機関紙「いわて労連 2014年 7月号      

 

緊急集会

●戦争ができる国づくりにSTOP!/安倍政権の暴走許すな!6・8緊急県民集会/子どもたちを戦争に行かせたくない!●山田線・大船渡線を鉄路で復旧を!/復興署名を国交大臣に手渡す●大熊座 ●暴走政治に怒り!/緊急昼デモに150人●核も戦争もない世界を!/震災からの復興を!●あなたの一歩が平和な世界をつくります●「いのち平和を守れ」と1000人●復興を支えるの自治体職員/震災体験を残そう●第22回 パート・派遣など非正規ではたらくなかまの全国交流集会in福岡に参加して/いわて生協労働組合 川島孝子●労働者のいのちの砦/「いの健」センターを岩手に●三鉄「震災学習列車」で被災地の今を知る●イレブンアクション&「脱原発.11昼デモ」●福島の今を体感/全労連青年部ユニオンユースアカデミー2014/いわて労連青年部長 武田彩●主張/憲法破壊の暴挙!閣議決定による集団的自衛権行使容認・解釈改憲は断じて認められない!●NEWS フラッシュ・全国一斉大気汚染調査 ・NPO岩手地域総合研究所2014通常総会 ・集団的自衛権行使容認反対!署名昼宣伝・第5回東北LU・YU交流会●めもあーつ157/映画「インビクタス/負けざる者たち」●川柳



 

 


1面


戦争ができる国づくりにSTOP! 安倍政権の暴走許すな!
6・8緊急県民集会  子どもたちを戦争に行かせたくない!


 安倍政権による「戦争する国づくり」が急速にすすめられようとしているもとで、6月8日、岩手教育会館大ホールで、「戦争ができる国づくりにSTOP!6・8緊急県民集会」が開催されました。県内各地から450人が参加しました。労働組合や民主団体、地域九条の会など96団体が実行委員会を結成して主催しました。
 開会あいさつは、共催した岩手弁護士会の桝田裕之会長が行いました。「集団的自衛権は『必要最小限』を超えている。解釈改憲は認められない。岩手弁護士会として反対声明を出した」と述べました。講演は「秘密保護法と集団的自衛権行使で私たちの社会はどうなるのか」と題して、石橋乙秀弁護士が行いました。石橋氏は「国民が国家権力に対して人権を守らせるのが近代憲法。自民党の改憲案は国民に憲法尊重擁護義務を負わせる反立憲主義」と批判。「集団的自衛権行使容認は憲法の基本理念の破壊」であり、「解釈で憲法を変えることはもってのほか」と話しました。
 講演後には、学校現場、地域九条の会、青年、消費者など各界から4人がリレートークを行いました。「ダメと書いてあるものをヨシとは読めない。安倍首相の姿勢はオレが憲法だという姿勢だ」(地域九条の会)、「国益のためという言葉にだまされてはならない。殺し殺される戦争に子どもたちをいかせたくない」(消費者)などと訴えました。
 最後に「秘密保護法の廃止を求め、解釈改憲による集団的自衛権行使反対を求める決議」を採択して閉会しました。集会後は「集団的自衛権行使反対!」「戦争できる国STOP!」などのプラカードを掲げて盛岡市内をデモ行進しました。



山田線・大船渡線を鉄路で復旧を!
復興署名を国交大臣に手渡す


 6月18日、復興岩手県民会議は、JR山田線・大船渡線の鉄道による早期復旧を求めて太田昭宏国土交通大臣に要望書を手渡しました。前川慧一代表世話人が太田大臣に要望書を手渡し前川・金野両代表世話人や出席者が沿線住民の切実な声も紹介しながら鉄路早期復旧を求めました。これに対し太田大臣はJR山田線について「地元の気持ちは承知している早急に話し合いが妥結するよう努力したい」と話しました。この行動には、このために労をとっていただいた穀田恵二衆院議員、高橋千鶴子衆院議員(代理)が同席し、沿線6市町の代表を含め27人が参加しました。また、第2次分として「復興県民署名」1万6826筆を提出しました。
 この日の午前11時にJR新宿駅南口にあるJR東日本本社を訪問。受付フロアーで応対した広報担当者に前川代表世話人が、富田社長宛の新提案の撤回と早期復旧を求める申入書を手渡しました。申し入れ後、雨が降る中、全労連根元副議長など支援者を含めて40人が新宿駅前で署名宣伝を行い、全労連宣伝カーの上から金野議長が司会を務め、前川代表世話人、斉藤信県議会議員などが次々と被災地の現状と署名への協力を訴えました。チラシと一緒に真崎ワカメの小袋も配布。地元めんこいテレビが取材し、夕方のトップニュースで紹介されました。

