機関紙「いわて労連 2014年12月号      

 

● 守れ!県民のいのち、くらし、平和!〜安倍政権は早期退陣を〜/沖縄県知事選挙カンパに12万円/12人がリレートーク●「若者を戦争に行かせない!」/「戦争する国」はNO!岩手県会に600人●大熊座●2014総選挙特集/安倍暴走政治ストップのチャンス/要求実現のために投票に行こう/被災者本位の復興をすすめよう/消費税10%への増税中止せよ/労働法制改悪ではなく、働くルール確立を/社会保障の充実、TPP交渉撤退を/原発再稼働は許されない/「戦争する国」づくりは許さない●投票は2回行い●東京地裁が不当判決/「国公賃下げ違憲訴訟」●第59回はたらく女性の岩手県集会●いわて労連青年部/職場交流会●憲法守れ!LUボウリング大会● シリーズ「地域労連ここにあり」第2回胆江労連/1990年7月、たたかう27単組が結集/労働相談所を運営、各分野の事務局も担当/役員体制の確立が課題● NEWS フラッシュ ●一の日行動●イレブンアクション●岩手県社会保障推進協議会第19回総会●けせん労連第23回定期大会●宮古地域労連第20回定期大会めもあーつ162/人間の尊厳と自由への戦い/カラーフィルムでよみがえったワルシャワ蜂起●ひろば●川柳




 

 

1面
守れ!県民のいのち、くらし、平和! 安倍政権は早期退陣を

11 ・ 8いわて大集会に400人参加
 11月8日、岩手県公会堂大ホールで「守れ!いのち、くらし、平和、11・8いわて大集会」が開催されました。「消費税10%増税反対」「戦争する国づくり反対」など要求を掲げ安倍政権の早期退陣を訴えました。


沖縄県知事選挙 カンパに12万円

 集会は11・8県民集会実行委員会、国民大運動実行委員会、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議が主催し、全県から400人が参加しました。
 オープニングはうたごえサークル「ひろば」が出演。増税反対ソング「冗談じゃない税」も演奏されました。集会実行委員長の金野耕治・いわて労連議長が開会あいさつを行い、日本共産党岩手県委員会・斉藤信県議団長が来賓あいさつを行いました。続いて、沖縄新基地建設反対・オスプレイ配備撤回をかかげて沖縄県知事選挙をたたかうオナガ雄志候補から集会へのメッセージが紹介されました。会場での選挙の支援カンパが呼びかけられ、12万2千円余が寄せられました。
 記念講演では、岩手地域総合研究所第4回連続講座『岩手の再生』とも共催で「消費税増税ではなく、憲法を活かした社会保障を〜くらしの実態から社会保障のあり方を問う」と題して岩手県立大学の菅野道生先生が講演しました。菅野先生は、一人暮らしの老人訪問調査を行った結果から、可能な限り地域で暮らし続けられる一人一人にあった支えこそが必要だ、と強調し政府の社会保障切り捨て政策を批判しました。

12人がリレートーク

 続いて各界からのリレートークが行われ、12人が登壇して、被災者本位の復興、消費税増税反対、原発ゼロ、平和を守れ、TPP撤退と農協つぶし反対、公契約条例の早期創設、介護・年金・保育など社会保障の改善等を各1分半の持ち時間でアピールし、「子ども医療費の現物給付」を求める署名や、私学助成の改善をすすめる署名の訴えも行われました。
 特別決議として「岩手山演習場での『日米合同演習』反対、オスプレイ来るな!」が提案され採択されました。
 国民の諸要求実現と「安倍政権の早期退陣」を求める集会アピールを採択し、最後に金野実行委員長による団結ガンバローで集会を締めくくりました。集会後のデモ行進では、「消費税増税反対」「集団的自衛権行使反対」、「オスプレイ来るな」などのプラカードを掲げて、「安倍政権は早期に退陣せよ」と盛岡市内をデモ行進しました。

