機関紙「いわて労連 2018年月5号      

●第89回メーデー岩手県中央集会/改憲阻止、労働法制改悪ストップを!/国政私物化、改ざん・隠ぺいの安倍内閣は総退陣せよ!●大熊座●安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名(3000万署名)/県内で10万筆を突破!さらに広げよう/改憲発議を阻止しよう!/61%が安倍政権下での改憲に「反対」/共同の取り組みを進めよう●いわて労連青年部が署名&交流会●いの健県センター学習会と代表者会議/誰のための改憲・働き方改革?●最賃ディーセントワーク宣伝/アベ「働かせ方改革」法案は廃案に●イレブンアクション/生活再建支援法の拡充を●TPP11ストップを!●全労連最賃シンポジウム/全国一律最賃制を実現しよう!●NEWS フラッシュ●主張●めも・あーつ199●川  柳

 

 


1面
第89回メーデー岩手県中央集会

改憲阻止、労働法制改悪ストップを!
国政私物化、改ざん・隠ぺいの安倍内閣は総退陣せよ!
 
5月1日、第89回メーデー集会が県内11カ所で開催されました。安倍9条改憲NO!、安倍働き方改革反対・労働法制改悪阻止、8時間働いて暮らせる賃金を、改ざん・隠ぺい・ねつ造・セクハラ・圧力の安倍政権は総退陣せよ!などのスローガンを掲げて取り組まれました。
 第89回メーデー岩手県中央集会は岩手公園広場で開催され、約1000人が参加しました。今年も、連合メーデーと同会場で、時間差での開催となりました。
 主催者あいさつで金野耕治メーデー岩手県中央集会実行委員長は「安倍政権下で、改ざん・隠ぺい・ねつ造・圧力・セクハラ・職務怠慢など政権トップからモラルが崩壊している」、「国会を軽視し国民を欺く無責任な安倍内閣はただちに総辞職させよう」、「3000万署名は10万を超えた。30万の目標突破するために引き続き奮闘しよう」と呼びかけました。
 来賓あいさつは、岩手県商工労働観光部雇用対策労働室長の八重樫浩文氏が知事代理でメッセージを代読し、自由党の木戸口英司参議院議員、日本共産党岩手県委員会副委員長の斉藤信・県議団長があいさつしました。木戸口氏は安倍政権をめぐる疑惑について「真相解明は進んでいない。審議拒否は与党の方ではないのか」、「真に政治を改革する思いをひとつにすれば政治は変られる」と訴えました。斉藤氏は「与党は働き方改革の審議を強行している。スーパー裁量労働制の高度プロフェッショナル制など、働き方改革法案は必ず廃案に追い込もう」、「安倍政権を追い詰めているのは市民の怒りと運動、そして野党の追及だ。9条改憲を必ず阻止しよう!」と訴えました。
 メッセージ紹介の後、中野祐太・いわて労連青年部長がメーデー宣言を提案し、満場の拍手で採択されました。
 副実行委員長の小野寺栄悦・自治労連委員長がメーデースローガンを提案して採択されました。デコレーション審査では最優秀賞として「いわて生協労組」が表彰されました。その後、安保法制に反対するにパパ・ママの会代表の橋奈々子さんらによる「けん・けん・ぽ」の歌などが演奏されました。
 恒例のモチまきとお楽しみ抽選の当選発表後、メーデー歌全体合唱、がんばろう三唱が行われ、メーデー合唱団のうたごえに送られて、デモ行進を行いました。
 要求を書いたプラカードやデコレーションを掲げて「労働法制改悪反対」、「安倍9条改憲反対」などと訴えながら盛岡市内をデモ行進しました。

大熊座
 急に初夏の装いを見せる5月の晴れやかな青空の下、第89回メーデー集会が開かれました。今年は例年にも増して「歴史に残るメーデー集会」に。それは決して平成最後のメーデーなどというものではなく(もっとも、メーデーのどこにも元号は出てきませんが)、安倍政権最後のメーデーに、憲法9条改憲を阻止したメーデーに、との思いからです▼改ざん、隠ぺい、ねつ造、圧力、セクハラ、職務怠慢など上げれば切りがないほど倫理が欠如した制御不能の安倍政権。国政を揺るがす大事件が3つも4つも起きているのに、なぜこの内閣がいつまでも存続しているのか、と多くの識者も疑問の声を上げています。衆参両院で与党が3分の2の議席を確保して自民・公明・維新が支えているからですが、そもそも、この議席、昨年10月の解散総選挙自体が森友・加計隠しの国民だまし討ち選挙で得た議席であり、虚構の上に成り立っている内閣です▼自民党に自浄作用はないのか?これも一般的な疑問ですが、現在の小選挙区制では、党公認をもらえないと国会議員になれないため、与党の国会議員は、自らの政治信条はさておき党執行部一任、寄らば大樹の陰ということが優先されるのでしょう。こうなってくると私たちはやっぱり自らの手で政治の浄化、政治革新を勝ち取るしかありませんね。来年7月の参議院選挙まで1年ちょっとありますけど、「市民と野党の共闘」で過半数の議席をもぎ取って憲法が生きるまっとうな政治を国民の手に取り戻しましょう▼祝メーデーでほろ酔い気分も手伝いつつ、大志とロマンを持って新しい歴史の展望を。
(こ)

