機関紙「いわて労連 2014年10月号      第26回定期大会

 

 

●「守れ憲法!めざそう/被災者本位の復興・原発ゼロ/許すな!戦争する国づくり/労働者使いすて社会」●職場から労災・職業病をなくそう/いのちと健康岩手県センター結成●大熊座●大会代議員発言要旨●いわて労連2015年度新役員選出●第18回機関紙コンクール●岩手医労連結成60周年記念祝賀会●広島土石流被災現場を視察●戦争する国にしないで/共同センターが国会議員地元事務所に要請●主張/打倒!安倍政権/11・8秋の県民集会に結集しよう!/最低賃金10月4日から678円●NEWS フラッシュ/県革新墾総会/被災者生活再建支援制度の拡充を求める署名運動推進協議会いわてが結成/子どもの医療費助成拡充を求める岩手の会が発足●めもあーつ160/♪新しい朝がきた 希望の朝だ♪/「奥の深いラジオ体操」●川柳




 

 


 


1面
守れ憲法!
 めざそう、被災者本位の復興・原発ゼロ
   許すな!戦争する国づくり、労働者使いすて社会
いわて労連第26回定期大会・結成25周年レセプション開催

 9月6日、盛岡市総合福祉センター講堂で、いわて労連第26回定期大会が開催されました。開会あいさつで、金野耕治・いわて労連議長は「東日本大震災から3年半になろうとしているが、復旧・復興にはまだまだ多くの時間が必要であり、被災者生活再建支援金の増額をはじめ、被災者の要求実現を求めていっそう取り組みを強化したい」と述べ、さらに「最低賃金の底上げ・公契約条例の制定、『戦争する国』づくりを許さない運動、『働くもののいのちと健康を守るセンター』結成と健康で安全に働き続けられる職場づくり、『明るい民主県政をつくる会』の活動再開」を強調しました。来賓あいさつを全労連・根本隆副議長が行いました。討論は活発に行われ、単産・単組・地域組織から、職場・地域のたたかい、組織拡大などをテーマに18人が発言し、方針が豊かに補強されました。2015年度活動方針、2014年度決算報告と2015年度予算など、全ての議案が満場一致で採択され、新たな役員体制も確立しました。
 いわて労連は、今年の12月10日で結成25周年をむかえます。定期大会終了後、会場をサンセール盛岡に移して、「いわて労連結成25周年記念レセプション」を開催しました。組合員・来賓・友誼団体など約120人が参加して、25年の歴史をふりかえりながら新たな闘いに向けて決意を固めあいました。結成25周年記念資料として「いわて労連のあゆみ1989年〜2014年」を発行し、参加者に配布しました。オープニングは、いわて労連事務局・高屋修さん夫妻によるデュオ、「PartTime」が演奏しました。全労連・根本隆副議長、岩手県雇用対策労働室・寺本樹生室長、東北労働金庫岩手県本部・砂金文昭本部長、日本共産党岩手県委員会・菅原則勝委員長が来賓あいさつを、岩手県生協連・加藤善正会長理事が乾杯のあいさつを行いました。その後、この10年のたたかいを歌と写真でふりかえるDVD「負けないみんなで いわて労連」を上映しました。閉会あいさつを、小野寺栄悦・いわて労連副議長(岩手自治労連副委員長)が行いました。金野耕治・いわて労連議長の音頭でガンバロウ三唱を行って終了しました。


職場から労災・職業病をなくそう
いのちと健康岩手県センター結成

 9月13日、働くもののいのちと健康を守る岩手県センター結成総会が水産会館大会議室において、30団体56人が参加して開催されました。
 結成総会に先立ち、「過労死等防止対策推進法について」と題して、過労死防止基本法制定実行委員会委員長、関西大学名誉教授 森岡孝二先生の記念講演を行いました。
 その後、結成総会が開かれ、準備会を代表して岩手民医連会長・川久保病院長の尾形文智さんが、「今回ようやく結成総会を開催することができた。私たちの運動と力は大きくはないが、その役割は大きい。多くの働く人と手を携えて共にがんばりましょう」とあいさつし、全国センター事務局次長の中林正憲さん、宮城県センター事務局長の芳賀直さんから来賓あいさつがありました。
 活動方針、予算、役員などの議案は全て拍手で採択され、結成総会宣言を採択しました。
 副会長に就任した佐々木良博弁護士が閉会あいさつを行い、「一番大切なことは運動を持続させること。楽しく、そして末永く続けられるように皆で強い決意を持ちましょう」と述べ結成総会を終わりました。