「若者を戦争に行かせない!」「戦争する国」はNO! 岩手県集会に600人

 11月22日、岩手教育会館大ホールで、「『戦争する国』はNO!11・22岩手県民集会」が開催され、全県から600人が参加しました。88団体が参加する集会実行委員会が主催し、岩手弁護士会が共催しました。
 開会あいさつを、岩手弁護士会の桝田裕之会長が行いました。
 記念講演はドイツ文学翻訳家で「世界がもし100人の村だったら」の作者でも著名な池田香代子さんが「気づけば、戦争する国に」と題してお話しました。池田さんはサブタイトルの「秘密保護法、集団的自衛権がもたらすもの」を、「集団的自衛権『を』もたらすもの」と言い替えて、安倍政権の暴走政治を批判しました。「新・戦争のつくりかた」を紹介しながら、いまこそ憲法9条をいかした政治の実現をと訴えました。
 続いてリレートークが行われ、釜石・大槌9条の会は、震災後復活させた署名運動の取り組み等を報告しました。女性や若者の立場からの訴えも行われました。
 岩手日報労働組合から「恣意的な秘密指定により、ジャーナリズムや国民の知る権利が脅かされる危険性があります。即刻廃止すべきです」と特定秘密保護法廃止へ向けて連帯のメッセージが寄せられました。
 集会決議として「国民無視で憲法を壊し、日本を戦争する国へと変えることに断固反対する決議」が採択されました。特別アピールとして、「『大義なき』解散・総選挙を私たち主権者の意思で平和と民主主義のための審判へ!」が提案され、満場の拍手で採択されました。
 会場カンパも呼びかけられ12万円余が寄せられました。
 最後に金野耕治・いわて労連議長が閉会あいさつを行いました。
 集会後、盛岡市内をデモ行進し、「戦争する国絶対反対」などと元気よくアピールしました。


大熊座
 夜明けが遅くなり、 寒さも手伝って布団を飛び出すのがおっくうになる今日この頃、 皆さん風邪などお召しになりませんようにご自愛ください▼ちょうど2年前のこの時期に解散総選挙がありました。 民主党野田政権が、 自民党・公明党を抱き込んで消費税増税を決めたため、 総選挙で議席を大幅に減らし退陣。 代わって第2次安倍自公政権が誕生しました▼あれから2年。 「アベノミクス」 に国民の期待が寄せられましたが、 結果はどうでしょう。 確かに、 株価は倍増しこの2年間で100億円も儲けた大株主は100人もいるとか、 資産1億円以上の大金持ちは、 9万人増えて272万人だそうですが▼ほんの一握りの富裕層や大企業の経営者には笑いが止まらない 「アベノミクス」 でも、 圧倒的多数の庶民は、 円安による物価高と消費税増税、 年金削減や低賃金で生活苦が広がっています▼大企業は、 トルコやベトナムへの原発輸出で大もうけを上げ、 自動車メーカーも売り上げ増ではなく、 円安効果によって営業利益が1・6倍も増えているとのこと。 税金取るなら 「富裕層と大企業」 から!▼最近、 近くのクリーニング屋さんが閉店しました。 老夫婦でお店に立ち、 以前は自宅で洗濯作業していましたが、 震災後、 チェーン店の取次だけに縮小し、 ついに閉店。 「40年続けてきたけど、 後継者もいないので借金のないうちに閉めることにした」 と話していましたが 「店に来るお客さんたちと会話できなくなるのがねぇ」 と寂しく笑いました。(こ)


2面
2014総選挙特集
安倍暴走政治ストップのチャンス 要求実現のために投票に行こう

 安倍首相は自らの招いた失政と「政治とカネ」での閣僚辞任など国民の世論と運動に追い詰められて、解散・総選挙に追い込まれました。今度の選挙は、被災者本位の復興、消費税増税反対、原発再稼働許すな、労働法制改悪反対など、安倍政権の暴走政治にストップをかけて、私たち労働者・国民の要求を実現する絶好のチャンスです。職場でよく話し合い、主権者として必ず投票に行きましょう。

被災者本位の 復興をすすめよう
 被災者にとっては復興途上で政治空白がつくられることになる今度の選挙は、国民不在の党利党略選挙といわざるを得ません。
 東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議は、「国民不在の解散にあたってアピール」を発表し、被災地・被災者に寄り添った国政の実現を求めています。
 仮設住宅での暮らしは「もう限界」と悲痛な声が上がっています。被災者の健康状態の悪化も深刻になっており、医療・介護一部負担金の免除が岩手県では来年12月まで延長されました。国による免除制度復活が求められています。
 住宅確保も切実な課題です。被災者生活再建支援金500万円への引き上げなど、制度の拡充も求められています。JR東日本の鉄路による早期復旧も遅々として進んでいません。
 安倍政権は平成27年度以降の復興予算について、県や自治体から要望を受けながらも明らかにしていません。いまこそ被災者本位の復興を実現させるために、投票にいきましょう。


