機関紙「いわて労連 2015年4月号      

 


3.13重税反対●15春闘 3・12〜13全国統一行動/暮らしと営業、平和守れ国民大行動!●「東日本大震災津波4年のつどいinりくぜんたかた」●大熊座●15春闘ストライキ決起/通信労組・郵政ユニオン●3・4中央集会●いわて食農ネット第8回総会・学習会●安倍政権NO!0322大行動●シリーズ/日本を戦争する国にしてはならない/佐々木良博弁護士//個別的自衛権とは/集団安全保障とは/グレーゾーン事態とは/集団的自衛権とは/国連憲章51条(集団的自衛権行使)は/1972年の政府見解/7.1閣議決定●3〜5月 組織拡大月間/労働組合に入ろう!/岩手自治労連・山田町職員組合/岩手県農協労組いわて平泉支部●岩手大学卒業式宣伝/一人で悩まず相談を!●シリーズ/「地域労連ここにあり」/第5回 けせん労連/早朝宣伝を継続/戦後・被爆70年の節目に運動の前進を●祈りの灯火、イレブンアクション●主張/安倍暴走政治ストップ!メーデーを大きく成功させよう●NEWS FLASH●3・8国際女性デー●県議会請願●めもあーつ/差別と挫折と戦火のなかでプレー続けた男たち/フィールド・オブ・ドリームス●第4回「春休み子どもスキー岩手」/“山々にこだまする歓声と笑顔”●川柳



 

1面
15春闘 3・12〜13全国統一行動暮らしと営業、平和守れ国民大行動!
 
15春闘最大の山場をむかえました。3月11日の統一回答指定日を受けて、12〜13日が全国統一行動日でした。全労連、国民春闘共闘会議は2日間で50万人の総行動を提起。いわて労連、県春闘共闘会議も統一行動をよびかけ、岩手県内でもストライキや職場集会、宣伝行動などが取り組まれました。
 3月12〜13日の2日間は、「暮らしと営業、平和守れ国民大行動」として、「安倍暴走政治ノー」の意思をイエローのシンボルカラーで示して全国で行動が展開されました。県春闘共闘は、イエローをあしらった、春闘要求を記入した宣伝ティッシュを独自に1万5千個作成し、職場や地域での宣伝などに活用してアピールしました。
 12日はストライキ支援集会をはじめ、各職場で早朝集会や宣伝などが取り組まれました。いわて労連は、夕方に盛岡市大通で「大幅賃上げ実現! 労働法制改悪反対、くらし守れ」街頭宣伝行動を実施して退勤時の労働者に訴えました。
 翌13日は「3・13重税反対全国統一行動」が県内各地で実施されました。盛岡では教育会館大ホールで「第49回岩手県中央集会」が行われ、約350人が参加しました。
 集会前には盛岡市亀が池前で宣伝行動を行いました。くらしを考えるネットワークの高橋克公さん(岩手県消団連会長)と、日本共産党岩手県委員会の菊池幸夫・県民運動委員会責任者が来賓あいさつを行いました。
 記念講演として、消費税をなくす全国の会の木口力・事務局長が「消費税10%ストップは国民の声。さらなる運動の発展を」と題してお話しました。その後、各界からの怒りの声として、労働者、中小業者、農民、年金者、女性からの訴えが行われました。行動提起と集会宣言採択後、いわて労連・金野耕治議長が閉会挨拶と団結ガンバロウを行いました。
 集会後、盛岡税務署前までデモ行進が行われました。

被災地の今を語り合う/東日本大震災津波4年のつどいin 陸前高田
 
3月11日で東日本大震災津波から丸4年をむかえました。3月1日、「東日本大震災津波4年のつどいinりくぜんたかた」が陸前高田市営農センターで開催され、約230人が参加しました。東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議が主催しました。
 オープニングでは、米崎小学校の子どもたちによる「重倉太鼓」が元気よく演奏されました。全国災対連代表委員の小田川義和・全労連議長、日本共産党の小池晃・参議院議員が来賓あいさつを行いました。
 
記念講演では、戸羽太・陸前高田市長がお話しました。「いま、資材等の高騰で住宅再建や公共施設の再建に影響が出ており、消費税増税が追い打ちを掛けています。政治の目的は困っている人に手をさしのべること」として、国による復興の主導・強化を訴えました。また、「ノーマライゼーション」という言葉のいらない、障がい者が暮らしやすい街づくりを目指していることが紹介されました。
 「被災地の今を語り合う」トークセッションも行われました。意見交換では、参加者からコミュニティづくりの大事さを求める発言が出されました。

