機関紙「いわて労連 2014年 4月号      

 

冷たい雨の中 「消費税増税中止せよ!」 とデモ行進

●2014春闘3・13 重税反対全国統一行動「くらし守れ大行動」要求を結集して生活の改善を勝ち取ろう!●被災三年のつどいinおおつち/復興の本格的前進へ!●大船渡被災地域住民懇談会/くらし再建優先の復興政策を●大熊座●3・13統一行動 団結の力で大幅賃上げ・要求実現を勝ち取ろう/通信労組・超低額・差別回答に怒りのストライキ/3・13早朝ビラ配布行動/早朝ビラ配布・職場オルグ・学習会●全国初の県公契約条例制定めざして/全建総連岩手県連3・16賃金・単価引き上げ決起集会●被災60年/3・1ビキニデー集会に参加して いわて労連書記 角掛 洋一/岩手にもビキニ被災が●3・6中央行動●被災3年イレブンアクション・復興県民署名行動 復興署名を大きく広げる!●復興県民署名・久慈地域宣伝行動 1日も早い復興願って●国際女性デー 戦争できる国づくり許すな!●卒業生に働く権利とルールを知らせよう●第3回春休み子どもスキー「子どもたちの元気な歓声がこだました」岩手県勤労者スキー協議会 会長 佐藤 静雄●NEWS フラッシュ/郵政産業労働者ユニオン盛岡支部ストライキ/LU新入組合員教室inけせん/いわて労連女性部原発なくせ街頭宣伝●主張/安倍政権の暴走ストップ!メーデーに行こう!●めも・あーつ 154 さよなら経済大国「成長から成熟へ」 天野祐吉・著 集英社新書●「自治体職員の証言と記録」を刊行●川柳


 

 


 


1面


2014春闘
 3・13 重税反対全国統一行動「くらし守れ大行動」
  要求を結集して生活の改善を勝ち取ろう!

 2014春闘の山場をむかえた3月13日、国民春闘共闘委員会が呼びかける「3・13くらし守れ大行動」の取り組みの一環として、毎年この日に開催されている「重税反対全国統一行動第48回岩手県中央集会」が、消費税増税中止、社会保障改悪反対、すべての労働者・国民の所得の改善などの要求を掲げて開催されました。

 重税反対全国統一行動第48回岩手県中央集会は、岩手教育会館で350人が参加して開催されました。
 岩商連藤沢光一会長の開会・主催者あいさつで集会は始まり、来賓あいさつをくらしを考えるネットワーク伊藤慶子事務局長と日本共産党岩手県委員会若山明夫書記長が行いました。
 記念講演を「社会保障と税の一体改悪」と題して岩手県社保協の鈴木露通事務局長が行い「消費税増税で8兆円もの負担増になる一方で社会保障費は削減される。安倍政権の退陣を迫って運動を大きく広げましょう」と話しました。つづいて、学習講演として盛岡民商藤村敬吾副会長が「3・13重税反対全国統一行動のあゆみ」と題して運動の歴史について講演しました。
 「怒りの声」として労働者・業者・農民・年金者の代表がリレートークでそれぞれの「怒り」を表明。労働者を代表して登壇したいわて生協労組高橋基執行委員長は「アベノミクス効果は地方の中小企業には届いていない。賃金が上がらない中での消費税増税は絶対に許せない!」と闘う決意を表明しました。
 集会の最後に「消費税増税を直ちに中止すること」を求める特別決議と「国民の要求を結集し生活の改善を求めていこう」とする集会宣言が採択され、いわて労連金野議長の音頭で団結ガンバロウを行いました。
 集会後は、冷たい雨の中盛岡税務署までデモ行進を行いました。

被災三年のつどいinおおつち
 復興の本格的前進へ!