大熊座
 県内は稲刈りシーズンを迎えました。わが家でも食べる分だけですが、刈り取りし、はせがけしました▼ところで今年は、米価が暴落しています。農協から生産者に支払われる概算金(内払金)が生産費(60キロ当たり平均1万6千円)の半分にも満たないとのこと。これは昨年のお米が過剰に残っており、政府が何も手を打たないからです。さらに、今年から生産調整交付金(減反補助金)も半減されました。これらによって全国で4000億円もの大打撃!主食米の受給と価格の安定は地域経済にとっても重要課題です。いわて食農ネットでは、政府が備蓄米の買い入れなど緊急対策を取るよう県議会に請願を出します。安倍内閣の「農業・農村の所得倍増政策」はどうなってるの▼この10月は、労働組合の秋年末闘争が本格化します。同時に、平和を守り、憲法を守る取り組みも職場・地域で大胆に展開しましょう。全国「九条の会」はこの10月を全国統一行動月間として、職場・地域の9条の会が最低1回は何か行動しようと呼びかけています▼第42回中央社会保障学校が花巻で開催され全国から大勢の皆さんが参加しました。日野秀逸先生(東北大学名誉教授)が、「ヤスクニイズム・アベノミクスと憲法・社会保障」と題して講演されました。安倍政権が戦後レジームからの脱却を掲げ、軍国化と財界・大企業の利益を優先しているが、社会保障は人権と人格を「もうけのネタにさせないこと」が大事だと強調されました。学んで怒りと確信を持って行動する秋です。(こ)


2面
大会代議員発言要旨
 第26回定期大会の討論では18人の代議員が発言しました。 職場や地域労連の取り組みが生き生きと報告され、 運動方針を補強する討論となりました。

辰柳 慎一
農協労組
代議員
農業・農政改革について
 盛岡から県北部半分の新岩手農協では、野菜・米・肉が3分の1ずつの生産高だ。家畜人工授精師をしている。毎週60頭を雫石で販売している。春闘では千円のベースアップを勝ち取った。この10年で3回合併し年収で100万円の格差が生じている。沿岸部には労組がなく、ボーナスや残業代も払われていない。政府の農業・農協攻撃では、農業分野に企業の参入がねらわれ家族経営が破壊される。放射能汚染については福島原発事故以前から牧草の測定をしていた。除染にはまだ時間がかかる。全農協労連が作成したパンフレットを農協組合長も900部購入して学習している。署名の協力をお願いしたい。

千葉 幸一
両磐労連
代議員
地域労連への支援強化を
 地域労連の取り組みについて報告する。TPP問題には一昨年から延べ29回宣伝署名を取り組んできた。8月21日の農政改革の学習会には120人が参加した。農協労組が合併して両磐労連加盟が150人増えた。自治体要請では当局の対応が改善されている。医師確保など地域課題もあり地域のセンターとしての役割が大きくなっている。役員体制と事務所の維持管理が大変だ。物心両面での支援強化をお願いしたい。

山田 勝哉
年金者組合
代議員
20万請願大運動について
 年金が昨年10月1%、今年4月0・7%、来年4月0・5%削減される。年金者組合は全国で10万人不服審査請求運動が提起され12万6千人集約し、岩手では1200人集約した。物価上昇しているのにマクロ経済スライドで向こう30年間削減される法律になっている。これは10年で10%、25年で20%削減でこれから受給する年代に悪影響を与える。今度は20万人個人請願運動が提起されているので協力して欲しい。

田村 栄子
盛岡労連
代議員
地域労連の取り組みについて
盛岡労連は、昨年10月3日に定期大会を開催した。盛岡市の学校給食センター化問題では、40団体で「よくする会」を結成し、シンポジウム、アンケート、街頭宣伝などに取り組み署名も1万1千800筆集め、マスコミも取り上げる中、全面センター化の基本方針を見直しさせた。11月の復興一揆の宮古支援やハローワークアンケート、春闘では2月の地域総行動、3月の通信労組ストライキ支援、盛岡南病院労組職場集会支援に取り組んだ。毎月1日の日に一の日行動に取り組んできた。自治体交渉での支援をお願いしたい。