労働法制改悪ではなく、働くルール確立を
 労働者派遣法の改悪法案は、通常国会と臨時国会で審議されましたが、どちらも廃案とさせました。一生涯派遣で働かされる労働者派遣法の改悪は断固許されません。派遣法改悪ではなく、人間らしく働けるルールの確立こそ必要です。
 さらに政府は、残業代ゼロ法案や、解雇の金銭解決制度の導入を狙って、来年の通常国会での法案提出を準備しています。雇用破壊の労働法制改悪ではなく、雇用は「正規が当たり前」のルール確立と、最低賃金1000円以上の大幅な引き上げこそ必要です。

「戦争する国」づくりは許さない
 政府は武器輸出三原則を撤廃し、集団的自衛権行使容認を閣議で決定し、秘密保護法を12月10日から施行しようとしています。安倍内閣は「若者が海外で戦争する国」づくりを強引にすすめていますが、多くの国民が反対しています。
 沖縄では、前知事が県民を裏切り米軍新基地建設に同意しましたが、先月の県知事選挙で沖縄県民は、新基地建設反対を掲げたオナガ雄志新知事を誕生させました。
 いま、安倍首相のすすめる「戦争する国」づくりへの反撃が大きく広がっています。
 岩手では、来年1〜2月に岩手山演習場で日米合同訓練が行われ、オスプレイが参加調整中です。米軍機が何度も墜落事故を起こしている岩手の空にも、沖縄の空にもオスプレイはいりません。
 秘密保護法廃止、集団的自衛権行使容認撤回、オスプレイ配備撤回、日米共同訓練反対、憲法9条を守りいかした平和外交を、の声を広げましょう。


消費税10%への増税中止せよ
 今年4月に消費税8%への増税が強行されました。GDPは2期連続でマイナスとなり、日本経済は深刻な増税不況に陥ってます。安倍首相は来年10月からの消費税10%への増税を1年半先送りし、2017年4月にはどんな状況であろうと10%へ引き上げようとしています。
 しかし、アベノミクスの破たんは明らかです。消費税増税は延期ではなく中止すべきです。
 消費税に頼らなくても、富裕層や大企業に応分の負担を求め、大企業の内部留保を活用して大幅賃上げを実現すれば景気回復と財政再建が実現できます。

社会保障の充実、TPP交渉撤退を
 政府は、医療負担増・介護切り捨て・年金や生活保護切り下げ・保育基準引き下げなど、社会保障の連続改悪をすすめています。
 安心して暮らせる社会をつくるために、社会保障の充実こそが求められます。
 こどもの医療費が償還払いになっているのは、東北6県のうち岩手だけ。全国でも9県しかありません。少子化対策のためにも国による現物給付制度が求められています。
 また、地域経済と農業など暮らしを破壊するTPP交渉からは撤退し、米価暴落対策を急いで行うことも重要な課題です。

原発再稼働は許されない
 現在、国内すべての原子力発電所が止まっています。今年の夏はそれでも電力は十分に賄うことが出来ました。しかし、安倍内閣は、避難路の問題や火山による危険が指摘されているにもかかわらず、九州電力川内原発を再稼働させようとしています。
 関西電力大飯原発再稼働差し止め訴訟で福井地裁判決は、ひとたび事故が起きれば「生存を基礎とする人格権」を侵害する原発事故と、電気代などの問題を同列に論じるようなことは許されないと指摘しています。原発再稼働を許さず、再生可能エネルギーへの転換を求めて行きましょう。


投票は2回 行います。
@ 小選挙区選挙
  候補者名を書いて投票
A 比例区選挙
  政党名を書いて投票
 (個人名を書くと無効になります)


3面
第59回はたらく女性の岩手県集会
 11月22日、盛岡市の岩手県公会堂26号室で、第59回はたらく女性の岩手県集会が開催され、県内から61人が参加しました。
 実行委員長の菊地咲子さんのあいさつに続き、3人の方から来賓あいさつをいただきました。
 集会では、いわて労連金野耕治議長を助言者に、DVD「ブラック企業にご用心!〜就活・転職の落とし穴〜」を鑑賞し、職場の取り組みや状態を交流しました。職場交流では、県医労、盛岡市職労、福祉労組、岩手県国公、年金者組合から発言がありました。
 助言者からのまとめでは、「先輩の姿は数年後の自分の姿」「人がころころ変わる会社は要注意」などブラック企業の見分け方などが話されました。参加者からは、「今日学んだことを、子どもに教えてあげたい」「他の職場の状態を知ることができて良かった」との感想が多く寄せられました。
 その後、スローガン確認、アピール採択と続き、閉会しました。