2面
安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名(3000万署名)
県内で10万筆を突破!さらに広げよう
改憲発議を阻止しよう!
 安倍政権による憲法改正発議を阻止するために、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」が5月までに全国で3000万筆を目標に取り組まれてきました。県内では署名推進のための共同組織「安倍9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」(172団体・いわて労連も加盟)が昨年12月に結成されて、5月末までに県内30万筆を目標に取り組み中です。現在、4月末までの集約で、10万筆を超えました。目標に向けてさらに広げていきましょう。
 いわて労連も組合員1人10筆を目標に、各職場で取り組みが進められています。いわて生協労組では昨年末までに組合員数を突破。4月からは労理共同の学習会を全県で取り組みながら広げています。岩手自治労連は職場での学習会を開催しながら一気に署名を広げています。平泉町職では佐々木良博弁護士を講師にした学習会を開催し、1人10筆の目標で取り組み、すでに組合員の約7倍を超える署名を集約しています。岩手医労連でもピースチャレンジャーの呼びかけもしながら職場で奮闘中。中野委員長を筆頭に50筆を達成して、さらに広げています。福祉労組、私教連なども組合員数を突破して広げています。
61%が安倍政権下での改憲に「反対」
 共同通信が4月25日に発表した世論調査では安倍政権下での改憲に「反対」は61%、賛成は38%、自民党の示している改憲4項目(9条に自衛隊を加憲、教育充実、緊急事態条項新設、参議院合区解消)はいずれも「反対」や「不用」が「賛成」を上回ったと報じられています。
 いま、財務省公文書改ざん、自衛隊「日報」隠ぺいなど、国政私物化の姿が次々と明らかになっている安倍政権に対して「今すぐ退陣を」の声が高まっています。安倍9条改憲NO!3000万署名を地域にも大きく広げて、「9条改憲阻止」、「安倍政権退陣」を実現させていきましょう。
共同の取り組みを進めよう
 全国市民アクション岩手の会は、4月14日に行われた国会前大行動に呼応した取り組みとして4月11日に「ABEOUT!4・11緊急大行動MORIOKA」集会とデモ行進を行い180人が参加しました。民進党県連、社民党県連、共産党県委員会から代表が参加、自由党県連がメッセージを寄せました。4月19日には「19日行動」として昼デモを行い、150人が参加して声を上げました。その後、肴町ホットラインで署名宣伝を行いました。夕方にはクロステラス前で、5月3日に憲法学者の木村草太氏を招いて開催する「5・3憲法集会in岩手」の宣伝を行いました。
 女性5団体(いわて労連女性部、県母連、新婦人県本部、岩商連婦人部、女性9条の会)によるピースアクションいわては盛岡市内で4月3日にスタディング宣伝、23日に署名宣伝を行いました。
 憲法共同センターは4月12日と26日に宣伝行動を行いました。4月9・10日と16・17日にはいわてローカルユニオンと共同で大通商店街と材木町商店街の訪問行動を行いました。多くの店主が署名に応じました。30代の喫茶店主は「木村草太か、仕事でなければ行きたかった!もっとこの問題を語り合う場が必要だと思う。署名は書くし、店においてもいいです。ポスターも貼ります」と答えてくれました。
いわて労連青年部が署名&交流会
 4月14日、いわて労連青年部は「守れ憲法!みんなでやろう署名行動&交流会」を盛岡市内で開催して、医労連、自治労連、福祉労組、農協労組、青年ユニオンの青年など21人が参加しました。
 はじめにイタリアンのお店に集合して金野・いわて労連議長を講師に30分ほど学習。その後、クロステラス前で署名宣伝を行いました。中野祐太青年部長や齊藤完奈副部長を先頭にマイクを持って3000万署名を訴えました。青年自身が呼びかけたこともあり、若い世代が多く署名に応じていました。「安倍を辞めさせる署名か?俺にも書かせて」と、タクシー運転手がわざわざ車を止めて署名する場面も。安倍政権に対する怒りを実感しました。
 宣伝後はお店に戻って交流しました。「学習した後だったので自信を持って訴えられた」、「はじめての署名行動だったけど、思ったよりも署名してくれてうれしかった」など感想も交流しました。


