機関紙「いわて労連 2014年 8月号      

 

7.1緊急昼デモ

●戦争する国にするな!/昼デモに300人●「立憲主義を否定する集団的自衛権の行使容認に反対し、憲法を守り、生かすことを求める請願」採択/集団的自衛権の行使容認に反対する意見書●「原発いらない」「再稼働は許されない」集会参加400人●大熊座●時給は安い!消費税は高い!最賃を1000円に!
●7.12岩手県国公青年学習交流集会/次世代を担う青年の育成を●給与の総合的見直し」を許すな!/'14人勧に向け「7・10東北総行動」●自治労連25周年企画/全国から1500人岩手から51人/「おきプロNEXT」に参加して●岩手県医療研究集会/学び合い視野を広げよう●「医療・介護はどうなるの?岩手県社会保障学校開校」
●「実践に役立つ機関紙の作り方」第5回いわて機関紙セミナー●主張/最賃大幅引き上げ、公務員給与総合見直しストップで、格差是正のたたかいをすすめよう●NEWSフラッシュ/9条を壊すな・戦争する国づくりストップ!閣議決定は撤回せよ7.24街頭宣伝行動/TPP断固反対!紫波町民総決起集会/消費税増税中止署名宣伝・イエローキャンペーン/全受労盛岡支部第16回定期大会/岩手県農協労組第80回定期大会/いわて生協労組第26回定期大会/いわてローカルユニオン第16回定期大会・いわて青年ユニオン第8回定期総会●めもあーつ158/俳優座公演
演劇「樫の木坂の四姉妹」盛岡演劇鑑賞会 2014年4月例会●川柳




 

 

1面
戦争する国にするな! 昼デモに300人

 7月1日夕方、政府は緊急閣議を開き集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈の変更を決めました。これは歴代政権が禁じてきた「海外での武力行使」を可能にし、「戦争できる国」に道を開く、憲法違反の暴挙です。同日昼、盛岡市では、集団的自衛権行使容認に反対する緊急昼デモ行進が行なわれました。
 また、いわて労連、平和委員会など4団体が3月に提出していた「立憲主義を否定する集団的自衛権の行使容認に反対し、憲法を守り、生かすことを求める請願」が7月7日、県議会で採択され、国に対して意見書が提出されました。
 7・1盛岡緊急昼デモは、いわて労連、憲法改悪反対岩手県共同センターなどが参加する実行委員会の呼びかけで行われました。
 緊急の呼びかけにもかかわらず、「今行動しないと大変なことになると思った」「子どもたちを戦争に行かせるわけにはいかない」と昼デモとしては、いままでにない300人が参加しました。
 デモ行進参加者は、「若者を戦地に送らない」「平和憲法を守ろう」などと書かれたのぼりやプラカード、組合旗などを手に「戦争する国にするな!」「集団的自衛権行使容認反対」「閣議決定で憲法9条を壊すな!」などのシュプレヒコールをあげながら盛岡市内をデモ行進しました。



「立憲主義を否定する集団的自衛権の行使容認に反対し、憲法を守り、生かすことを求める請願」採択
           集団的自衛権の行使容認に反対する意見書 【全文】


 国は、立憲主義を否定する集団的自衛権の行使を認めずに、憲法を守り、生かすよう強く要望する。

 政府は、これまで歴代政権が憲法上できないものとしてきた集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定を行った。しかも、憲法改正を国民に問うものでもなく、また、立法府であり国権の最高機関である国会での議論も行わずに、与党内で調整したのみで行われたものである。
 日本国憲法は、過去の悲惨な戦争と専制政治を反省し、人々の平和と民主主義の渇望の中から生まれ、国民主権主義、人権尊重主義、平和主義を基本原理とし、権力保持者の恣意によることなく、法に従って権力が行使されるべきであるという政治原則(立憲主義)を規定している。それを時々の政府の都合で解釈を変えられるようになれば、憲法は憲法でなくなり、これまでの国の形を大きく変えるだけでなく、民主主義を大本から破壊することにつながるものと言える。
 よって、国においては、戦争のない平和な日本、平和なアジアと世界をめざす立場から、現憲法下において集団的自衛権の行使を可能とするすべての立法や政策を行わないよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 


