筆を超えて広がり続けています。この運動の広がりと、野党共闘による国会での追及で、当初安倍首相が描いていた通常国会での改憲発議は阻止することができました。目標の3000万筆を早期に達成して改憲発議そのものを断念させましょう。いわて労連の組織内では組織人数を超えたところです。家族や知り合いなど、周りにさらに大きく広げていきましょう。来年は統一地方選挙や参議院選挙が控えています。圧倒的な世論で安倍政権を追い詰めていきましょう。
10月14日には「望月衣塑子講演会」が県公会堂大ホールで13時から開催されます。東京新聞の記者ですが、森友・加計疑惑で安倍政権を鋭く追求してきたジャーナリストが、「ウソの政治とジャーナリズムの危機〜私たちのくらしと平和を考える〜」と題してお話します。全県からの参加で成功させて安倍政権への怒りをぶつけて、改憲阻止の運動の飛躍をつくっていきましょう。
第6回いわて機関紙セミナー
日 時 10月20日(土)
13時半〜21日(日)正午まで
場 所 「ユートランド姫神」
参加費 10、000円
(1泊2食、宿泊費・資料代含む)
*10月11日までにいわて労連までお申し込みを。
望月衣塑子 講演会
(東京新聞社社会部記者)
「ウソの政治とジャーナリズムの危機
〜私たちのくらしと平和を考える〜」
日 時 10月14日(日)
13時半〜15時半
会 場 岩手県公会堂大ホール
参加費 500円
主 催 実行委員会
*問い合せ先 県革新懇
4面
Hanaのナナコ飯
皆さんこんにちは!朝晩冷え込んできましたね。秋の味覚といえば、ぶどうや梨などの果物。そして海からは秋刀魚!八百屋さんに並ぶ天然のキノコも楽しみです。
今日は食感が楽しい栗ご飯をアレンジしてみました。土鍋で炊くとおこげが出来てとても美味しくできますよ。普段から鍋でご飯を炊いていると、災害時にも役立ちます。是非新米で美味しく炊いてみてくださいね!
*栗とれんこんの土鍋炊き込みご飯*
○材料…栗10〜15粒、しめじ1房、れんこん1節、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ3、水100cc、お米3合、水2合半、塩少々
○作り方…お米を洗って鍋に入れ、水と塩一つまみを入れて30分吸水させる。その間に栗は鬼皮と渋皮を剥く(鬼皮はあらかじめお湯につけておくと剥くのが楽です)。れんこんはいちょう切りに、しめじはばらしておく。小鍋に切ったれんこんとしめじを入れ、みりん、しょうゆ、水100ccを加え、菜箸で混ぜながら中弱火で煮る。火が通ったら火を止めて、土鍋に汁ごと入れる。下のお米と混ぜずに乗せるのがコツ。剥いた栗をのせて蓋をして中火にかけ、沸騰したらごく弱火(消えるか消えないかくらい)にして13分。火を止めたらそのまま10分蒸らして完成!
☆簡単に楽しむなら、剥かれている甘栗で試してみてください。結構美味しく手軽にできますよ!おこげもごちそうです。底から返すように混ぜて召し上がってください☆
(高橋奈々子…盛岡市内丸4ー18つながる台所Hana店主)
ひろば
川 柳
美ら海に生きざま描いて知事は逝き
拓 庵
「公正」はボス批判とは正直な
瀬川重哉
恐いのは地震台風アベ政治
巷多朗
生産性言って問われる人間性
野の一枝
年金者組合盛岡支部
岩手県最低賃金
平成30年10月1日から
時間額
762円
(24円アップ)