千葉 幸浩
私教連
代議員
教育予算の拡充を
教育予算の拡充を求めて署名に奮闘している。高校授業料の無償化に所得制限が導入され、年収910万円以上は支援がカットされ、その分、低所得者層には厚くする国の補助金制度だが県は上乗せしていない。長野や埼玉では県独自でさらに上乗せもしている。昨日、
ハガキ要請を1万1千枚県に提出したが、県は後ろ向きだ。12月から全国で2千万署名に取り組む。一関の修紅高校では、震災で体育館が使えず解体された。しかし理事会は建設計画を打ち出していない。300人の生徒数では自前で建てることも出来ず、県にも要請している。理事会に強く要求しているので支援をお願いしたい。

村上 直樹
岩手県国公
代議員
人事院勧告と労働法制 
 今年の人事院勧告は、7年ぶりに改善され、基本給では0・7%1090円の引き上げ、一時金は3・95月から4・1月に引き上げられた。一方、寒冷地手当は、気象データの見直しで支給地を縮小するなど改悪された。「給与構造の総合的見直し」では、下位12県のデータを元に2%賃下げを行い、地域手当が東京23区などで20%増となる。岩手は引き下げのみで格差が拡大する。これは地方の民間職場にも波及し実質賃金低下を招く。ハローワークでも、有効求人倍率は上がっているが、低賃金問題がある。政府は岩盤規制として労働法制の改悪を進めようとしている。全ての労働者の賃上げが必要だ。

中居 政志
通信労組
代議員
NTTの職場実態について
1985年に電電公社からNTTに移行し29年経過した。窓口対応は閉鎖され、故障は外注など利用者のサービス切り捨てが行われてきた。1993年に3割の職員が配転され、現在は730人しかいない。50歳選択定年制で賃金の3割カットは2002年から2013年まで続けられた。社員は50歳代後半となっている。役員報酬や株主配当だけが増やされ内部留保は9兆7千億円にも達している。

永山 梨香
ローカルユニオン
代議員
ローカルユニオンを県内全てに
 ローカルユニオンでは、未組織労働者の組織化に取り組み、大雪りばぁーねっとやDIOジャパンの問題にも取り組んできた。復興署名は、千筆を目標に組合員に働きかけ、707筆集約した。最賃生活体験運動に参加したが、何のために生きているかと思うほど辛い生活になる。皆さんも是非参加して怒りを持って欲しい。パート臨時労組連絡会と一緒に最賃アップアピールデーでは、5時間35分の宣伝に取り組んだ。新入組合員教室を開き、お弁当を食べながら身近な問題から学習している。リーフレットをポスティングや岩手大
学卒業式で配布している。学習会を継続し好評を得ている。県内全ての地域にローカルユニオンの組織と活動、未組織労働者の結集を呼びかけたい。秋の交流会ではグランドゴルフを、11月にはボーリング大会、12月にはうたごえを計画している。

小笠原純一
自治労連
代議員
被災地の現状と労組の活動
被災地は、復興事業が佳境に入ってきた。計画が策定され事業の実施段階で、盛り土や14・5mの防潮堤パイルの打設、中学校の解体などが行われている。雇用は期間従業員やパートのみだ。立ちはだかっている壁は、風評被害で水産業は商品が売れなくて困っている。組合活動では、4年ぶりに役員選挙を行い、夏季休暇を派遣も非正規雇用も含めて5日に拡大させる成果があった。犠牲となった職員の特殊公務災害について説明会が開催され申請はこれからだ。現場と仲間と住民と一体となってたたかっていきたい。

高橋久美子
医労連
代議員
職場の課題と組合員拡大
あみだくじで組合の委員長になり医労連の役員にもなって学ぶことがたくさんあった。非正規職員の加入を呼びかけたところ、この日を待っていたと歓迎された。看護師は日勤して宿直し翌日も午前勤務で未だに28時間拘束となっている。経営者が職場実態を知らず、医師以外は人間扱いされていない。労使協議や団体交渉で思いっきり話した。三六協定でも粘り強く交渉した。職場にはまだ犠牲の精神が抜けていない。年配者の意識改革が必要だ。また、労組役員の交渉力も必要だ。

阿部 恵子
いわて生協労組
代議員
最低賃金の大幅改善を
岩手の最賃は665円で東京との格差が204円にもなっている。中央最低賃金審議会の目安制度の見直しではCDランクの廃止に向けて署名を強化している。3・6中央行動には25名が参加し、地元選出国会議員に要請し署名2728筆を提出した。6月25日の最賃デーでは、16名が参加し街頭署名を222筆集約した。参加の輪を拡大して欲しい。今年の審議会では、意見陳述にも取り組んだが、目安答申の13円引き上げに留まり、引き続き、委員の公正任命と審議会の公開を求めていく。