「原発いらない」「再稼働は許されない」集会参加400人

 7月5日、原発再稼働反対!全国と連帯する「さようなら原発岩手県集会2014」が岩手教育会館大ホールで開催されました。34団体が参加する実行委員会が主催し、400人が参加しました。記念講演は「原発再稼働〜許されないこれだけの理由」と題して広瀬隆氏(作家)がお話しました。広瀬氏は九州電力・川内原発と全国の原発再稼働の危険性を訴え、一昨年前の大飯原発再稼働に反対する首相官邸前20万人抗議行動にふれて「形にして数を見せれば勝てる!川内原発は止められる」と激励しました。
 次に「福島からの訴え」として、福島県二本松在住で地域の放射能測定や除染ボランティアなどの活動をしている松本徹也さんと「盛岡でもデモし隊☆」の穴田さんとの対談が行われました。松本さんは両親とともに二本松で自営業を営んでいますが、妻子は震災後は青森で避難生活をしています。先が見えない中で福島で暮らす苦労を訴え「見たくない、聞きたくない話だから福島が薄れていく。自分の目で見に来てほしい」と話しました。
 全国からの連帯アピールとして、女川原発反対運動をすすめる実行委員会からの訴えと、大飯原発、川内原発の反対運動をしている団体からのメッセージが紹介されました。集会アピールを採択した後、アピール行進を行いました。「盛岡でもデモし隊☆」のコールで「原発いらない」・「再稼働反対」と訴えました。

      

大熊座
 やっと梅雨明け宣言が出されみちのくの夏祭りも始まり、いよいよ本格的な夏を迎えました。熱中症や海や山の事故などくれぐれもご注意ください▼ところで、安倍政権の「戦争する国づくり」に国民の怒りがヒートアップしています。内閣支持率は、どの世論調査を見ても5割を切り、不支持が4割に上昇して拮抗しています。若者を戦場に送り血を流させ、命まで奪おうとする戦争国家づくりは絶対に阻止しましょう▼さて、お盆にはご先祖様のお墓参りをされる機会があるかと思います。その際ぜひ、隣近所の墓誌もご覧になってみて下さい。昭和20年前後に、わずか20歳ぐらいで戦死した方々の名前がきっと見つかるはずです。また、8月6日広島、9日長崎に原子爆弾が投下され、15日終戦。これはわずか69年前の出来事です。核兵器廃絶、戦争反対。権力者の利益の為に人の命を粗末にするような戦前の日本に再び戻してはいけません▼安倍内閣の不支持理由は「集団的自衛権」だけではありません。アベノミクスの経済対策・景気対策は、結局、消費税増税、年金・医療・介護など社会保障改悪を庶民に押しつけ、TPPも原発再稼働も、武器の共同開発・輸出解禁も全ては、わずか1%の大金持ち・大株主・大企業の利益のためであり、政・官・財の癒着に国民が気づきはじめました。国民の運動で、安倍内閣の総辞職、国会解散・総選挙へと追い込みましょう▼暑さに負けず、最低賃金改定や人事院勧告のたたかいも最大限の奮闘を。
(こ)
 


2面  
時給は安い!消費税は高い!最賃を1000円に!