3面
いの健県センター学習会と代表者会議
誰のための改憲・働き方改革?
 4月7日、働くもののいのちと健康を守る岩手県センターは学習会と代表者会議を開催しました。学習会は「誰のための改憲・働き方改革?」と題して、岩橋祐治さん(働くもののいのちと健康を守る全国センター事務局長・全労連副議長)が講演しました。その後にグループトークで感想交流や職場交流を行いました。
 職場は深刻な人手不足が続き、人員増や36協定の改善が急務になっています。改憲と働き方改革で自分たちの職場がどうなるかを考えながら、反対の運動を意思統一する学習会となりました。
 学習会の後に代表者会議を開催し、改憲と働き方改革阻止の運動や、安全衛生委員の初級講座の開催などの方針を確認しました。
最賃ディーセントワーク宣伝
アベ「働かせ方改革」法案は廃案に
 
4月16日、いわて労連は最賃ディーセントワーク宣伝を盛岡市内で行いました。いわてパート臨時労組連絡会や盛岡労連、農協労組、県医労などが参加しました。アメリカの労働組合SEIUが呼びかけた国際行動に呼応した行動として取り組みました。
 厚生労働省のデータねつ造など安倍政権の問題や、アベ「働かせ方改革」を批判しながら、働き方改革一括法案反対と「全国一律最賃制度確立」署名を呼びかけました。「わたしはいいんだけど、若い人の賃金が低すぎる」(40代女性)、「時給で働いています。すこしでも上がってほしい」(20代女性)と市民が署名に応じていきました。
イレブンアクション
生活再建支援法の拡充を
 
4月11日、いわて労連は盛岡市内でイレブンアクションを行いました。震災からの復興や原発ゼロを訴えながら「被災者生活再建支援法拡充」署名に取り組みました。
 5月9日には全国災害対策連絡会主催の「国の責任で復興を!5・9国会行動」が行われます。県内からも代表を派遣して地元国会議員や省庁への要請を行います。
TPP11ストップを!
 
いわて食農ネット(いわて労連加盟)は「TPP11」の強行は許さない!「日欧EPA」・「日米FTA」ストップ!地域農業と食の安全を守ろう!緊急アクションを盛岡市内で行いました。
全労連最賃シンポジウム
全国一律最賃制を実現しよう!
 4月21日、全労連主催の最賃アクションプランを進めるための「最賃シンポジウム」が全労連会館で開催され、全国の運動が交流されました。岩手からも2人が参加しました。シンポジウムでは三上元・静岡県湖西市の前市長、越後屋建一・秋田県労連事務局長、米沢哲・日本医労連中央執行委員がパネリストを務めました。
 三上氏はOECD諸国と比較して日本の最低賃金の異常な低さを強調し、客観的なデータに基づいて大幅な引き上げをはかるべきと訴えました。
 越後屋氏は全労連北海道・東北ブロックの最賃キャラバン運動で切り開いてきた成果を強調。各道県で地方最賃審議会での意見陳述実現や議会請願の広がりを紹介しました。米沢氏は医療産別最賃の新設に向けた運動を紹介しました。
 全労連は2020年までに全国一律最低賃金制度を実現することを目指して運動を進めています。橋口・全労連事務局長代行が最低賃金法改正に向けた論点も示しながら、署名と学習運動の取り組みや、自治体請願運動を当面3割の自治体にまで広げようと訴えました。参加者はグループ討議で運動を交流しました。

NEWS フラッシュ
 ●消費税廃止・全国いっせい行動
 
4月1日、消費税廃止各界連絡会は消費税廃止・10%増税中止を求めるいっせい行動を行いました。盛岡では2か所で実施しました。
 ●盛岡労連が一の日行動
 
4月2日、盛岡労連は毎月恒例の「一の日行動」として、岩手銀行本店前で早朝宣伝を行いました。
 ●革新懇がリレートーク
 
4月3日、県革新懇は盛岡市内で「アベ政治を許さない」リレートーク宣伝を行いました。
 ●県原水協が6・9行動
 
県原水協は4月6日、盛岡市内で「6・9行動」を行ってヒバクシャ国際署名を訴えました。また、21日には国民平和大行進実行委員会の総会を開催しました。
 ●社会保障学校第5回講座開催
 