吉田裕美子
医労連
代議員
医労連60周年と職場闘争
 8月30日、31日に県医労連第67回定期大会と結成60周年レセプションも開催した。流産3回した人や切迫流産が妊婦の半分など医療現場は母性保護の面でも大変だ。戦争する国づくりに反対だ。二度と再び白衣を戦場の血で汚さない決意だ。医大教職組では、県準用だが、55歳昇給停止も退職金切り下げも賃金カットもさせないたたかいをしてきた。

鳥居 一代
福祉労組
代議員
保育の質を守る取り組み
子ども子育て支援新システムを学習している。国の責任がなくなり親と施設の直接契約にさせられる。待機児が多い。施設を増やす必要がある。規制緩和で無資格者でも良いとされようとしている。質を守る取り組みは経営者とも共同で取り組む必要がある。

高橋 広美
医労連
代議員
職員定数枠拡大で成果
 職員定数拡大の取り組みでは、多くの支援をいただき、たくさん署名を集めて県議会に請願提出し採択された。今年、職員定数が拡大されたが、現場はまだまだ人手不足だ。さらに頑張りたい。

大木 久寿
岩手県国公
代議員
裁判闘争の状況について
 2009年の社保庁民営化により525人が分限免職となった。39人が審査申請し人事院判定で24人が取り消しを勝ち取った。現在6地裁での裁判闘争が取り組まれ仙台でも4人が原告としてたたかっている。傍聴支援をお願いしたい。2012年の特例法で賃下げが強行された問題では、370人が原告となって、裁判闘争や街頭宣伝、学習会に取り組み、賃下げは、この3月で終了させることができた。東京地裁で10月3日に判決が出される。地方分権改革や道州制では出先機関の廃止が原則とされ、国民のサービスを地方に丸投げするものだ。西和賀町で請願が採択された。年末カンパの支援に感謝する。

外里 一彦
久慈地域労連
代議員
洋野コールセンター問題
昨年8月に労働組合を作りたいと相談を受け、学習会を重ねて10月に結成し、過半数が加入した。しかし、会社は補助金頼みの経営でオペレーターの研修もずさんだった。今年6月に賃金未払いが表面化し、事実上倒産した。未払い賃金は国の立て替え払い制度で8割は支払われた。後継企業に資産が無償譲渡されている。

小野寺栄悦
自治労連
代議員
住民要求と一体となった運動を
結成25周年を迎え、振り返ると、単産や地域労連が要求と役割を自覚し住民と一体となって取り組んできた。米不作を訴えた銀座デモ、三陸の漁業を守るシンポジウム、最近では、学校給食を守れ、大震災からの復旧復興など住民生活を守る砦となっている。日本創生会議が過疎化で集落が消滅すると言っているが原因は誰かはっきりさせる必要がある。地方切り捨ての今年の人事院勧告は許せない。安心と誇りを持った仕事ができるよう皆で頑張ろう。

三宅 信雄
胆江労連
代議員
労働相談から組織化へ
 職場のパワーハラスメントで相談があり、ローカルユニオンに加入してもらい団体交渉で白紙撤回と謝罪を勝ち取った。この経験を生かしてローカルユニオンの役員にもなってもらった。法制度の変化やスキルアップのため相談員の研修を強化すべきだ。地域労連の秋の取り組みで、集団的自衛権反対の一点共闘を呼びかけている。


いわて労連2015年度新役員紹介
 第26回定期大会で二〇一五年度の新役員が選出されました。
議 長
 金野 耕治 再(医労連)副議長
 小野寺栄悦 新(自治労連)
 中野るみ子 再(医労連)
 齋藤 禎弘 再(農協労組) 古澤 篤志 再(県国公) 高橋  基 再
(いわて生協労組)
 佐々木敏幸 再(盛岡労連)
事務局長
 中村  健 再
(いわて生協労組)
事務局次長
 菖蒲沢 実 再(盛岡労連)
幹 事
 渡辺 孝文 再(自治労連)
 五十嵐久美子 再(医労連)
 村田 浩一 再(農協労組) 岩崎  保 再(県国公)
 柴田 雄司 再(福祉労組)
 工藤 良幸 再(私教連)
 昆 茂太郎 再(建交労)
 小砂子欣次 新(年金者組合)
 藤原 正範 再
(郵政産業ユニオン)
 佐々木貴博 新(全受労)
 工藤 郁夫 再(通信労組)
 平井 正史 再(地域労働組合)
会計監査
 小笠原浩次 再(地域労働組合)
 浅沼 正美 再
(ワイズマン労組)
 矢野耕一郎 再(岩大生協労組)
特別幹事
 高屋  修(地域労働組合)顧 問
 鈴木 露通(前議長)
 なお、副議長の佐藤一則氏(自治労連)、幹事の鈴木壬午郎氏(年金者組合)、根田諭志氏(全受労)遠藤美紀さん(女性部)菊池誠さん(青年部)が退任されました。