 3月2日、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議は、大槌町中央公民館を会場に、「東日本大震災津波三年のつどいinおおつち」を開催し、約250人が参加しました。
 オープニング企画では、県立大槌高校吹奏楽部による演奏と、大槌町に音楽ホール建設をめざして活動している「槌音プロジェクト」有志によるミニコンサートが行われました。
 主催者あいさつを復興県民会議代表世話人の金野耕治・いわて労連議長が行いました。来賓あいさつは全国災対連代表世話人代理として小田川義和・全労連事務局長が行い、「震災を風化させず、皆さんと一緒に取り組みを続ける」と述べました。
 記念講演では、碇川豊・大槌町長が「3・11から3年、本格的復興の年に」というテーマでお話しました。「住民主体、住民参加でまちづくり計画をつくってきた。人間の復興にシフトし、生活とくらしの再生にがんばって次世代につなげたい」と述べました。
 リレートークで被災者などからの報告がされた後、鈴木露通・復興県民会議事務局長が行動提起を行い、「10万人県民署名」の取り組みを広げようと呼びかけました。

大船渡被災地域住民懇談会
 くらし再建優先の復興政策を

 3月8日、救援・復興岩手県民会議、いわて労連、けせん労連が主催して、大船渡市の2ヵ所の仮設団地で住民懇談会「お茶っこ会」を開催し、被災者の皆さんとの懇談や、県医労高田支部の看護師による血圧測定も行いました。
 上平仮設団地では15人が参加。金野耕治・いわて労連議長が復興県民会議などの取り組みを報告した後、参加者と懇談しました。参加者からは「災害公営住宅は来年5月予定。やっとはじまったばかり」、「公園の整備よりも困っている人を先にすすめてほしい」、「仮設住宅は結露でたいへん」などの声が出されました。猪川小学校仮設団地では12人が参加し、「自主再建のつもりだったが災害公営住宅に変えた」、「物価が上がる中で、年金が下がるのは困る。ガス代高くてたいへん」などの声が出されています。復興県民会議、いわて労連などでは、各地域でこの取り組みをすすめていきます。

大熊座
 南から桜の便りが届き始め、雪国岩手にもやっと本物の春が近づいてきました。期待された今春闘。連合大手の回答はわずか3千円などと子どものお年玉にも及ばず。一方で、多くの国民の声を無視して4月から消費税増税がごり押しされようとしています。あらゆる生活費に重くのしかかってくる消費税増税。さらに安倍内閣は来年10月から10%に引き上げることを今年中に決める予定です▼法人税減税や輸出戻し税など税制面でも優遇されている大企業は、膨大な内部留保が蓄積されているにも関わらず労働者や下請け企業には還元しようとしていません。賃上げと増税反対の運動をさらに強く大きく▼いわて労連加盟単組の今春闘の回答状況は、昨年と同じく定昇のみが多いですが中には初任給1万円引き上げを勝ち取った単組もあります。今年結果が出なくても粘り強く要求することが大事▼「労働組合のメリットって何ですか」と新人さんや組合未加入者に聞かれて困った経験はありませんか。私は日本国憲法で保障された労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権を行使できることが、労働組合の最大のメリットだと思います。職場にはたくさんの要求や課題があります。個々の要求や悩みもあります。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」、力をあわせて相談し学習し経営者と対等の立場で交渉できる労働組合の権利をぜひ行使しましょう。満開の桜の下でフレッシュな仲間を囲んで大いに団結を固め合いましょう。(こ)


2面


3・13統一行動
 団結の力で大幅賃上げ・
  要求実現を勝ち取ろう

 全労連・いわて労連は、 3月12日を統一回答指定日とし、 3月13日を第1波統一行動日・「くらし守れ大行動」 として位置付けて、 ストライキをはじめ、 集会や宣伝などに決起する総行動日として様々な行動に立ち上がりました。