大熊座

  通常国会が終わりました。消費税増税分を全額社会保障に回すと国民に説明しながら論拠がボロボロになっても国民に給付減と負担増を押しつける医療・介護総合法がゴリ押しされました。安倍政権が国会後に閣議決定した「骨太方針」と「新成長戦略」は、消費税を来年10月から10%に引き上げ社会保障のさらなる削減、配偶者控除の廃止、労働法制改悪と原発再稼働・輸出や法人税減税など大企業の利益誘導のために国民に一層しわ寄せする内容です。こんな政権は一日も早く退陣させるしかありません▼この国会最終盤で、「過労死等防止対策推進法」が全会一致で可決成立しました。国や自治体、事業主にそれぞれ過労死を防止する施策が、国民には関心と理解を深める努力が求められています。いわて労連としても、この秋、長年の懸案となっていた「働くもののいのちと健康を守る岩手県センター」を医師・弁護士・学者の皆さんの協力を得ながら立ち上げる予定です▼岩手県母親大会の記念講演で福島市在住の後藤宣代先生は「ありんこのたたかい」を何度も強調されました。国・東電などの「巨象」に立ち向かって「命を守れ、子どもを守れ、未来を守れ」とたたかっている母親や農民たちを激励しています▼労働者を使い捨てにする「ブラック企業」の見分け方が分科会で話題に。結論は、@10年以上働いている先輩がいるかA結婚・出産しても働き続けているかB労働組合があるか、ということになりましたが、いかがでしょうか(こ)



2面  
 

暴走政治に怒り! 緊急昼デモに150人


 国会最終日に当たる6月20日、盛岡市で「集団的自衛権行使容認反対、医療・介護総合法案反対!労働法制改悪反対!」などを掲げて緊急昼デモが行われました。
 このデモは「安倍政権の暴走政治にストップを!6・20盛岡緊急昼デモ実行委員会」(憲法改悪反対岩手県共同センター、岩手県革新懇など)が主催し、緊急の呼びかけでしたが、150人が参加しました。
 デモの出発に当たって、いわて労連金野耕治議長は「安倍政権は、国会会期内に集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の閣議決定と与党合意を強行しようとしたが、世論の強い反発を受けて先送りする見通しだ。しかし、引き続き与党合意は進めようとしている。医療・介護総合法案も根拠データがデタラメなまま強行採決した。こんな国民無視の暴走政治を許すわけにはいかない!みなさん一緒に声を上げましょう!」と話しました。
 プラカードやのぼりを持った昼デモ参加者は、「『集団的自衛権』を認めるな」「戦争する国にするな」「『医療・介護総合法』反対」などシュプレヒコールをあげながら盛岡市内中心部を行進しました。
 


核も戦争もない世界を! 震災からの復興を!


 6月3日〜6日、岩手自治労連青年部が主催する第29回県内一周反核平和マラソンが開催され、約700人のランナーが「核のない世界に!」「震災復興」を県民にアピールしました。
 6月3日の出発式では後藤淳青年部長が「マラソンの成功を『おきプロNEXT』につなげていこう」と主催者あいさつ。釜石市職労の及川健太郎さんが「みんなでゴールをめざして頑張る」と表明し、南北に分かれてスタート。ほぼすべての自治体を廻り、6日の夕方、盛岡市役所前に約30人のランナーが横断幕や折鶴を持って元気にゴール。
 到着式では新採職員の竹原護さんが「平和な社会、震災復興めざしこれからも頑張りたい」とランナーを代表してあいさつしました。



あなたの一歩が平和な世界をつくります!