 6月25日、いわて労連、いわてパート・臨時労組連絡会は「いわて最賃アップ・アピール・デー」を行い、最低賃金1000円以上への引き上げを訴え、要求額1000円と岩手地方最低賃金665円との差額335円にちなんだ、335分間(5時間35分)のロングラン宣伝を実施しました。
 いわて生協労組、県医労、農協労組、盛岡労連、ローカルユニオンなど、約40人が参加。盛岡市大通に署名コーナーを設置して「最低賃金1000円に」のウチワを配布してアピールしながら、「いくらの時給なら暮らせますか?」のシール投票も呼びかけました。「消費税が上がって大変」「時給が安すぎる」などと言いながら、92人中81人が「1000円台」にシールを貼りました。 
 岩手労働局や経営者団体を訪問。最低賃金審議会の経営者委員へ要請書を手渡して、最賃大幅引き上げ実現を求めました。岩手労働局には当日の宣伝行動で集めた署名(222筆)も合わせて提出しました。岩手医労連も参加して、看護・介護労働者の立場から最賃引き上げを求める要請書を岩手労働局・藤本賃金室長に提出しました。岩手地方最低賃金審議会は7月9日に諮問されて、今年の第1回審議がはじまっています。



7.12岩手県国公青年学習交流集会 次世代を担う青年の育成を

 7月12日、岩手県民会館会議室を会場に、岩手県国公は、毎年恒例の青年学習交流集会を開催しました。30歳前後までの青年層を対象に、組合員同士の親睦を深め、労働組合の基礎を学ぶこの集会には、11人が参加しました。
 今回は,全国税労組の田山文武さん(国税徴収官)を講師に迎え、「憲法と税金」をテーマに学びました。「税金とは何か」「誰でも一律〇○%(円)の税金は公平か?」「集められた税金は、どのように使われるべきか?」について、参加者間での活発なグループ討議が行われた後、講師から、税制の歴史と税の本質について解説がされました。参加者の発言のレベルの高さに講師が舌を巻く場面もありました。
 主催した県国公の役員は「労働運動の次世代を担う青年の育成は喫緊の課題だが、閉会後のアンケート結果も活かしながら、青年が労働組合に求めるものをしっかりと把握し、今後も魅力あるとりくみをすすめたい」と話しました。



「給与の総合的見直し」を許すな!


'14人勧に向け「7・10東北総行動」
 東北公務労組連絡会は7月10日、仙台市で人勧の「給与の総合的見直し」の中止を求めて東北総行動を実施。約200人を超える東北6県の公務員労働者が、台風8号の雨の中で決起集会・人事院事務局包囲デモを行い、その後人事院東北事務局と交渉しました。
 午後2時から人事院東北事務局に直接要請行動。東北6県の国公労働者、教職員、自治体労働者らが1時間ほど事務局と懇談。20人の参加者ひとり一人が、人員削減や過重労働で長期休業する労働者が増加している職場の実態や、被災地で困難を抱えつつ奮闘する公務労働者の姿などを伝えながら、「給与制度の総合的見直し」の不当性を訴えました。
 人事院東北事務局の村上総務課長は「被災地で住民と向き合いながら頑張っている職員の姿や、多くの困難を抱えながら公務を担っている皆さんの『今回の給与見直しはけしからん』という思いは受け止め、理解した。本院にしっかりと伝えたい」と回答。また勧告時期については「本院から情報はないがおそらく例年と同様の時期になるだろう」と答えました。この行動には岩手自治労連、岩手医労連、岩手県国公共闘会議が参加しました。




自治労連25周年企画 全国から1500人岩手から51人 「おきプロNEXT」に参加して

 自治労連青年部が主催する「おきプロNEXT」が6月13〜15日沖縄で開催され、全国から1500人を超える青年が参加。岩手からも51人が参加し、沖縄の歴史や文化、基地問題、平和の課題などを学び、全国の自治体職員の仲間と交流を深めました。
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○岩泉町職 齋藤 鈴さん