通信労組・超低額・差別回答に怒りのストライキ
 通信労組は春闘アンケートをもとに、社員3万円、非正規雇用労働者時給240円アップ、契約社員時給1500円以上を求めて交渉を行ってきました。
 しかし「評価賃金制度」を導入しているNTTグループの回答は、資格の高い等級だけを30円〜80円を上げるという回答を示してきました。
 職場では「今年こそベースアップするのでは」「絶好の機会だ」「契約社員の賃上げがあるのでは」と期待が大きかっただけに、回答へ対する怒りの声が広がっています。
 ある労働者は「ベースアップにも格差をつけることには怒りを感じる」「仕事はチームワークでまわっているのに、これでは逆にモチベーションを下げてしまう」との声がしきりです。
 通信労組岩手支部も、「3・13統一行動」に呼応し、超低額・差別回答に怒りを持ってストライキで闘いました。
 ストライキには、いわて労連、盛岡労連など多くの傘下組合から激励に駆けつけました。
3・13早朝ビラ配布行動
 岩手医大教職員組合では午前8時から門前でのチラシ配布を15人の参加で行ないました。当日の冷え込みは弱かったものの雨交じりの天候の中で傘をさしての配布となりました。3・13統一行動への参加を訴えるいわて労連作成のポケットテッシュを貼り付けた組合新聞770枚を出勤する職員一人ひとりに手渡しました。医大教職組では「この要求はどうしても実現させたい」という要求実現に向けた意思を示し、団結して前進回答を求めていくために、この日から一斉に春闘団結ワッペンを着用して勤務することにしています。
早朝ビラ配布・ 職場オルグ・学習会
 3・13全国統一行動「くらし守れの大行動」に合わせ、盛岡市職労も早朝宣伝行動と職場オルグを行いました。
 早朝宣伝は、盛岡市の主な庁舎や支所5か所で執行部、分会から20人参加で「すべての労働者の賃金を引き上げ、地域経済を元気に」「消費税増税・社会保障負担増反対」などを訴える自治労連チラシと、国民春闘岩手県共闘会議からの「守ろう憲法と平和・めざそう被災地本位の復興」など訴えるティッシュを約700枚を門前配布したあと、短時間で各職場オルグを行い共同した闘いで要求実現を訴えました。
 夕方には、学校、清掃職場などで組織する現評学習集会に30人が参加し、「公務員賃金の総合的見直し改悪を許すな」 と題して、 14春闘のたたかいを確認しました。

全国初の県公契約条例制定めざして
 全建総連岩手県連3・16賃金・単価引き上げ決起集会
 建設労働者の賃金・単価引き上げを求める決起集会が3月16日、盛岡劇場で開催され、全建総連岩手県連加盟14単組から266名が結集しました。県議会各会派の他、金野議長も来賓として参加しました。
 東日本大震災前は、建設不況が深刻で、賃金の低下が続き、後継者のなり手がない状況でした。震災後、復興事業で仕事が激増したものの現場が沿岸部のためガソリンなどの経費負担増、原材料の値上がり、作業員不足など新たな問題が発生しています。
 また、この間、国の公共工事設計労務単価は2度に亘って引き上げが行われましたが、職人の手取り収入は増えていません。
 開会中の県議会2月定例会で県は公契約条例について「2015年2月定例会での提案を目処に準備を進めたい」と答弁しています。
 集会では、NPO法人建設政策研究所の松丸和夫理事長(中央大学経済学部教授)が「公契約条例制定に向けて」と題して講演し、全国で最初に公契約条例を制定した千葉県野田市では実際に職人の単価が引き上げられ効果が大きいことなどが話されました。また、条例制定後も重層下請けに対する賃金のチェック体制が必要だと強調されました。
 参加者は、公契約条例の制定で岩手の復興を自らの手で実現し、若者の雇用創出と技術・技能を継承する集会決議を採択しました。

被災60年
 3・1ビキニデー集会に参加して
  いわて労連書記 角掛 洋一
 2月28日、3月1日の2日間、静岡県で開催された「被災60年20143・1ビキニデー」に4人の原水爆禁止岩手県協議会代表団の1人として参加しました。集会に2400人、久保山愛吉献花墓参平和行進に2000人が参加しました。被災60年の節目のビキニデーと言うこともあり、テレビ、新聞社など沢山の報道機関が取材に訪れていました。岩手県代表団の若者は2度ほどテレビ局からインタビューされていました。
 28日は全国集会・全体集会の後、8分散会に分れました。私は第5分散会「原発ゼロ、被災地支援、自然エネルギーへの転換をめざして」に参加しました。福島の原発周辺地域の現状、3年たった避難被災者の現状、静岡県の再稼働阻止、山口県・青森県の原発新規建設阻止運動などの報告等がありましたが、自然エネルギーへの転換についてはほとんど議論が無かったのは残念でした。
 3月1日は献花墓参平和行進に始まり久保山愛吉氏の墓前献花終了後、バスで3・1ビキニデー集会会場に移動し集会に参加。記念講演、ビキニ水爆実験被害者3人からの証言、二胡の演奏、全国の署名運動報告、リング・リンク・ゼロの分散会での若者の報告、集会アピールの採択などして全体合唱で集会を終了しました。
岩手にもビキニ被災が
 岩手県平和委員会の調査によると、岩手県でもビキニ水爆実験で、少なくとも5隻の被災漁船があり、その他に5隻の被災貨物船が宮古・釜石などに入港していたことがわかっています。