 5月6日、北海道礼文島を出発した「国民平和大行進2014」が6月7日〜15日、岩手県入りしました。
 今年の平和行進岩手県内行進には、のべ約1200人が参加して「なくそう核兵器!あなたの一歩が平和な世界をつります」と沿道の市民にアピールしまいた。今年は、全国通し行進者として山口逸郎さんが歩き、沿岸被災地の行進では2012年通し行進者の米山幸子さんも歩きました。
 9日の盛岡市内行進には130人が参加し今年も大学生が手作りの横断幕を持って行進に参加しました。




「いのち平和を守れ」と1000人


 6月22日、第60回岩手県母親大会が奥州市Zホールなどを会場に行われ、全県から1000人が参加しました。午前中には19の分科会が行われ、いわて労連・金野議長が第13分科会「『ブラック企業にご用心〜就活、転職の落とし穴』を観て、働き方を考える」の助言者を務めました。13時からの全体会では、奥州市長代理の佐藤奥州市教育長、いわて労連・金野議長、日本共産党・斉藤県会議員が来賓あいさつを述べました。
 記念講演は「21世紀を生きるよろこび・働くよろこびへ ーフクシマからの声ー」と題して後藤宣代さん(経済学研究者)がお話しました。福島の農民や母親たちの闘いなどを報告し、「(アリンコような)小さな声でも集まれば大きくなる。私たち99%が声を大きくあげよう」と呼びかけました。その後、奥州・金ケ崎実行委員会が「5人女」によるアピールや奥州市政の課題の訴えを行いました。最後に「集団的自衛権行使をやめること」などを求める決議を採択して閉会しました。来年は盛岡で開催されます。



復興を支えるの自治体職員    震災体験を残そう

 

 5月31日、『3・11岩手 自治体職員の証言と記録』の出版を記念して、岩手自治労連はサンセール盛岡で「自治体の役割を学びあう講演とシンポジウム」を開催し、執筆者や被災地の自治体職員、いわて労連傘下の組合員など100人が参加しました。
 はじめに佐藤一則委員長が「この震災体験は記録として残すべきと思っていた。関係者の努力で刊行までこぎつけた。復興を支えるのは自治体職員、苦労は多いが希望をもって頑張ろう」と主催者あいさつ。
 引き続き、晴山一穂専修大学法科大学院教授(本の編者)が「私たちにとって公務員の役割を考える」と題して講演。「大震災という極限の状態の中で自らの犠牲も顧みず、本能的に住民の命と生活を守るために奮闘したその姿は、憲法の描く公務員像につながる」と強調しました。
 その後、執筆者である4人のパネリスト=千葉達さん(陸前高田市)、佐藤克敏さん(大船渡市)、小笠原純一さん(大槌町)、長根真奈子さん(普代村・保健師)が、震災当時の状況や各自治体が復興を進める上で抱えている課題、職員の悩みなどを報告しました。

 


第22回 パート・派遣など非正規ではたらくなかまの全国交流集会in福岡に参加して
        いわて生協労働組合 川島孝子


 今年は6月7〜8日、九州の福岡で開催され、全国から449人のなかまが参加しました。
 記念講演は田島隆さんというテレビドラマで放送された「ダンダリン101」を書かれた人です。田島さんは、母親から生活保護を受けられなくなるからと言われ、高校を中退して15才から独立して、いろんな職業を経験し、「貧困の中からは何も生まれない、手に職をつけても独立しなければお金を稼げない、頭に職をつければ世の中にだまされない」と法律職を志して独学で海事代理士試験に合格して、現在にいたっています。仕事を通じて、自分の経験を漫画にして、非正規労働者の実態を知らせ権利を守る活動をしているというお話しでした。
 2日目は「労働者派遣法改悪など、安倍政権がもたらす雇用破壊、職場・地域からたたかう」をテーマにした分科会に参加しました。不当な雇止めをうけ、裁判でたたかっている方から、「今の法律は企業に有利で、派遣の人にはきびしく、いつでも簡単に雇止めがされる」ということを話していて、これからますます派遣労働者・非正規がふえていく中で、今ここでしっかり法律改悪阻止の運動をひろげていかなければと思いました。



3面
労働者のいのちの砦 「いの健」センターを岩手に


 今年1月、いわて労連の呼びかけで、「働くもののいのちと健康を守る岩手県センター準備会」を発足、毎月1回会議を開催してきました。
 準備会では「地方センター活動をみんなに知ってもらおう」と、6月4日岩手県民会館で、「『いの健』地方センターの役割を考える〜北九州労健連と九州セミナーを題材に〜」と題して学習会を開催し、労組、民主団体など16の組織から43人が参加しました。
 「働くもののいのちと健康を守る全国センター」副理事長の田村昭彦氏が講演しました。田村氏は「『みんなが生徒・みんなが先生』で互いの職場を理解すること。働くことと健康はつながっている。『楽しく活動』現場の声を大事に」と話されました。
 岩手民医連会長で川久保病院の尾形文智院長が主催者あいさつ、自由法曹団岩手支部事務局長・佐々木良博弁護士が閉会あいさつを行いました。
 参加者からは「労働者のいのちの砦となる『いの健センター』の必要性を感じた。」などの感想が出されました。
 まとめと提起で金野耕治議長は、9月には「岩手県センター」を広範な民主団体・単産・単組に参加を呼びかけ設立をめざすと提起しました。