東京地裁が不当判決 「国公賃下げ違憲訴訟」
 人事院勧告に基づかない特例法による国家公務員の賃下げについて、国公労連と所属の組合員370人(岩手県国公組合員2人を含む)が原告となり、国を被告として2年半にわたり闘った訴訟の判決が、10月30日、東京地方裁判所で言い渡されました。その要旨は、人事院勧告制度を「国家公務員の労働基本権制約の代償措置として中心的かつ重要なもの」としながら、立法府の裁量を大きく認め、被告(国)の主張を鵜呑みにして「東日本大震災を踏まえた2年間という限定された期間の臨時的な措置」であるとして、特例法を合憲とする、事実誤認と法解釈を誤った極めて不当な判決です。原告団はただちに控訴、岩手県国公も、これまで支援していただいた、すべての皆さんに感謝しながら、逆転勝訴をめざし、最後まで闘いを継続します。

いわて労連青年部 職 場 交 流 会
 11月22日、盛岡市内で、いわて労連青年部主催の職場交流会が開催され、36人が参加しました。
 医労連、自治労連、建交労、私教連、郵政ユニオン、福祉保育労など、様々な職場の青年どうしが集まって交流を深めました。全労連青年部の菅野雅臣常任委員(建交労・青森)もかけつけました。はじめて顔を合わせる人が多く、最初は緊張気味でしたが、だんだん打ち解けて交流が盛り上がりました。自己紹介では職場の紹介や「就職1年目で慣れない仕事に悩みながら頑張っている」など青年の本音も話していました。
 参加者からは「自分たち以外の組合活動でどんなことをしているかわかってよかった」、「全労連青年部の取り組みも聞けて、いろいろ興味が出てきた」「今日できた繋がりを大事にしたい」などの声が出されました。
 この日は「『戦争する国』はNO!岩手県民集会」が開催され、多数の青年が集会にも参加しました。

憲法守れ! LUボウリング大会
 11月14日、いわてローカルユニオン9条の会・いわてローカルユニオン主催で「憲法9条守ろう」第7回ボウリング大会が行われ、LU組合員・盛岡市内の労組などから18人が参加し今年も楽しく熱戦を繰り広げました。大会はスカッチダブルス形式のペア戦で行われました。工藤和雄顧問が主催者あいさつをしました。
 大会結果は、高橋さん(郵政ユニオン)・小川さん(LU盛岡支部)ペアが1位になりました。2位は船越さん(盛岡医療生協労組)・新田さん(LU北上支部)ペア、3位は中村さん(いわて生協労組)・工藤さん(LU事務局支部)ペアでした。1位は葛巻ワインとカレーのセット、2位は岩手の麺セット、3位は図書カードが送られました。


シリーズ「地域労連ここにあり」
第2回 胆 江 労 連
 遠目からは鉄工場?倉庫?
近づくと高さ約2・3m、横3mの看板に「胆江労連」の大きな文字が出現。

1990年7月、たたかう27単組が結集

 間もなく結成25年を迎えます。
 市町村合併、分会統合などで単組数は減少しましたが、四半世紀後の現在も労働組合の積極的な戦いの伝統を継承発展させています。

労働相談所を運営、各分野の事務局も担当

 事務所では、月〜金の毎日9時30分〜17時30分に7人の労働相談員が交代で労働相談に従事しています。
 誰でも、いつでも、なんでも相談できると好評です。
また、国民大運動、母親大会、平和委員会、地域9条の会、年金者組合、LU、明るい民主県政をつくる胆江の会などの事務局・連絡先ともなっています。
 「戦争する国」はNO!11・22県民集会では、国民大運動実行委員会とともに大型バス1台を貸切り参加するなど、要求に基づく共同行動に重点を置いています。

役員体制の確立が課題

 役員の退職、交代により胆江労連の役員構成にも影響が出始めています。
 学習活動の強化、役員養成の課題も浮上していることから、胆江労連活動を百倍楽しくしなければと燃えています。


NEWS フラッシュ
 ●一の日行動
 11月4日、盛岡労連は岩手銀行本店前で「一の日行動」を行いました。労働法制改悪反対や、11・8いわて大集会への参加を訴えました。

 ●イレブンアクション
 11月11日、いわて労連といわて労連女性部は盛岡市のクロステラス前でなくせ原発・イレブンアクション宣伝行動を行いました。

 ●岩手県社会保障推進協議会第19回総会
 11月25日、岩手県社会保障推進協議会は第19回総会を県公会堂で開催しました。長年会長を務められた高橋八郎氏が勇退され、佐藤嘉夫氏(元岩手県立大学教授)が新会長に就任しました。

