機関紙「いわて労連 2021年12月号      

●秋闘ヤマ場/コロナ禍で奮闘する仲間の一時金削許すな/岩手医大はストライキ構えて前進回答引き出す●過労死なくせ/いの健県センターが総会●大熊座●「変えるリーフ」と新「いのち署名」全戸配布/市民から「人並みに生活出来るよう労働条件改善を」●県社保協が総会●ジェンダー平等で多様性ある社会を●食と農を守る共同を/食農ネットが自治体・農協へ要請・懇談●最賃署名キックオフ集会●学生支援・食料配布行動●憲法を守りいかそう/盛岡昼デモ●核兵器禁止を/核禁条約の批准を求める岩手県民の会が宣伝●非正規差別許すな!/20条裁判支援を●私学助成をすすめよう●「災害対策全国交流集会2021」オンラインで開催●全労連共済に入ろう!●NEWSフラッシュ●主張●川柳●「うちでつくろうナナコ飯!」(40)

秋闘ヤマ場
コロナ禍で奮闘する仲間の一時金削減許すな
岩手医大はストライキ構えて前進回答引き出す
 
21秋年末闘争は山場を迎えました。「一時金0・15月削減」の県人勧の下で、賃金確定闘争が闘われています。コロナ禍で奮闘する公立病院職員も含めて公務職場の一時金削減阻止の交渉が行なわれました。民間職場も含めて「コロナ禍でこそ医療従事者の人員増と処遇改善を」と街頭宣伝などで力をあわせました。

 盛岡労連は「公立病院のボーナス引き下げていいの?引き下げないで」キャンペーンを呼びかけ、県医労、盛岡市職労、医大教職組の年末交渉にあわせて早朝宣伝に取り組み、いわて労連をはじめ多くの組合が結集して激励しました。
 11月11日には医大教職組の団体交渉にあわせて矢幅駅前で「コロナ禍 医療従事者の人員増と処遇改善を」と訴えて宣伝しました。医大教職組は12月1日にストライキを構えて交渉を重ね、11月24日の第3回団交で前向きな回答を引き出して、スト突入の回避を判断しました。
 県医労は19日に本部団交を行いました。「県立病院職員のボーナスを下げるな」と訴えました。国は一時金0・15月引き下げについて国会審議が間に合わず来夏で調整という方向ですが、県医療局は県に準じて「12月で一時金0・15月引き下げする」と言っています。一方、休暇制度について前進を勝ち取っています。
 19日の早朝に盛岡労連は県公会堂前で街頭宣伝を行い、闘う県医労や盛岡市職労の仲間を激励しました。
 24日に県医労は各支部で職場門前行動を行いました。医療局長へのFAX要請も行いました。盛岡労連は24日にあわせて県立中央病院前で早朝宣伝を行って県医労の仲間を激励しました。
 自治労連は各単組で賃金確定交渉を進めています。国準拠で賃金を決定してきた単組では12月の一時金からは削減しない提案が出されています。来年6月期の取扱い等は交渉中です。県準拠のところは、野田村職や岩泉町職等で、正規職員は12月から削減をするものの会計年度任用職員は来年度からという提案が出ています。
 いわて生協労組では11月17日に団体交渉を行い、エリア正規職員の一時金の上乗せ回答を引き出して妥結の方向となっています。
 農協労組などでも粘り強い交渉が続いています。LU山善鉄工分会は11月20日に第2回定期大会を行い、年末一時金闘争に向けて意思統一しています。引き続き闘いが続きます。

過労死なくせ/いの健県センターが総会
 11月14日、「働くもののいのちと健康を守る第14回東北セミナー」がオンライン併用で開催され、東北各地から約50人が参加しました。記念講演を「感情労働から考えるコロナ禍におけるエッセンシャルワーカーの働き方を通して〜」と題して水谷英夫弁護士がお話しました。全体会で職場問題も交流しました。
 11月22日には厚労省主催の過労死等防止対策推進シンポジウムin岩手が教育会館で開催されて60人が参加しました。基調講演では「過労死と労災請求にかかる不服申立制度」と題して岡村晶弁護士(東京本郷合同法律事務所)がお話しました。過労死遺族からは渡辺淳子さん(東京・神奈川過労死等を考える家族の会)が息子さんの過労事故死(帰宅時のバイク事故)で裁判で会社に責任を認めさせた経験をお話しました。
 11月29日、働くもののいのちと健康を守る岩手県センターは「2022年度総会」を県民会館第2会議室で開催して28人(会場26人、オンライン2人)が参加しました。コロナ禍で激務が続く自治体、保育、医療の職場から切実な職場実態と労働組合の取り組みが発言されました。