 初めての沖縄は雨でのスタートとなりました。最初の目的地、辺野古基地、万座毛に向かう道中でまず感じたことは、米軍基地施設と民家の近さでした。実際に米軍機の音を聞く機会はありませんでしたが、その距離感を見て、毎日その音と事故の恐怖に晒される住民は、とても辛い思いをしているということが容易に想像できました。
 オープニングイベントが行われたリザンシーパークホテル谷茶ベイでは、全国の自治労連職員が1500人以上集まり、お互いの地域や業務について語り合いました。また、各ブロックの余興に会場は大盛り上がりで、その場にいた全員の連帯感が生まれました。
 2日目はテーマ、コース別分科会での行動となり、私は歴史コースを選択しました。中でも印象深かったのは、一番楽しみにしていた首里城です。写真で見るよりも鮮やかで、中国風かと思えば日本らしさも残る、独自の琉球文化を実際に感じることができました。昔この場所にいた人々が何を考え、どう生きていたのか、想像を膨らませながら歴史を学ぶことができ、有意義な時間を過ごすことができました。
 閉会企画の「稲嶺市長と語る会」では基地問題の重大さや、自治体職員としてのあるべき姿を討論し、最後には全員で島唄を歌い、仲間との別れを惜しみました。
 普段であれば体験できないことや、交流できない方々、様々な特別が詰まった素晴らしい3日間でした。この経験を活かし、今後に繋げていけるよう精いっぱい自分の業務に励んでいきたいと思います。
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○奥州市職労 千田 澄人さん

 おきプロNEXTに参加した感想と言えば、まず第一に「沖縄最高!」ということ。
 全国から集まった自治体職員との交流もまた最高でした。全員が自治体職員と思うと、だいたいが同じ想いで仕事に臨んでいるだろうし、また同じような悩みを抱えているんだろうなと思えるだけで、仲間になれた気がして、いろいろな人と話をすることができ、これもまた良い経験でした。
 学習面では、基地問題コースで、辺野古に行き、また名護市長の秘書担当者から貴重なお話を伺うことができました。「辺野古」は非常に興味を持っていた場所でした。今回の学習では「人口密集地の基地は危険すぎるので移転しなければならない」という今現在基地と暮らす地域の声、逆にその基地の移転先とされている地域の「ジュゴンが住むような自然の中に基地を造ることは言語道断」という声という、同じ沖縄でも様々な悩みが渦巻いていることを学びました。「TPP」と同じように、ひとことで「賛成」「反対」という答えを出すことができない、われわれ日本人に課された大きな問題であるなと痛感したと同時に、沖縄の人々だけに悩みを負わせずに、日本人全体で考えていかなければならない問題だと思いました。基地問題の矢面に立ち、ただ単に平和ボケしているようなわれわれよりも、より身近な緊迫した問題としてとらえている方々のお話を聴くことができたことは、わたし個人の中で非常に貴重な経験でした。



3面
岩手県医療研究集会 学び合い視野を広げよう


 「みんなで創ろう、いわての医療」をスローガンに、岩手県医療研究集会が7月12、13の両日、花巻温泉ホテル千秋閣を会場に開催され、市民を含め132人が参加しました。
 昨年は、医療研全国集会が青森県で開催されたため、岩手開催を見送っていたので、2年ぶりの開催となりました。岩手医労連内に「医療研推進委員会」が設置され、準備が進められてきました。同委員会事務局長による基調報告では、情勢をふまえ、ナイチンゲールの活躍したクリミア戦争は、いままさにニュースになっているウクライナのクリミア半島が舞台であること、ナイチンゲールが「白衣の天使とは、苦悩する人のために闘う者である」との言葉を残していることを紹介し、関心を広め、高めていこうとの呼びかけがされました。
 記念講演は、愛媛大学名誉教授の山本万喜雄氏で、子どもをまもる運動を軸に、いのちと暮らし、生き方を含めて、優しく、楽しく話して頂きました。参加者から「すてきな詩を書く子どもたちを戦場に送らないように戦争絶対反対」「世界観が変わりました」という感想が寄せられています。その後、4つの分科会、1つの基礎講座に分かれ、各労働組合等でまとめてきたレポートを中心に、発表、交流が行われました。参加者からは「他の病院の発表で視野が広まり、よかった」「忙しいとか、仕方がないではなく、考えて行くべきだと思った」などの感想が寄せられ、元気に帰路につきました。
 同推進委員会では、分科会の充実が課題とし、来年度も引き続き開催を予定しています。