大熊座
 
三寒四温ではありますが、日ざしは力強くなり朝夕も延びてきました。卒業・入学や退職・就職など、職場や地域や家庭で新しい物語が始まっていることと思います。とりわけ、労働組合としては、新人の組合加入を最優先に取り組みたいものです。「鉄は熱いうちに打て」▼労働組合の「メリット」って何かと新人に聞かれたら、どう答えますか。労働者のおかれている状況をつぶさに分析し、働きやすい、働き続けられる環境をつくること。経営者(使用者・当局)言いなりでなく労働団体として対等に交渉できる権利をもっていること。あなた一人では解決できないことが相談できて、解決のために行動する、労働者・国民の強い味方が労働組合です▼最近のニュースを見て、ますます安倍政権に怒り心頭です。沖縄県民が県知事選挙でも総選挙でも示した「米軍新基地建設反対」の民意を『この期に及んでも』無視しようとする。安保法制を見直しして自衛隊がいつでもどこへでも武力行使のために派兵できる「戦争立法」をいっせい地方選挙後に国会提出するという。アメリカ国内で政権と議会が対立して漂流しているTPP(環太平洋経済連携協定)をアメリカに譲歩に譲歩を重ねて進めようとする。アベノミクスによる円安・物価値上げと消費税増税で個人消費が過去20年で最大の落ち込み、18ヶ月連続マイナスの実質賃金、労働者使い捨ての雇用破壊と貧困が広がっている一方で、増え続ける大企業の内部留保を放置。本格復興はまだまだというときに、地元負担を打ち出す冷たい姿勢。福島原発事故が全く収束していないのに原発再稼働を進める政府と電力会社。この怒り、いっせい地方選挙で晴らしましょう。(こ)


2面
15春闘ストライキ決起/通信労組・郵政ユニオン
 
3月12日の15春闘全国統一行動日に、通信労組岩手支部は15春闘ストライキに決起しました。
 盛岡で行われたストライキ突入集会にはいわて労連、盛岡労連などが支援し、15人が参加しました。工藤委員長は大幅賃上げと同時に、NTTのすすめる業務再編で「協力会社の仕事を奪うな」と強調しました。
 郵政ユニオン盛岡支部も3月16日にストライキを実施しました。ストライキ支援集会には15人が参加しました。高根支部長は「大幅賃上げ実現、非正規社員の均等待遇実現」と、「雇用契約法20条裁判支援を」と訴えました。
 いわて労連・金野議長は両組織のストライキ支援集会にかけつけ、「内部留保を活用して大幅賃上げ実現を」と激励しました。


3・4中央行動
 
3月4日、「大幅賃上げ実現、労働法制、社会保障の大改悪阻止、春闘勝利3・4中央行動」が行われ、厚労省前行動、総決起集会、国会請願デモ、国会議員要請などが行われ、生協労組、自治労連、医労連、盛岡労連をはじめ、いわて労連女性部、いわて労連事務局も結集しました。厚生労働省前集会には1500人が結集し、「残業代ゼロ法許すな」「最低賃金大幅引き上げ」などを訴えました。昼の総決起集会には2700人が参加しました。国民春闘共闘・小田川義和代表幹事(全労連議長)は主催者あいさつで「『残業代ゼロ』法案に反対する運動、実質賃金改善にこだわるたたかい、そして平和と民主主義、憲法を改悪しようとする安倍『暴走』政治ストップの運動を、草の根から、早く、大規模に展開しよう」と呼びかけました。集会後、国会まで請願デモを行いました。
 デモ行進後、労働法制改悪反対署名の紹介議員要請行動が行われました。140人が参加し、いわて労連事務局は県選出議員へ要請を行いました。


いわて食農ネット/第8回総会・学習会
 
3月3日、いわて食農ネットは、岩手県水産会館大会議室で学習会と総会を開催し、80人が参加しました。
 学習会では、中嶋信氏(徳島大学名誉教授・自治体問題研究所顧問)が「安倍『成長戦略』と日本の食と農〜私たちの食料農漁業政策を示そう」と題して講演。総会ではTPP撤退の運動強化、農業改革反対などの運動方針と役員体制を確認しました。
 いわて食農ネットは2月県議会で農業改革反対の県議会請願を提出し、採択され国等への意見書が提出されました。3月23日にはTPP反対の街頭宣伝を行いました。