大熊座
 
朝晩の冷え込みや初雪・初氷・初霜などの便りが届き、いよいよ師走、冬本番です。くれぐれも転倒やスリップ事故にご注意ください▼新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が欧州などで急拡大しています。オミクロン株は、感染力の強さやワクチン効果の低下が懸念されています。国立感染症研究所もWHO(世界保健機関)も「懸念される変異株」に指定して、デルタ株などと同様の監視体制を取るとしています▼政府は、緊急に感染地域だけでなく全ての国からの入国停止措置を11月末から1ヶ月ほど実施して様子を見るようです。外国で勤務している日本人の帰国や外国人留学生、同実習生の入国制限などによって学業にも様々な産業にも再び影響が出そうです▼ある飲食店の経営者がテレビのインタビューで「(政府の決定が)せめてもう少し期間に余裕をもって実施してほしい。いつも直前の決定で対応に苦慮する」と答えていました。確かにそのとおりです。忘年会や職場の飲み会が「禁止」から「奨励」に変わって、需要が増えると見込んでも労働力が確保できなかったり、突然需要そのものがストップする恐れもあり、かき入れ時にも関わらず、慎重な対応を余儀なくされています▼3密対策、マスクの着用、手洗い、手指消毒、換気、検温など、これまでと同様に職場でも家庭でも、可能な感染対策を心がけましょう。でも自粛ばかりもしていられませんので、家族や少人数での会食や旅行は楽しみたいものです。労働組合の活動も困難さが伴いますが、こんな時こそリモート学習会や機関紙活動をパワーアップしましょう。(こ)


2面
「変えるリーフ」と新「いのち署名」全戸配布/市民から「人並みに生活出来るよう労働条件改善を」
 
いわて労連は岩手医労連と連携して労働組合の取り組みを紹介する全労連「変えるリーフ」と新「いのち署名」のセットを全戸配布しています。盛岡労連とともに盛岡地域の配布からスタートしました。各地域でも順次具体化していきます。
 11月22日と29日には統一行動を行って、医労連、医大教職組、自治労連、福祉労組、建交労、農協労組、LU、盛岡労連などが結集しました。県立中央病院や三田記念病院、川久保病院や盛岡市立病院など医労連組織のある病院周辺で全戸配布しました。福祉労組、県医労、労働相談センターなどでは別日程での配布も進めています。
 さっそく市民から返信があり、署名とともに「老人介護施設で非正規雇用。月に宿直5回している。手取りで14万円位。絶対的に人手不足、給料も安すぎる。人並みに生活出来るように是非とも労働条件の改善をお願いします」「子育て世代だけでなく賃金助成を。営業職ではコロナの影響をまともに受けてしまい我が家のような寡婦世帯は医療助成も打ち切られてしまいました。奨学金の返済も滞ったままです」などの切実な声が寄せられています。
 岩手医労連は11月15日に盛岡市内で新「いのち署名」街頭宣伝を行いました。

県社保協が総会
 11月26日、岩手県社会保障推進協議会は21年度通常総会を盛岡市おでって会議室で開催しました。地域医療を守る運動などの到達点を確認し、学習運動の強化など新年度方針と体制を確立しました。
 発言では参加団体から各組織の課題や成果が報告されました。
 県生健会からは、県独自支援制度を求めることも含む「補聴器購入の公的助成制度創設」の県議会請願採択などが報告されました。
 11月11日には「介護・認知症なんでも無料電話相談」が行われ、10件の相談が寄せられました。NHK等でも報道されました。
 お昼には「いい介護の日宣伝」を盛岡市ホットライン肴町前で行いました。宣伝カーも市内で運行しました。


最賃署名/キックオフ集会
 
11月5日、いわてパート臨時労組連絡会は、「最賃1500円、全国一律制度の実現へ キックオフ集会」を盛岡市アイーナで開催して、いわて生協労組、農協労組、自治労連、医労連、ローカルユニオンなどから12人が参加しました。全労連が作成した新しい「最賃ビデオ」を視聴して、「全国一律最賃署名」の県内2万5千筆目標達成に向けて意思統一しました。
 生協労組は1万筆を目標に50筆チャレンジャーを募集しており、すでに達成した組合員も参加して「母の介護に直面している。時給1500円になったらどんなにいいか。近所を回って声をかけた」と報告しました。
QR(全労連最賃ビデオ)