「医療・介護はどうなるの?岩手県社会保障学校開校」


 6月28日、第1回「岩手県社会保障学校2014」がアイーナ7階701号室で行われました。次代の社会保障運動の担い手の育成を目的として、岩手県社会保障推進協議会が主催し、28人が参加しました。学校長で県社保協・前事務局長の村上和雄氏が講師を務めて「〜医療・介護はどうなる〜医療介護総合法」と題して講演を行いました。日本の社会保障の歴史をふりかえり「憲法25条の理念と相容れない『自立・自助』を基本とした内容に変質させらてきた」、「消費税増税の一方で法人税減税。そのうえ社会保障の解体攻撃が狙われている」と話しました。講義のあとに参加者と意見交換が行われ、家族介護の現状や、社会保障後退に対する怒りの声が出されました。この「社会保障学校」は全5回シリーズで、介護、年金、生活保護、保育をテーマに2ヵ月に1回開催されます。
 


「実践に役立つ機関紙の作り方」第5回いわて機関紙セミナー


 2年ぶりとなる第5回いわて機関紙セミナーが7月5、6日と、鶯宿温泉「赤い風車」で開かれ、青森、宮城からの参加者を含む29人が参加しました。
佐々木敏幸実行委員長が主催者あいさつをしました。全体講義として、川島左右喜・前聯合通信東北総局長を講師に「機関紙の作り方」、城内美徳・岩手自治労連教宣部長を講師に「機関紙に使える写真ワンポイントレッスン」を行いました。その後、参加者は、基礎教室、パソコン機関紙づくり、写真教室に分かれ、2日間講義と実習を行いました。夕食交流会では機関紙づくりの思いを語り合い、交流しました。
 参加者からは、「機関紙の必要性・意義がわかった」「読まれる機関紙を作りたい」などの感想が寄せられました。

 

主張
最賃大幅引き上げ、公務員給与総合見直しストップで、格差是正のたたかいをすすめよう


7月29日に中央最低賃金審議会が最低賃金引き上げの目安を示しました。平均16円ですが、ランク別にA19円、B15円、C14円、D13円という内容です。岩手県はDランクで、現在の最低賃金は665円です。物価上昇と消費税増税もあり、4%以上の引き上げがなければ実質賃下げとなりますが、平均16円では2%程度にしかなりません。最低賃金の全国格差は205円で、年々拡大していましたが、この目安どおりに引き上げが実施されればその差は211円となり、ますます地域間格差を広げてしまいます。
最低賃金引き上げのたたかいの舞台は地方最低賃金審議会に移ります。岩手の審議会では8月1日に目安小委員会が開かれ、いわて労連加盟組合も意見陳述を行います。地方審議会の答申は8月中に行われます。改めて、私たちの要求である、全国一律最低賃金制度の確立、時給1000円以上の実現が求められます。
国家公務員給与に対する人事院勧告も8月初旬に行われます。憲法違反の賃下げ特例法が今年3月まで2年間に渡って実施されてきました。今度は「給与制度の総合的見直し」と称して、地方の手当を下げて中央にまわすというやり方で格差の拡大が狙われています。こんなことを許せば、賃金の地域間格差を助長・定着させ、地方自治体職員の給与や、民間企業への悪影響も甚大になります。
いま必要なのは格差の拡大ではなく、最低賃金大幅引き上げと、公務員給与改善・公務公共サービスの充実、そして公契約条例の制定です。官民あげて、格差是正のたたかいをすすめよう!