3・6中央行動 派遣法改悪に反対! 声をひとつに
 3月6日、全労連、国民春闘共闘委員会による2014国民春闘勝利をめざす中央行動が行われ、全国から4000人が参加しました。岩手からは、いわて生協労組の24人をはじめ、自治労連、医労連、盛岡労連、いわて労連女性部などが結集しました。
 午前中の厚生労働省・人事院前行動では、「雇用共同アクション」を代表して全労協・中岡事務局長が「すべての労働団体が派遣法改悪に反対。声をひとつにして、たたかいに全力をあげる」と連帯あいさつしました。お昼過ぎには、日比谷野外音楽堂で「14春闘勝利をめざす3・6労働者総決起集会」が行われ、3000人が参加。日本医労連、自治労連、生協労連、全労連女性部などが決意表明を行い、岩手からの代表もステージにあがりました。集会終了後、国会請願デモと銀座デモが行われました。

第85回メーデー岩手県中央集会
 岩手公園広場(雨天決行)
  5月1日 8時45分集合
      各地域でも開催


3面


被災3年イレブンアクション・復興県民署名行動
 復興署名を大きく広げる!
 東日本大震災津波から3年目の3月11日、いわて労連は、盛岡市大通・野村証券前で、被災者本位の復興や原発ゼロなどを訴える「イレブンアクション」宣伝を行いました。被災者本位の復興に向けて復興岩手県民会議がよびかける「復興県民署名」への協力を市民に訴えました。民主団体なども参加し、30分の行動で80筆の署名が寄せられました。
 復興県民会議は、この「復興県民署名」をさらに広げようと、3月15日に、いわて生協・ベルフ山岸店頭で署名宣伝行動を行いました。20人が参加し、約1時間で158筆が寄せられました。
 3月21日には、ローカルユニオン・青年ユニオンの定例宣伝と合同で、盛岡市大通・野村証券前で署名宣伝行動を行い、約1時間で121筆が寄せられました。「復興で大変なときに、消費税増税などとんでもない」と怒りの声をあげて署名に応じる人もありました。3月29日にも盛岡の生協3店舗での宣伝行動を呼びかけています。
 復興県民会議は、昨年12月に「県民署名」一次集約の国会提出を行っていますが、引きつづき10万人を目標に取り組みをすすめています。

復興県民署名・久慈地域宣伝行動
 1日も早い復興願って
 3月18日、いわて復興一揆久慈地域実行委員会は、久慈市・土風館前で「小○」(こまる)ののぼり旗を掲げて、市日で働く人や来場者などに「被災者本位の一日も早い復興を」「生活と生業の再建を」とマイクで訴えました。その後、市日の出店を回って、「岩手県民署名」を集めました。
 マイクを握った清川洋副実行委員長は、東日本大震災津波から3年が経過する中、狭い仮設住宅での生活上のストレス、住宅確保の見通しがつかない被災者の現状についてふれ、「被災者一人一人に寄り添った、心のケアや被災者のいのちと健康、住宅への抜本的支援などが求められます。安倍首相に『被災者への支援をして下さい』と求めている『岩手県民署名』にご協力下さい」と訴えました。
 署名に協力してくれた女性は、「私も仮設住宅で暮らしている。早く復興が進むことを願っています。がんばってください」と語ってくれました。
 宣伝行動には労働組合、民主団体などから6人が参加、約40分で45筆が集約されました。
 実行委員会は、目標の1万筆以上を集めるために、街頭や商店街などでの行動を進めることにしています。