4月15日、県社会保障推進協議会と地域総合研究所は連続講座・社会保障学校(第5回)をアイーナで開催しました。
 ●岩手県レッドパージ被害者名誉回復同盟が記者会見
 
県内のレッドパージ被害者3人の名誉回復を岩手弁護士会が昨年9月に勧告したことを受けて、4月26日、県レッドパージ被害者名誉回復同盟が記者会見を開きました。
主張
全国一律最低賃金制度確立へ!
地域で世論を広げよう
 18春闘はねばり強い闘いが続いています。定期昇給が中心ではありますが、着実にベアを勝ち取っている単組も出ています。改正労働契約法の「無期雇用転換」ルールの開始や深刻な人手不足などを背景に「非正規雇用の給食部門を正規雇用に転換した」「地域限定社員の手当を改善した」など非正規雇用の待遇改善などの成果も出ています。引き続き奮闘しましょう。
 賃金の底上げを実現するには、最低賃金の引き上げが重要です。いま全労連は「最賃アクションプラン」を掲げて、2020年までに全国一律最低賃金制度を確立しようと学習運動を進めています。全労連東北ブロックは、静岡県立大学短期大学部の中澤秀一准教授の監修のもと、最低生計費試算調査を2016年に実施しました。その結果、盛岡市の25歳単身者は月額22万8664円となりました。これは法定時間で時給換算すると1316円、実態の労働時間で換算すると1524円となります。全国各地で同様の調査をした結果とほぼ同じ水準です。私たちの掲げる「最賃いますぐ1000円、めざせ1500円」という要求の正当性を裏付ける結果と言えます。しかし、現在の岩手地方最低賃金は738円という低水準です。しかも、最高額の東京都との格差は年々広がり、時間当たり220円にもなっています。全労連北海道東北ブロックは、5月下旬から最賃キャラバンを実施して、統一的な行動で最低賃金の大幅な引上げ、全国一律最低賃金制度確立に向けた世論を高める運動を強化していきます。今年はとりわけ、地方議会での請願採択運動を強化していきます。
 国民大運動岩手県実行委員会(事務局・いわて労連)は、5月中旬からは「憲法を活かした安心・安全な地域づくりのための自治体要請キャラバン」を行います。人口流失問題はどこの自治体でも共通した悩みですが、中央と地方の格差是正は重要な課題といます。最低賃金の引き上げ、全国一律制度の確立、公契約条例の確立、中小企業支援の強化などの重要性を自治体でも理解を広げて、世論を広げていきましょう。職場での学習も強めて、最低賃金引上げの声を職場・地域で広げていきましょう。

4面
めも・あーつ199
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品
「生命の目差しを直視する」
 DAYS JAPANという写真月刊誌5月号の表紙に衝撃を受けた。
 10歳にも満たないだろう少女が汗と埃にまみれ、頭に何か荷物を乗せて、苦しみと悲しみを湛えて大きく開いた目から涙を流した顔のクローズアップ写真。ビルマ(ミャンマー)政府軍の襲撃から隣国バングラデシュに逃れてきたロヒンギャの人々。世界保健機関/WHOは、67万人を越えると発表した。今年のDAYS国際フォトジャーナリズム大賞にはそのロヒンギャ難民の写真の受賞が多かった。
 ビルマに住むロヒンギャの多くはイスラム教徒で1000年以上も前からビルマの西部ラカイン州に住んでいると主張しているが、ビルマ政府は不法移民とみなし国籍も権利も与えず自由を制限してきた。昨年8月、ロヒンギャの武装組織が国境にある政府軍の基地と警察を襲ったことから、掃討作戦が始まった。虐殺、焼き討ち、女性や少女のレイプ、想像を超える残虐な殺戮。ようやくバングラシュに逃れた痩せこけた母と娘。3万人の難民キャンプは数ヶ月で60万人を越えた。食べ物を求めて差し出される手、手、手。母や子どもを背負い泥道を歩く若者。家族とはぐれた子もいて、人身売買の業者が入り込んでいるという。
 審査委員の映画監督・山田洋次さんは、少女の写真によせて「そのクローズアップは何と言うか、単にロヒンギャ難民ということを越えて、地球の上にある民族的な差別、あるいは経済的な差別、あるいはなかなか終わらないこの戦争についての抗議、なぜこの地球に平和がこないのかという抗議の涙ではないかとすら思える」とコメントしている。
 21世紀になってなお拡大し絶えることのない戦争。経済格差、男女差別、子どもの貧困、働く者の拡大する非正規化と凄まじい搾取、企業の偽装と隠蔽、官僚のデータ捏造、二枚舌の政権。見渡せば、すぐ目の前に殺し殺される戦場へと変わる萌芽がある。もしかして既に戦場と化しているのかもしれない。うんざりするが顔をそむけ、目を閉じてはならないと思っている。
*参考書籍
『DAYS JAPAN5月号』
 DAYS JAPANでは、ビルマ軍政が変更した英語名称「ミャンマー」ではなく「ビルマ」と表記しているのでそのまま記述しています。
(久保克子)

ひろば
   川  柳
ヘリよりも渡り鳥飛ぶ空やよし
                          野の一枝
誰だって部下の自発と思わない
                          瀬川重哉
書き換えと改ざんで知る忖度度
                          巷多朗
しがみつくほどに傾く総理の座
                          拓  庵
   短  歌
また一人反戦の士が逝きにけり
「アベ政治をゆるさない」の太字残して
                          柳沼帝子
    年金者組合盛岡支部