NEWS フラッシュ


●9条を壊すな・戦争する国づくりストップ!閣議決定は撤回せよ7.24街頭宣伝行動
 7月24日、秘密保護法廃止を求める岩手県連絡会と憲法改悪反対県共同センターは盛岡市のクロステラス前で定例街頭宣伝を行い、チラシの配布と「『海外で戦争する国』にする集団的自衛権行使容認に反対する」署名を呼びかけました。行動には10人が参加し、署名17筆が寄せられました。

●TPP断固反対!紫波町民総決起集会
 7月13日、紫波町のJA岩手中央パーフルパレスでTPP断固反対!紫波町民総決起集会が開催され400人が参加しました。

●消費税増税中止署名宣伝・イエローキャンペーン
 7月25日、消費税廃止各界連絡会が呼びかける、全県いっせい消費税増税反対署名宣伝行動が行われました。盛岡では肴町で行われ、10団体13人が参加し39筆の署名が寄せられました。

●全受労盛岡支部第16回定期大会
 7月2日、盛岡市繋温泉で全受労盛岡支部第16回定期大会が行われました。

●岩手県農協労組第80回定期大会
 7月18日、花巻温泉で岩手県農協労組第80回定期大会が行われました。

●いわて生協労組第26回定期大会
 7月25日、盛岡市でいわて生協労組第26回定期大会が行われました。

●いわてローカルユニオン第16回定期大会・いわて青年ユニオン第8回定期総会
 7月26日、盛岡市でいわてローカルユニオン第16回定期大会といわて青年ユニオン第8回定期総会が行われました。
 

お知らせ

 9月号の紙面で、Summer Photo Galleryを企画します。読者のみなさんの写真を募集しますので応募してください。
 作品は印画紙に印刷して、いわて労連へ郵送して頂くか、メールでデータをお送りください。

第18回いわて労連機関紙コンクール作品募集中です。
〆切り8月22日  

4面
めもあーつ158 

俳優座公演 演劇「樫の木坂の四姉妹」 盛岡演劇鑑賞会 2014年4月例会 作・堀江安夫/演出・袋 正


 長崎港を望む坂の中腹に樹齢百年を超える樫の老木。1945年8月9日の原爆投下で息絶えてしまったとおもわれたが、翌年の春、枝先に一枚の葉を芽吹かせた。この坂の途中にこぢんまりと建つ平屋建ての葦葉家が物語の舞台である。
 
 2000年6月、被爆者である葦葉家の三姉妹を撮り続けているカメラマンの洲崎をはさんで、多くは次女ひかるのまきおこす揉め事で、姉妹のユーモア溢れた丁々発止のやりとりが続く。居間には、四女ゆめが双子の姉三女のまりの供養のために買ったピアノ。そしてピアノから流れるように、家族のテーマソング「琵琶湖周航の歌」のメロディーにのせて、父と母と兄と四姉妹の溌(はつ)剌(らつ)とした輝きに満ちた家族の、あの日の朝までの日々が語られる。
特攻隊で沖縄の海に散った長男幸雄。仙台生まれで怒った時にズーズー弁がつい出てしまう母せい。
造船所に勤めていたが、戦後、公職追放で仕事を奪われた父駒吉。
音楽の才能にあふれていたが、働いていた軍需工場で被爆死したまり。
同じ工場にいたゆめは、たまたま倉庫にものを取りに行かされ生き残ったことを負い目に感じている。
一見、はちゃめちゃにみえるひかるは、アメリカ人と結婚したものの生まれた子が重い脳性麻痺だった。
兄の後輩と婚約していたが原爆症の身体に、結婚から身を引いた長女しを。
「私たちの毎日からは一度も8月9日が消えたことがなかとよ。生きるにしても死ぬにしても、あそこで全部が決められてしもうたとよ」。しをが洲崎に語るせりふは重く辛い。

 中村たつ、岩崎加根子、川口敦子、3女優のエネルギッシュで確かな演技に、魂が揺さぶられる感動だった。
 演劇史上唯一、全都道府県で上演されたこの作品。そして3女優の実年齢の平均が82歳だそうですよ。

(久保克子)





川柳


平和の党集団論と共に消え    たけし

この一歩あゆむ平和の願い込め  一枝

昼デモと夕デモ歩き一万歩    柳沼利夫

軍国を集団自衛と言い募り    拓庵

原発へ七里離れて蕗のとう    岳猿


年金者組合盛岡支部