学生支援・食料配布行動
 
11月28日、ほっとまんぷくプロジェクト岩手(民青同盟など主催)が6回目の食料配布を盛岡市上田公民館で行いました。学生など65人が訪れました。いわて青年ユニオンも行動に参加しました。対話アンケートでは「シフトが減った」「バイトかけ持ちしている」など、困難な実態が浮き彫りになりました。
 いわて青年ユニオンはこの間の学生の声をもとに「学費下げて最賃上げよういわて青年アクション」を準備しています。
 12月7日「学費・奨学金学習」講師・藤森毅さん(日本共産党文教委員会責任者)、16日「最賃学習」講師・衛藤浩司さん(全労連賃金・地域経済局長)、19日はクロステラス前宣伝を呼びかけています。
申し込みはこちらへ→

ジェンダー平等で多様性ある社会を
 11月13日、第66回岩手県母親大会が滝沢市アピオなどを会場に開催されました。12市町村でのサテライト会場を含めて700人が参加しました。記念講演では田中優子・法政大学名誉教授・前総長がお話しました。平塚らいてうを紹介しながら「真のジェンダー平等を達成するためにも、多様性のある社会の実現が必要」と強調しました。
 各地の運動交流も行われました。いわて労連の金野耕治議長が来賓あいさつを行いました。
 11月27日には第66回はたらく女性の岩手県集会がサンビルで開催されてオンラインを含め50人が参加しました。「男らしさ・女らしさから自由になろう〜働きやすい職場・社会をめざして〜」と題して太田啓子弁護士(湘南合同法律事務所)がオンラインで記念講演を行いました。
 職場報告では医大教職組、県医労釜石支部、盛岡市職労が医療や保健所、自治体職場の実態や、地域医療守る運動を報告しました。
 参加者からは「『男らしく』『女らしく』なくて良いと思ったら、楽になった」「性暴力の矮小化は生活の中に染みついていると思う。女性の中だけの共有(嫌なことの)ではなく、男性も共有し、気づかせなくてはならないと考えました」などの感想が寄せられています。

食と農を守る共同を/食農ネットが自治体・農協へ要請・懇談
 
いわて食農ネット(18団体・会員150人)による「秋のグリーンウェーブ(自治体・農協要請行動)」が、11月10日から26日にかけて行われました。6項目の「政府への要請」に賛同を呼びかけるとともに、地域の課題やとりくみなどを懇談しました。
 政府への要請は、食料の輸入依存を改め、食料自給率向上を図ることを柱に、そのための1次産業支援や食の安全を求める内容です。自治体・農協とも概ね趣旨に賛意を示しました。その上で、農漁業では、後継者・担い手不足、不漁、獣害など深刻な状況が話されました。また、米価下落に対して、自治体ごとに補てん策も講じられていますが、国の責任ある対応を求める意見が多く出されるとともに、県がイニシアチブを発揮してほしいという声もありました。
 12月17日には、全国食健連の中央行動で賛同書の提出や農水省との交渉が行われます。


3面
憲法を守りいかそう/盛岡昼デモ
 
12月6日に臨時国会が招集されます。21年度補正予算案がそこで審議されますが、過去最大の軍事費補正予算案が盛り込まれます。21年度の当初予算とあわせると、軍事費は初めて6兆円を超えることになります。
 岸田内閣は維新の会などと改憲論議を促進するとともに、軍拡も急速に進めようとしています。改憲を阻止して、憲法を守りいかす運動を一段と強化することが求められます。 
 11月17日、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は盛岡市内で昼デモを行ない、100人が参加しました。
 事務局団体の平和環境センター、県消団連、憲法共同センターの代表が出発前にあいさつしました。金野耕治・共同センター事務局長は「総選挙は自公・維新の改憲勢力が3分の2を占めたが、改憲が争点にのぼっていた訳ではない。来年の参議院選挙に向けて立憲野党を前進させよう」と訴えました。
 11月9日には平和憲法9条を守る岩手の会が9の日宣伝を行いました。