国際女性デー

 戦争できる国づくり許すな!
 3月8日、「つながろう女性達、ジェンダー平等へ」のスローガンをかかげ、国際女性デーが全国各地で開催され、岩手県集会は県民会館を会場に75人が参加しました。
 集会では、綾部法律事務所の上山信一弁護士が「安倍政権の危険性・どうなるの? 私たちのくらし」と題して講演。上山氏は、「安倍政権が目指すのは『戦争ができる普通の国』。同盟国が攻撃されたときに守るのが集団的自衛権。アメリカに引きずられて戦争に参加してしまうようになる」と話しました。また、「安倍政権は、育児休業給付の増額や期間延長などの政策を発表したが、長時間労働や人手不足などで取りたくても取れないのが現状だ。その改善がなくては現実的ではない」と指摘しました。
 「安倍政権の危険性を広めることが大切、みなさんと力を合わせて輪を広げて立ち向かおう」と結びました。
 講演のあとの職場交流では、遠山病院労組から、介護保険改悪の問題について、盛岡民商からは所得税法56条をなくす運動について発言されました。
 最後に、スローガンの確認、日本政府に対する決議を採択し閉会しました。
集会後、大通りをアピール行進しました。

卒業生に働く権利とルールを知らせよう
 3月24日、いわて労連、いわて青年ユニオンなどは、岩手県民会館で行われた岩手大学卒業式に合わせて宣伝行動を行いました。
 行動では、卒業生に労働組合や働く権利・ルール、相談窓口を知らせるために、全労連「権利手帳」、労働相談ホットラインティッシュ・ローカルユニオンリーフなどをセットにして500セット配布しました。

第3回春休み子どもスキー
 子どもたちの元気な歓声がこだました
  岩手県勤労者スキー協議会 会長 佐藤 静雄
 3回目となる「春休み子どもスキー」を八幡平リゾートパノラマスキー場で3月22日〜23日の1泊2日で開催しました。今回は大船渡、陸前高田、気仙地区から57人の小学生と12人の保護者の方が参加しました。
 心配された天候も22日は曇り時々小雪、23日は時折太陽も顔を出し岩手山も望め快適なスキー日和となりました。最初は初心者が多く子どもたちは歓声を上げて喜んでいましたがボランティアの先生たちは大変な様子でした。しかし時間がたつにつれて子どもたちの上達振りが見えてきたら先生たちも一緒になって歓声を上げて思う存分スキーを楽しみました。2日間怪我もなく無事に終了することができました。
 参加された皆さんからは「楽しかった。またスキーがしたい」「こんなに丁寧に教えていただけるなら機会があったらまた参加したい」「これからは勉強も頑張りたい」などの感想をいただきました。
 毎回のように思うのですがボランティアの方々は指導に疲れているとは思うのですが子どもたちから元気を貰い明日への活力とされているようです。
 私たちスキー愛好者としてできる震災支援を3年続けられたのも皆さんのご支援をいただけたおかげです。
 いわて労連をはじめ労働組合関係団体、各市教育委員会、スキー場、ホテル。全国の勤労者スキー協議会の会員や賛同いただいた全国の皆さんのご支援に心から感謝申し上げます。
 また、全国からボランティアで参加いただいた皆さんに敬意を表します。本当にありがとうございました。

NEWS フラッシュ
 ●郵政産業労働者ユニオン盛岡支部ストライキ
 3月18日、郵政産業労働者ユニオン盛岡支部は、盛岡中央郵便局でストライキ集会を行いました。
 ●LU新入組合員教室inけせん
 3月14日、いわてローカルユニオンは、大船渡市で新入組合員教室inけせんを開催し13人が参加しました。
 ●いわて労連女性部原発なくせ街頭宣伝
 3月8日、いわて労連女性部は盛岡市サンビル前で毎月定例の「原発なくせ」署名宣伝行動を行いました。   