安倍政権NO!0322大行動
 
3月22日、日比谷野外音楽堂に8000人が集結して「『安倍政権』NO!大行動」が行われ、岩手からも5人参加しました。「安倍政権NO!」のリレートークを12団体が行いました。国会包囲と請願デモが行われました。
 国会包囲では、若者のラップ調で「安倍やめろ」一斉コールが行わました。日本共産党・志位和夫委員長らがスピーチして終了しました。

シリーズ/日本を戦争する国にしてはならない(3)佐々木良博弁護士に聞く
 
今回は、まず用語を整理しておきたいと思います。
個別的自衛権とは→ 日本に対する急迫不正の侵害や日本への武力攻撃が発生した場合に、国民の権利を守るために他に適当な手段がない場合、必要最小限度の実力行使が認められる権利。
 

集団安全保障とは→ 複数の国家が国際的な組織や枠組みを形成してルールを定め、これに違反した国に組織的な強制措置を加えて戦争を防止し安全を保障する仕組み(多国籍軍など)これとは別に、国連では、PKO(平和維持活動)として、小規模の軍隊を現地に派遣して、監視活動や平和維持活動を行っている。
 

グレーゾーン事態とは→ 純然たる平時でも有事でもない事態。安保法制懇では、@領海で潜航する外国潜水艦、A離島での武装集団の不法行為、を例示している。
 

集団的自衛権とは→ いろいろな見解はあるものの、ここでは「自国と密接な関係にある国に対する武力攻撃を自国に対する攻撃とみなして反撃する権利」としておく。なお、国連憲章51条(集団的自衛権行使)は、「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持のための必要な措置を取るまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」としている。
 

1972年の政府見解→ 国際法上、集団的自衛権を有しているが日本は行使できない。憲法9条の平和原則のもとでは、自衛の措置を無制限に認めているとは解されない。外国の武力行使によって、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態が存在する場合に、必要最小限の措置を取ることのみ許される(個別的自衛権)。従って、憲法9条のもとにおいて許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するため必要最小限度の範囲に留まるべきものであり、集団的自衛権を行使することはその範囲を超えるものであって憲法上許されない。
 

7. 1閣議決定→ 「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について(平成26年7月1日国家安全保障会議決定 閣議決定)」は、首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が2014年5月15日に報告書を提出し、それを受けて自民・公明の与党協議を経て閣議決定したもの。憲法9条とそれに基づく歴代の政府見解を、国会審議も行わず、国民に信を問うこともなく、自衛隊を海外に派兵し武力行使する「戦争国家」に大転換しようとする政府方針。
 (次号は、具体的な事例について検証してみましょう)


3面
3〜5月 組織拡大月間/労働組合に入ろう!
 労働組合への加入を心から呼びかけます! 労働組合でがんばる皆さんの声をご紹介します。

○岩手自治労連・山田町職員組合・齋藤絢介青年部長
 
新規採用職員のみなさん、採用おめでとうございます。「職員組合」という言葉を初めて耳にする方もいると思いますが、その言葉に対して全くイメージが湧かないのではないでしょうか。私も、新採用当時は、イメージが湧かず『同期が加入するから自分も加入』したものでした。しかし、組合活動を通して、仕事だけでは決して訪れなかった出会いもありました。それは、自分の配属先以外の職員の方々との出会いはもちろんのこと、他市町村ではたらく方々や他都道府県ではたらく方々との出会いです。これも組合活動の醍醐味のひとつであると思っています。実際にどんな活動をしているかは、職場の先輩方に聞いてみてください。ぜひ加入を!

○岩手県農協労組いわて平泉支部 阿部 晋 委員長
 
支部では、有期雇用の仲間の労組加入を働きかけてきました。今年1月、産休がらみの雇い止め問題が発生しました。労組は弱者を狙った行為に憤りを覚え、本人にも確認して団体交渉を申し入れました。団体交渉では、この雇い止めが男女雇用機会均等法や労働契約法違反であること、該当労組員が契約更新を望んでいることを主張して、雇い止め撤回を求めました。最終的に雇用の継続と、産休中の代替要員を確保することを確認して決着しました。労組員の団結と「ひとりの雇用を守れない者は100人の雇用も守れない」という言葉を大事に、多くの皆さんに労働組合への結集をよびかけます。