3面
第18回機関紙コンクール
最優秀賞は県医労中央支部
 応募作品は40作品(昨年34)でした。審査の結果次の作品が入賞しました。おめでとうございます。
受賞作品
☆機関紙の部
最優秀賞『はばたき』
 県医労中央支部
優秀賞『支部ニュース』 年金者組合一関支部
努力賞『ボルテージ』  自治労連軽米町職労
努力賞『全労働いわて』
 全労働岩手支部
努力賞『建交労鉄道岩手地本』建交労鉄道岩手地本
☆ニュース・情報の部
優秀賞『盛岡市職労』
 盛岡市職労教宣部
優秀賞『闘争速報』
 農協労組岩手南支部
努力賞『岩手医労連闘争速報』 岩手医労連
☆専門部の部
努力賞『向日葵』
 盛岡市職労婦人部
努力賞『市職労女性部ニュース』
 久慈市職労女性部
☆特別賞
奮闘賞『通信労組岩手』 通信労組岩手支部
取材賞『遠野』県医労遠野支部
奨励賞『はこべ』
 県医労南光支部女性部
レベルアップ賞『うすゆき草』
 いわて労連女性部

広島土石流の被災現場を視察
 9月14日、全国災対連の「広島土石流災害実態視察」が行われ、岩手から中村健いわて労連事務局長が参加しました。全体で15人が参加し、広島市安佐南区などを視察しました。山肌が削られて土砂や大きな岩が家の中に飛び込んでおり、重機で撤去していました。視察行動後、広島県災対連結成総会が広島市内で行われ約80人が結集し、岩手からも連帯のあいさつを行いました。
 いわて労連第26回定期大会でのカンパは53340円が寄せられ、全労連に送付しています。
 復興県民会議が9月10日、行った街頭募金では、6団体10人が参加し13374円の募金が寄せられました。

歴史を継承し新たなたたかいを
岩手医労連結成60周年記念祝賀会
 岩手医労連第67回定期大会初日の8月30日の夕方、盛岡市つなぎ温泉「ホテル大観」で岩手医労連結成60周年記念祝賀会が開催されました。祝賀会には、日本医労連や歴代の執行委員長・書記長をはじめ、各界からの来賓と組合員など108人が集いました。
 中野るみ子執行委員長は60周年の歴史に思いを馳せ、この間さまざまな組合攻撃にあいながら、組織を維持し歴史を継承してきた歴代の先輩と運動を支えた関係団体へ感謝と御礼を述べました。
 また、安倍政権の医療・介護・社会保障に対する攻撃へ抗し、いのちを守り、戦争する国づくりに反対する運動に奮闘する決意を述べました。
 その後、歴史を振り返るスライド上映、テーブルスピーチが行われました。懐かしい映像にその当時を振り返る人や、初めて見る写真に医労連の歴史を学ぶ組合員もいました。
 話が尽きないなか、最後は輪になって「がんばろう」を全体合唱し、中野委員長の音頭で団結ガンバローを三唱し閉会となりました。

戦争する国にしないで
 共同センターが国会議員地元事務所に要請
 憲法改悪反対岩手県共同センターは、9月18日、自民党、民主党、生活の党、無所属の国会議員地元事務所を訪問し、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し憲法9条を守り生かすことを求める要請行動に取り組みました。この行動には、代表の佐々木良博弁護士を先頭に9人が参加しました。 生活の党では、喜多正敏政調会長(県議)が応対し、「国民の生活を優先にすべきだ」と要請の趣旨に賛意が表明されました。