 ●けせん労連第23回定期大会
 11月12日、けせん労連第23回定期大会が開催されました。

 ●宮古地域労連第20回定期大会
 11月14日、宮古地域労連第20回定期大会が開催され、伊藤尚生議長が退任し、佐々木久幸新議長(岩泉町職)が就任しました。


主 張
投票に行って 主権者の意思を示そう

 秋年末闘争でご奮闘中と思います。そうした中で、解散総選挙が12月2日公示、14日投票で行われます。職場要求実現とあわせて、選挙闘争を強めて行きましょう。
 東日本大震災津波から3年9ヶ月になろうとしていますが、現在でも約3万人が避難生活を送っています。ただでさえ不自由な仮設住宅での暮らしのまま、多くの被災者が4度目の冬をむかえます。消費税が4月から増税され、生活はますます大変です。そんなときに、約700億円もかけて総選挙を行うことに怒りの声が上がっています。復興にまわしてという声もきかれます。
 しかし同時に、私たちのたたかいが追い込んだ解散総選挙でもあります。被災地・被災者に寄り添う政治実現のための選挙にしていくことが求められます。
 安倍政権がすすめる消費税増税、原発再稼働、沖縄新基地建設などの政策は、いずれも国民の多数が反対しています。安倍首相にとって頼みの綱の経済政策も、破綻が明らかです。労働者派遣法改悪は通常国会と臨時国会で二度も廃案に追い込みました。安倍暴走政治にストップをかけて、政治を切り替えるチャンスです。
 この政治闘争の行方は、15春闘につないでいくたたかいでもあります。選挙で私たちの要求を前進させて、春闘で大幅賃上げなどを勝ち取っていく流れを作り出しましょう。
 すべての職場で選挙学習を行って私たちの要求を職場で改めて確認しあいましょう。全労連選挙学習資料を全組合分お届けしました。いわて労連機関紙も選挙特集にしています。
 私たちの要求実現のために、投票に行って主権者の意思をはっきりと示しましょう。


4面
めも・あーつ 162
人間の尊厳と自由への戦い    カラーフィルムでよみがえったワルシャワ蜂起
 古い記録映像がカラーに修復され放送されることが多くなった。
「ワルシャワ蜂起」をTV番組表で見つけた。
 1944年8月1日17時、当時、独軍の支配下にあったポーランドの首都ワルシャワ。ロンドンの亡命政府は、人間の尊厳と自由を求め立ち上がろうと国内軍に指示。それまでのナチスドイツの非道な弾圧に民間人も立ち上がった。
しかし、完全武装の独軍にかなわず10月2日降伏。
20万の犠牲者、市の建物85%が破壊された。
国内軍はポーランドに蜂起を呼びかけていたソ連の援軍に希望を抱いていた。が、
市の中心部を流れるヴィスク川右岸に進軍しながら沈黙を続けたソ連軍。
そしてその後、63日間の戦いに弱体化していた独軍にソ連が侵略。1945年1月18日、ソ連占領下におかれた。
ポーランド国内軍の女性兵士は、ともに戦って死んだ出版局防衛部隊の14人が、遺体は掘り出され、身元の分かるものははぎ取られてまとめて埋められていたことを知った。
女性兵士が14人の名を墓碑にきざみ、名誉回復を実現したのは70年後の今年、2014年8月1日。
ドキュメントフィルムのカラー化によって身元が判明したのは170人の人々。
彼らは、「ワルシャワ蜂起は人間の尊厳と自由を守るための戦いだった。そのためには自ら立ち上がることだ」と熱く語った。
 若いころ、アンジェイ・ワイダ監督の映画を通して知ったポーランドという国の歴史、社会、政治。
 とくに、初期の抵抗3部作といわれる「世代」「地下水道」「灰とダイヤモンド」の希望と絶望のリアルさが記憶の底にある。
 放送終了間際、沖縄知事選の開票テロップ「翁長雄志氏当選」が流れた。これは沖縄県民の「尊厳と自由」の勝利だと、いつになく気分は高揚しっぱなし。



ひろば
   川  柳
税高く金持ちだけが肥ゆる秋
                                                                       野々一枝
沖縄の快挙に続こう師走の陣
                                                                       柳沼利夫
真榊でとなりの国を逆撫でる
                                                                       拓 庵 
延ばしても駄目は駄目です消費税
                                                                       たけし 
年金者組合盛岡支部