○岩手大学卒業式宣伝 一人で悩まず相談を!
 3月23日、岩手大学卒業式が岩手県民会館で行われました。
 
いわて労連といわてローカルユニオンは、「はたらく権利手帳」やローカルユニオンを紹介するリーフレット500セットを配布して宣伝しました。
 この行動には、盛岡労連、医労連、生協労組などが参加しました。
 雪の降る中でしたが、卒業生や親などが宣伝物を関心を持って受け取っていきました。
 ブラック企業問題や労働法制の大改悪など、若者の働く環境が脅かされていますが、新たに社会に一歩を踏み出す若者の皆さんへ、「働くルールで守られている」こと、「一人で悩まず労働組合に相談すること」などを訴えました。


祈りの灯火、イレブンアクション
東日本大震災から4年の3月11日、いわて労連は盛岡市大通野村証券前でイレブンアクションを行いました。震災からの被災者本位の復興と、原発なくせ・再稼働反対をアピールし、新婦人の会もこの行動に参加して、「安倍政権NO!」の布製の横断幕を掲げて署名を呼びかけました。労働組合、民主団体など全体で27人が参加して、原発なくせの署名を訴えました。 
 その後、盛岡広域首長懇談会が主催する東日本大震災4周年行事の一環として実施される「祈りの灯火2015」がもりおか歴史文化館前などで行われました。いわて労連も実行委員会に参加しています。
 今年は全国からも灯篭が寄せられ、1万2千個が飾られました。いわて労連は竹灯籠を500個作成して参加しました。
 あいにくの悪天候でしたが、犠牲者への追悼と一日も早い復興の願いを込めてロウソクが灯されました。


シリーズ 「地域労連ここにあり」 /第5回 け せ ん 労 連
早朝宣伝を継続
 
けせん労連では、「憲法9条を守る大船渡の会」が中心となり、大船渡市民文化会館前で定期的に早朝宣伝を行っています。
 この取り組みには、大船渡市政をよくする会や年金者組合大船渡支部などが積極的に参加し、「憲法9条を守ろう」と自作の看板や旗を掲げ、市民へ恒久平和をアピールし地域での共同を呼びかけています。また、2014年10月からは、「消費増税ストップ」の看板をかかげるなど、消費税増税の動きやそれに対する市民の怒りの声の結集を呼びかけています。

戦後・被爆70年の節目に運動の前進を
 
戦後・被爆70年の節目の年を迎える今年は、NPT再検討会議への代表者派遣をはじめ、原水爆禁止2015年世界大会への代表者派遣など、核兵器廃絶の世論と運動を大きく前進させ、「核兵器のない世界」をめざし、対話と交流、共同を積極的にすすめていきます。


NEWS フラッシュ
●3・8国際女性デー
 
3月8日、国際女性デー岩手県集会が盛岡市勤労福祉会館で行われ、75人が参加しました。
●県議会請願
 
いわて労連は2月県議会に「労働時間法制規制強化」と「最低賃金引き上げ」を求める県議会請願を提出。どちらも一部採択されて、国や関係機関に意見が送られました。
 また、「生活再建支援署名推進協いわて」も県議会請願を提出し、採択されています。

主張
安倍暴走政治ストップ!/メーデーを大きく成功させよう
 
3月3日に第86回メーデー岩手県中央集会実行委員会が結成され、メーデー開催の準備がはじまっています。
 第86回メーデーは、「戦後以来の大改革」を掲げて「戦争する国」と「世界で一番企業が活動しやすい国」づくりをねらう安倍政権に対して、被災者本位の復興の前進と、共同を広げて「暴走政治」にストップをかける一大決起の場として行われます。
 8時間労働時間制を根本から崩す「残業代ゼロ法」や「一生涯派遣」などの労働法制大改悪をすすめようとしている中でのメーデーです。1886年5月1日のアメリカでの8時間労働時間制を要求した統一ストライキがメーデーの起源です。8時間労働時間制を守り、労働法制改悪をやめさせて、規制を強化させることこそが求められています。
 また、今年は被爆・戦後70年の節目でもあり、核兵器禁止をめぐる「NPT再検討会議」がニューヨークで開催されている中でのメーデーとなります。しかし安倍首相は、多くの国民と沖縄県民の願いに背いて辺野古新基地建設を強行し、集団的自衛権行使の法制化もすすめようとしています。社会保障の解体、消費税10%増税、原発再稼働、TPP推進など、国民の願いとかけ離れた暴走を更に続け、憲法改悪も日程にのせています。先日の国会答弁では、自衛隊を「我が軍」と呼称するなど、憲法9条を持つ国の首相としてふさわしくありません。
 すべての労働者、県民との共同を視野に、県内各地域でのメーデー集会を大きく成功させて、この安倍暴走政治にストップをかける契機としていきましょう。
 岩手県中央集会は、5月1日(金)、9時から10時まで、岩手公園(盛岡城跡公園)広場で開催されます。すべての職場から例年を大きく上回る結集を呼びかけます。