三鉄「震災学習列車」で被災地の今を知る


 6月5日、いわてパ臨連は交流企画「春のつどい―三陸鉄道南リアス線・貸切列車に乗ってみよう!ツアー」を行いました。いわて生協労組、農協労組、いわてローカルユニオンなどから21人が参加しました。
 ツアーは、マイクロバスで盛岡を出発し、大船渡市の盛駅から釜石駅まで三陸鉄道南リアス線の貸切列車「震災学習列車」に乗車しました。車内では、三陸鉄道の熊谷松一さんが三鉄沿線被災地の現状や被災当時の状況などをお話しました。熊谷さんは、「三鉄の線路が防波堤がわりになって街を守ったところがあった。明治の津波の後に鉄道が計画されたので、津波に強い鉄道になった」と話しました。
 午後は、仮設団地などでの映画上映など被災者支援にとりくんでいる釜石在住のローカルユニオン組合員深沢寿人さんの案内で、鵜住居と大槌を視察しました。車窓や高台などから被災した街の様子を見ながら仮設住宅にすんでいる被災者の声や現状、復興事業の進展状況など話を聞きました。深澤さんは、「被災地を忘れずに、どんどん足を運んでいただきたい」と話しました。
 


 イレブンアクション & 「脱原発.11昼デモ」


 6月11日、野村證券前で毎月定例の「なくせ原発イレブンアクション」行動が取り組まれました。
 今回は、復興県民会議が6月18日に行う国交大臣要請に向けて「復興県民署名」に取り組み、12人参加66筆を集めました。被災地から盛岡に来た方や親戚が被災した方も署名し、被災地復興が進んでいない現状などのを話していました。
 イレブンアクションに続いて、「脱原発.11昼デモ」に野村證券前で合流して参加しました。毎週金曜日夕方に行われている「盛岡でもデモし隊 」参加者の主婦たちから「夕方は毎週参加が難しいので、昼に開催できないか。という意見が出され、参加者有志で毎月1回開催することになりました。今回、初めてもりおか歴史文化館からクロステラスまで昼デモがおこなわれました。「未来のために原発いらない・子供を守ろう」などシュプレヒコールをしながら、クロステラスまで行進し、流れ解散しました。参加者は約40人でした。



福島の今を体感
  全労連青年部ユニオンユースアカデミー2014
   いわて労連青年部長 武田彩


 5月31日〜6月1日、福島県いわき市で行われた「全労連ユニオンユースアカデミーin福島」に参加してきました。
 被災してから初めて福島を訪れました。原発事故後についてはTVでのニュースを見て知り、震災の怖さをさらに感じました。今回実際に現地を訪れ、自分の目で見て、現地の方の話を聞き、3年以上たった今も変わっていない街中や当時の切実な思いを聞くことができました。そして、今もなお苦しんでいる方々が多くいること、今まで住みなれた地域を離れなければならなかった現実、「これから家族みんなで・・・。」という思いの詰まった真新しい家が使われずに放置されている状況、見れば見るほど悲惨さを感じました。
 震災から3年以上たち、TVのニュースなどでは少しずつ報道は少なくなっています。また、私たちの中でも、震災の恐ろしさや怖さなども薄らいでいるのも事実です。しかし、今回ユニアカに参加し、多くのことを学びました。今回、学んだことや感じたことを少しでも多くの人たちに伝え、一緒に考えていくことのできる社会作りをめざして今後の活動に力を入れていきたいと思いました。



3面

 

主張
憲法破壊の暴挙!閣議決定による集団的自衛権行使容認・解釈改憲は断じて認められない!