主張
安倍政権の暴走ストップ!  メーデーに行こう!
「第1の8時間は仕事のため、第2の8時間は休息のため、残りの8時間は、おれたちの好きなことのため」〜1886年5月1日のアメリカでの8時間労働時間制を要求した統一ストライキを起源に持つメーデー。安倍政権が雇用「改悪」をすすめようとしているもとで、いまこそ重要な意義を持っています。
 日本では1920年から行われ、2・26事件の戒厳令で禁止されて一時中断。戦後再開して、今年で通算85回目を数えます。岩手県中央集会は5月1日(木)、9時〜10時、岩手公園広場を会場に開催します。県内各地域でも開催されます。
 東日本大震災津波から丸3年。災害公営住宅の建設や高台移転など復興は遅れており、今年も被災者本位の復興を高く掲げてメーデーに取り組みます。
 大幅賃上げを掲げて14春闘がたたかわれています。下げられ続けてきた賃金を引き上げるのは当然です。しかも「アベノミクス」で物価が上昇するもとで、消費税を4月1日から8%に増税。さらに社会保障の改悪、労働法制改悪、原発再稼働、TPP推進、集団的自衛権容認の解釈改憲と、暴走を続ける安倍政権にストップをかけなければなりません。
 憲法をいかした安全・安心社会の実現、働くルールの守られる、ディーセントワーク実現をめざすメーデーにしていきましょう。
 平日のメーデーですが、しっかりと準備を進めて、正規も非正規も、ベテランも新入社員も、地域の民主団体の皆さんとも一緒になって、全ての地域で例年を上回る規模での成功を勝ち取りましょう。
 また、5月3日の「憲法記念日」には盛岡で大きな規模での学習集会が計画されています。全県からの結集をよびかけます。



4面


めも・あーつ 154
 さよなら経済大国「成長から成熟へ」
  天野祐吉・著 集英社新書
 まずーい!! 冷蔵庫の製氷機が壊れてしまった。水さえ入れておけば自動的に氷ができる、とっても便利な機能で気に入っていた。ほかはどこも悪くなっていないので、当面はロックアイスを買ってくることにして販売店に修理の電話依頼すると「11年たったの? 買った方が良いですよ」と故障箇所もメーカー名も聞かずに切れてしまった。これが「計画的廃品化」ということか、と思わず納得してしまった。
 昨年の10月20日に亡くなった天野祐吉さんの遺作、「成長から成熟へ」で知ったことばだ。
 1924年のクリスマス。ジュネーブの秘密の場所に数人の紳士が内密の計画について会合を開いていた。
 その計画とは、世界中の電球の生産を支配し、儲けを自分たちで分け合おうという世界初の国際的カルテルだった。
 長い間、電球の寿命を延ばす開発に励んで、2500時間まで延ばしてきたものを、1000時間に設定し、違反メーカーリストや罰金まであった。ちなみに、エジソンが作った初の市販用電球の寿命は1500時間。
 1942年、カルテルの存在が暴露され11年の争いの後にメーカー側は電球寿命の操作は禁じられたが、形を変えあらゆる商品に「計画的廃品化」は存在している。流行語にもなった「買うのは今でしょ!」とあおるCMもそのひとつだろうか。
 24時間営業のコンビニ、24時間走る電車、24時間会社のことを考えろと追い詰められる若者。大量生産、大量消費、大量廃棄のあとに待っているものは一体何だろう。
 3年前の3・11以降、幸せの尺度をモノとカネにおかない生活を目指していたはずなのに、何も変わっていないようにもみえる。
 消費税増税が目の前にせまっているが、冷蔵庫の買い替えはやめてささやかな抵抗を試みることにした。
(久保克子)

「自治体職員の証言と記録」を刊行
 東日本大震災から3年。岩手自治労連と自治労連本部が共同して「3・11岩手 自治体職員の証言と記録」を3月11日に刊行しました。震災当時、自ら被災しながら、自治体職員として何を思い、どのように行動したのか、48人が書き下ろした渾身の証言・記録集となっています。希望する方は岩手自治労連まで。
 ■自治労連・岩手自治労連編(晴山一穂監修)
 ■定価 2000円+税
 ■申込 岩手自治労連まで
 (019・653・2515)

川  柳


ゼェゼェゼェかかる負担はお・も・でぁ・なっし
                     野々一枝
 

三年の仮の住まいは長すぎる
                     柳沼利夫
 

震災を問えば仮設の音ばかり
                     拓 庵 
 

番犬を次々と飼う安倍総理
                     たけし 
 

軍国の夢武器売り買い大もうけ
                     岳 猿 
 

                      年金者組合盛岡支部