核兵器禁止を/核禁条約の批准を求める岩手県民の会が宣伝
 11月6日、「日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める岩手県民の会」が、盛岡市クロステラス前で街頭署名宣伝を行いました。
 9月に会が結成されて初めての宣伝行動です。署名の訴えと、核兵器禁止条約の賛否を問う折鶴シール投票を行いました。
 代表の三田健次郎・県被団協会長もマイクを持って「岸田首相は1日も早い署名・批准を」と力強く訴えました。
 会は日本政府に署名・批准を求めて県内20万筆を目標に運動を進めています。

非正規差別許すな!
20条裁判支援を
 11月27日、「第7回労働契約法20条裁判を闘う郵政原告団を支える岩手の会総会」が県民会館で開催され、19人が参加しました。東京「集団訴訟」原告の一人である細川孝太・盛岡支部書記長が支援を訴えました。いわて労連・中村事務局長が裁判の経緯と課題を報告。参加者は各組織の均等待遇求める闘いや裁判支援の決意を語りました。 

私学助成をすすめよう
 11月8日、私学助成をすすめる岩手の会は「2021定例幹事会・総会」を県公会堂で開催して方針と役員体制を確立しました。
 9月には16、792枚のハガキ署名を県に提出して要請しました。12月1日には5万8、478筆の私学助成署名を県に提出しました。

災害対策全国交流集会2021オンラインで開催
 11月7日、「災害対策全国交流集会2021」がオンラインで開催されました。
学習講演では「東日本大震災の復興10年を振り返って」と題して津久井進弁護士(兵庫弁護士会会長)がお話しました。岩手・宮城・福島のほか、熊本から報告が行われました。岩手からは復興県民会議の金野耕治事務局長(いわて労連議長)が報告しました。
 復興県民会議は10年の活動記録を冊子にまとめました。12月12日には総会を準備しています。

*告知
東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議総会(学習講演会)
「東日本大震災被害自治体の地方税収格差とポスト復興の財政課題」
日時 2021年12月12日(日) 10時30分〜12時30分
会場 盛岡市総合福祉センター4階講堂
講師 纉c但馬 氏(岩手県立大学総合政策学部教授)
 *参加無料 どなたでも参加できます。

NEWSフラッシュ
●国民大運動実行委員会・地方大運動交流会
 
11月10日、国民大運動実行委員会・地方大運動交流集会が行われました。
●全労連国民春闘討論集会
 
11月22〜23日、全労連国民春闘討論集会が行われ、春闘方針について論議されました。
●両磐労連定期大会
 
11月11日、両磐労連が定期大会を開催し、新年度方針と役員体制を確立しました。
●胆江労連定期大会
 
11月26日、胆江労連は定期大会を開催し、新年度方針を確立しました。
●花巻労連定期大会
 
11月27日、花巻労連は2022年度定期大会を開催し、新年度方針と役員体制を確立しました。
●LU山善鉄工分会が第2回定期大会
 
11月20日、ローカルユニオン山善鉄工建設分会は第2回定期大会を開催し、方針と体制を確立しました。
●全国いっせい労働相談ホットライン
 
11月25日、全国いっせい労働相談ホットラインがとりくまれました。

はたらくみんなの助けあい/全労連共済 岩手県支部
全労連共済に入ろう!
全労連共済への加入を迷っている方のために、ご質問にお答えします☆
Q1 共済必要だけど何に入ったらいいの?
Aセット共済なら、生命・医療・交通災害共済が組み合わせれているから、いろいろなケースで保障されるのでおすすめです。A〜Eのコースからお選びいただけます。生命共済の死亡保障の保障額や、医療共済の入院保障額からコースをきめる、または、月に支払える掛金からコースを決めるなど、それぞれの事情に合わせてお選びいただけます。
Q2 金銭的に余裕がないから…。
A毎月どれくらいなら掛金を支払えるでしょう。Bコースなら月の掛金は1,100円と少額でも、病気入院 1日5,000円の保障が得られます。病気入院を1万円にしたい場合は、Bコースにプラス1,000円で保障されます。
加入内容のご相談・パンフレットのご請求は、いわて労連まで。
電話:019(625)9191 FAX:019(654)5092 mail:roren@iwateroren.org