NEWS フラッシュ
 ●県革新懇総会
 9月7日、盛岡市中央公民館において県革新懇の2014年度総会が開催され加藤辰男氏が世話人代表に選出されました。記念講演では川田忠明さん(日本平和委員会常任理事)が「戦争する国づくりを許さないたたかいと展望」と題してユーモアを交えながらお話ししました。
 ●被災者生活再建支援制度の拡充を求める署名運動推進協議会いわてが結成
 大震災で被災した方にとって住宅の再建は最重要課題です。しかし、アベノミクスによって物価が上昇し消費税増税が足かせとなっています。国の支援金は最高額300万円で再建には不十分です。これを500万円以上に引き上げるための全国100万筆署名が東北6県生協連から提起され9月11日協議会を結成し幅広い団体で取り組むことを確認しました。11月末までに県内20万筆を職場・地域で集めましょう。
 ●子どもの医療費助成拡充を求める岩手の会が発足
岩手県では、子どもの医療費助成は、小学校卒業までで、しかも一旦窓口で支払う(償還払い)制度となっています。岩手以外の東北各県は現物給付で、お金の心配なしに受診できます。
9月13日に岩手の会が結成され、県内6万筆の署名を集めようと提起されました。子どものいのちと健康を守る運動に協力を。

主張
打倒!!  安倍政権、11・8秋の県民集会に結集しよう!
 14秋季年末闘争がはじまっています。年末一時金や賃金確定闘争など職場要求と国民的課題と結合して取り組みをすすめましょう。
 震災復興では、「いわて復興一揆2014」が提起されています。住民懇談会や、6項目県民署名と「被災者生活再建支援制度拡充」署名などを大規模に取り組みましょう。
 労働者派遣法改悪・残業代ゼロ法など「安倍雇用改悪」、医療・介護など社会保障の解体攻撃がすすめられています。消費税10%増税阻止と結んで、職場・地域でたたかいましょう。  米価の大暴落対策、TPPや「農業改革」に対するたたかいも重要です。九州電力川内原発をはじめ各地の原発再稼働も狙われています。11月6〜9日の米・豪軍・オスプレイも参加するという自衛隊東北方面隊主導の「みちのくアラート2014」は防災訓練に名を借りた軍事訓練といわれています。オスプレイ配備・沖縄新基地建設・集団的自衛権行使に反対し、憲法守れの運動と一体に平和の取り組みを強めましょう。
 これら諸課題を結集して、11月8日(土)、13時から、岩手県公会堂大ホールで、11・8「みんなの要求実現集会(仮)」を集会実行委員会主催で開催します。秋の闘いの山場として、職場・地域からたくさんの皆さんの参加で大きく成功させましょう。11月29日には東京で「打倒! 安倍政権守れ!国民のくらし、いのち、平和大集会・大行動」が行われます。岩手からも結集しましょう。


4面
めも・あーつ 160
♪新しい朝がきた 希望の朝だ♪
「奥の深いラジオ体操」
 ラジオ体操は、小学校の頃に広場に集まり参加のハンコをもらうことが夏休みの宿題だと思っていた。
 ものの本によると、ラジオ体操の始まりは郵政省簡易保険局が制定し、NHKと共同で広めてきたとある。正確に言えば、生命保険会社協会とNHKが普及し、カードは簡易保険局で作成され小学校に配布されていた、というものらしい。
時は、1920年代の米国。好景気の中、メトロポリタン生命保険が「死の換金」などという暗いイメージの生命保険を明るくイキイキしたものに変えようと、インターウィーヴ(織り込み)広告戦略のひとつだった。
当時のニューヨークにひとりの日本人が熱心にラジオ体操していた。
通信省(郵政省の前身)の企画課長・近藤誠一である。
彼は保険事業の研修で米国に滞在していた。
彼は思った。なぜ、日本人は白人のような筋肉美がないのか。それはラジオ体操にあると、「健康体操放送を開始せよ」と雑誌に掲載。いよいよ実施の段階に入って、NHKから放送事業の主旨に反するとクレームがついた。
そして、ラジオ体操は「保険の広告」から「集団的精神の培養」へと真の目的は隠され大変身し、1928年、昭和天皇即位の大礼記念の冠をつけ開始された。
さらに、ラジオというメディアを通して精神性が強調されていった。
1951年民主主義の国「日本」は郵政省を中心にした各分野の10人が、ひと月の意見交換の後に今日の形が完成した。しかしである。
1996年8月25日、第35回「1000万人ラジオ体操祭中央大会」が千葉マリンスタジアムで開かれた。
 姿を消したはずの「集団的精神の培養」はまだ生きているのかな? とは深読みだろうか。
 運動の強さは卓球なみのラジオ体操。首こり肩こりも改善し、本当は好きなんです私。
(久保克子)


ひろば
   川  柳
昔から戦は平和のためと言い
                                                            野々一枝

百までの長生き良いのか思案する
                                                            柳沼利夫

数だけの女性登用したり顔
                                                            たけし 

着流しで粋に相撲のさじき席
                                                            拓 庵 
年金者組合盛岡支部