 安倍首相は、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を、閣議決定で強行しようとしています。7月1日に閣議決定、閣議決定後に「閉会中審査」を7月14〜15日頃に行う方向で調整に入っていると報じられています。日本を「戦争する国」に変えてしまう集団的自衛権の行使容認は、断じて許されません。まして、閣議決定で憲法の解釈を変更するなど認められません。
 これまで歴代政権は「憲法九条において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するために必要最少限の範囲に止まるべきものであり、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されない」という政府見解を踏襲してきました。この見解を覆して、閣議決定という一内閣の判断で集団的自衛権行使を認めようとしています。近代憲法主義の根本を破壊する暴挙です。
 その内容も「限定的な行使容認」だとされていますが、実際には、ときの政府が際限なく範囲を拡大できるものになっています。与党内でのすりあわせのための「限定」であり、国民の目を欺くごまかしにすぎません。
 国民の反対の声は高まっています。世論調査では、集団的自衛権の行使も、解釈改憲についても、5〜6割が反対しています。全国の地方議会でも反対・慎重の意見書が100を超えてあがっています。全国でも、県内でも、各地で反対の緊急集会やデモが行われています。
 安倍内閣の暴走政治と、国民の声とは大きくかけ離れています。最終的には憲法九条を変えて、文字通り日本を戦争する国に変えてしまうことが狙われています。各職場地域で、反対決議や抗議文送付、緊急学習会などに取り組みましょう。「集団的自衛権行使容認許すな」「戦争する国づくり許すな」「憲法九条守れ」の共同のたたかいを強めて、安倍政権の暴走政治にストップをかけるために引き続き奮闘しよう!


NEWS フラッシュ
●全国一斉大気汚染調査
 6月5〜6日、全国一斉の大気汚染調査が行われ、いわて労連、新婦人などが県内220カ所でNo2測定を行いました。

●NPO岩手地域総合研究所2014通常総会
 6月8日、岩手教育会館でNPO岩手地域総合研究所2014通常総会が行われました。

●集団的自衛権行使容認反対!署名昼宣伝
 6月12日と26日、秘密保護法廃止を求める県連絡会は盛岡市で集団的自衛権行使容認に反対する署名・宣伝行動を行いました。

●第5回東北LU・YU交流会
 6月21〜22日、宮城県鳴子温泉で第5回東北ブロック地域ユニオン・青年ユニオン交流会が行われ、東北各県の地域・青年ユニオンから役員などが参加し、運動の経験や課題などを交流しました。


 

4面


めもあーつ157
映画「インビクタス/負けざる者たち」
監督/クリント・イーストウッド
出演/モーガン・フリーマン マット・デイモン


 世界中が熱狂するサッカーの祭典W杯がブラジルで開催され、TVにくぎづけの日が続いている。
 1995年6月24日、ラグビーのW杯決勝戦。南アフリカのスプリングボクスとニュージーランドのオールブラックスが壮絶な戦いを展開していた。サポーターの祈りのような熱気に包まれていたエリス・パーク・スタジアムに、ひとつの奇跡が起こった。
南アに住む白人のスポーツとして、アパルトヘイトの象徴でもあったラグビー。それ故に制裁措置として国際試合への参加を禁じられ南アの恥といわれるほど弱体化していた。
長い屈辱の歴史に黒人の怒りは治まらず、白人は黒人の報復に怯えていた。
失業と犯罪は増え続け、内戦勃発の寸前だった。
1994年、南アの第8代大統領に就任したネルソン・マンデラは、新しい国づくり(虹の国)への理想を、この負け続きのチームに託した。チームの主将フランソワ・ピナールをお茶に招き、リーダーとしての哲学などを語り合い、獄中で自分を支えてくれた一編の詩を明かした。“インビクタス”(征服されないの意)「長きにわたる脅しを受けてもなお、私は何ひとつ恐れはしない。私は我が魂の指揮官なのだから」。
大統領の意を酌んだピナールの特訓に、南アチームは史上初の延長戦のすえ奇跡の勝利を手にした。
映画のエンドロールに南アのアカペラグループの歌が流れる。「誰もが持てる力を出し切りゴールをめざすなら、勝っても負けても引き分けても、みんなの心に勝者は宿る」と。
 マンデラが理想とした、卑屈な復讐ではなく肌の色言語の違いを超えた「虹の国」。7月18日、マンデラ誕生の日。彼が解放に費やした67年間を敬い、67分間の奉仕活動に参画するムーブメントが定着してきているという小さな記事を見た。

(久保克子)






川柳


涙もう乾き仮設で三年過ぎ                岳猿

人命を超える価値などないぞよと    一枝

アベコベに憲法を解く三代目            拓庵

骨太の策にやられて骨と皮                柳沼利夫

やはり夢百年の安心崩れ去り            たけし


  年金者組合盛岡支部