4面
めも・あーつ 165
差別と挫折と戦火のなかでプレー続けた男たち/フィールド・オブ・ドリームス
 
プロ野球の開幕もせまって、岩手出身の選手の活躍にワクワク感が高まっている。このところ野球をテーマにした映画を観たせいなのかもしれない。
1900年初頭、カナダのバンクーバーに渡った日本人の野球チーム「バンクーバーの朝日」。
青春の挫折から遠ざかっていた甲子園(マスターズ甲子園)に挑む「アゲイン・28年目の甲子園」。
1931年、日本統治時代の台湾から日本の甲子園で決勝まで勝ち進んだ伝説のチーム(嘉義農林学校野球部)「KANO」。
なかでも、こころ動かされた作品は「世界を変えた男―42」だった。
1947年開幕戦で、ブルックリン・ドジャースから一人のメジャーリーガーが誕生した。黒人のジャッキー・ロビンソン背番号42。
当時のアメリカでは16球団400人の選手は全員が白人。その彼を待っていたのは、ファン、マスコミ、対戦相手チーム、時には審判のうせろ!<Rールの嵐だった。しかし彼は、何にも屈せず黙々と渾身のプレーを続けることで、自らの存在を証明し世界を確実に変えていった。
そこには、彼の最初の一歩を後押しし、支え続けた球団GMブランチ・リッキーがいた。「なぜ黒人の起用を…」の監督の問いに、「金は白でも黒でもない。ドル札は緑だよ」と答えた。経営上の野望もあったが、黒人も白人も同じ人間だという強い信念も持ち合わせていた。
ジャッキーをズタズタにするヘイトスピーチにも、やり返さない勇気を持て。優れたプレーをすることでやり返せ。と何度も論じた。
その年、ジャッキーは新人王に輝き、1962年殿堂入りした。
毎年、4月15日には大リーグの全選手が背番号42をつけ、ジャッキー・ロビンソンの偉業を讃えている。もちろんイチローも。
(久保克子)


第4回 「春休み子どもスキー岩手」/山々にこだまする歓声と笑顔
岩手県勤労者スキー協議会 会長 佐藤 静雄
 
4回目となる「春休み子どもスキー」を八幡平リゾートパノラマスキー場で3月21日〜22日の1泊2日で開催しました。2日間とも天候に恵まれ、雄大な岩手山と八幡平の山々を眺めながらスキーを楽しんでいただきました。今回は岩手県沿岸北部の久慈地域から36人の子どもたちと4人の保護者の方に参加していただきました。また、ボランティアで指導をいただいた方は全国栗岩会長、小川理事長、遠くは京都、静岡、東京、神奈川、埼玉から、総勢40人になりました。暖かいというより暑いくらいのゲレンデで雪の状態はあまり良いとは言えませんでしたが、皆さん元気に滑ったり、転んだり、雪と触れ合い日頃のストレスを解消できたのではないでしょうか。始めは「むずかしいよ」「すべれないよ」と言っていた子どもたちも2日目になるとリフトに乗り「頂上まで行ってきたよ、とっても楽しかった」と目を輝かせながら話してくれました。帰りのバスに乗る時には指導をしてくれた先生とハイタッチをしたりして、素晴らしい笑顔を見せてくれました。
 ご協力をいただいた各自治体、いわて労連、久慈地域労連、野田村会議員の宇部武典様に感謝申し上げます。また、たくさんの募金をいただき無事開催することができました。本当にありがとうございました。 



   川  柳


安倍総理メルケルさんの説を聞け
                               柳沼利夫

ため息を税金代りに納めたい
                               野々一枝

政権のカラーは揃いのワイロ染め
                               拓 庵 

明日見えぬ原発事故に基準なし
                               徒党人 
年金者組合盛岡支部