主張
アメリカいいなり政治やめ、いのち暮らし守る政治を
 
21秋闘のヤマ場を迎え、一時金闘争や自治体の賃金確定闘争が続いています。ストライキを背景に成果を引き出す闘いも進められています。職場の団結を固めて最後まで奮闘しましょう。
 そうした中で、11月30日に米軍三沢基地所属のF16戦闘機が二つの燃料タンクを投棄して青森空港に緊急着陸したというニュースが流れました。タンク落下の現場付近には民家が点在していました。一歩間違えば大惨事でした。1999年1月21日に釜石市で起きたF16墜落事故を思い起こさせます。F16は2018年2月にも二つの燃料タンクを小川原湖に投棄した事件がありました。前月11月23日には沖縄県宜野湾市の住宅敷地内にオスプレイが水筒を落下させた事件も起きました。住民のいのちと安全が脅かされる事態が続いています。
 政府の毅然とした対応が求められていますが、12月6日に招集される臨時国会では21年度補正予算案として、軍事費(防衛関係費)が過去最大の7、738億円の補正が盛り込まれるといいます。当初予算の5兆3、422億円とあわせて6兆1千億円を超え、軍事費は過去最大規模となります。はじめて6兆円を超え、GDP1%枠も超えます。いわゆる「思いやり予算」(米軍駐留経費の日本側負担)も、2022年度以降年間2千億円台後半に増やす方向という報道もされており、これも過去最大となります。岸田政権のアメリカいいなりの姿勢が明瞭に示されています。アメリカの要求に応えて軍事費を急膨張することは、東アジアの軍事緊張をさらに激化させることになります。
 沖縄県の玉城デニー知事は、辺野古米軍新基地建設の埋め立て工事で政府が申請していた設計変更を不承認にして、ずさんな工事の中止を求めていますが、当然の姿勢だと思います。コロナ禍で医療体制も十分にとられていない中で、日米軍事同盟にしばられ、アメリカいいなりに軍事費を増大させ、改憲論議をすすめる。こうした岸田政権の姿勢を変えさせて、アメリカいいなり政治をやめて、国民のいのち暮らしを守る政治へと転換させていきましょう。


4面
うちでつくろうナナコ飯! 第40回
 皆さんこんにちは!いよいよ冬本番ですね!今回は冬になって身がしまり、ぷりぷり食感が嬉しいタラのフライです。普通に食べても美味しいけれど…やっぱりフライにはタルタルソースですよね冷蔵庫にあるもので三分で出来ちゃう、即席レシピ。ますます美味しいですよ〜!
*自家製即席タルタルのたらフライ*
〈材料〉…甘塩たら3切・たまご1個・小麦粉適量・パン粉適量・揚げ油
〈タルタルソース〉…青ネギ(ねぎの青いところでOK!)適量・ラッキョウ甘酢漬け3〜5粒・たまご1個・マヨネーズ大さじ4・砂糖小さじ1/2
〈作り方〉
@甘塩たらは皮と骨をとってひと口大に切る。味が付いているので下味はしないでOK!
A@に小麦粉、溶きたまご、パン粉の順で衣をつける。180度の油でカラッと全体をきつね色に揚げる。
Bタルタルソースを作る。耐熱容器にたまごを入れ、さっと溶く。あまり混ぜない方がいいです!ふんわりラップをしてレンジで30秒加熱し、半熟状態を少しかき混ぜて、さらに30秒加熱。白身と黄身が固まったら、フォークなどで細かいスクランブルエッグ状につぶす。(百均の小さいポテトマッシャーが便利です!)
C青ネギとラッキョウを細かく刻み、その他の調味料もBに入れて混ぜる。
D揚げたフライを皿に盛り、ソースをかけて出来上がり!
 ラッキョウがどうしてもない時は、私は玉ねぎを刻んでお酢とお砂糖でちょっとマリネして代用します。その場合は水気を切って使ってくださいね。
 長ネギの白いところでも意外な美味しさです。アツアツの揚げたてフライに、出来立てのあったかいソースがまた美味しいです!勿論、鮭フライやエビフライなどにもばっちりなので、クリスマスのパーティーメニューにもぴったりですよ。
 どうぞ良い年末年始をお過ごしくださいませ今年もご愛顧ありがとうございました!

*レシピ提供…橋ナナコ
◆オンラインショップ
https://hanananako.thebase.in/

ひろば

川  柳
最賃でビリは逃れた1円差       瀬川重哉

搾取だけ持続可能な資本主義     野の一枝

共闘もヨチヨチ歩きまず一歩      巷多朗

改革が改憲になる国民維新       凡  夫

年金者組合盛岡支部