機関紙「いわて労連 2014年 3月号      

 

「盛岡春闘学習会」会場いっぱいの参加者

●2014春闘 地域総行動/みんなで勝ち取ろう!大幅賃上げ!/地域から運動盛り上げ春闘勝利へ!●地域も決起・春闘地域総行動/○胆江春闘共闘学習会/○両磐春闘朝宣伝●大熊座●500人参加「秘密保護法」廃止へ!/2・8岩手県民集会●2・11 「建国記念の日」を考える県民のつどい●年金引き下げ不服審査請求提出/高齢者いじめは許さない、年金削減は中止せよ!●総がかりで組織の強化・拡大を!●いの健地方センターをつくろう!●新歓の成功で組織拡大を!●平和憲法・9条を守る岩手の会 「学習・活動交流会」/地域9条の会など100人参加●YU憲法学習会/自分らしく生きるための憲法●岩手県農協労組女性部/女性のつどい●女性部・LU・YU合同街頭署名宣伝行動●第22回岩手県勤労者囲碁・将棋大会/囲碁団体「愛農クラブ」、将棋は「盛岡市職労B」が優勝●NEWS フラッシュ/LU第2回新入組合員教室/イレブンアクション/岩手農民大学総会・第23回農民文学賞贈呈式/消費税廃止街頭宣伝/6・9行動●主張/「3・13 くらし守れの大行動」に決起! 成果をたたかいとろう!●めも・あーつ 153/震災から復興にかける夢を描くドキュメンタリー映画 「先祖になる」●川柳



 

 


 


1面


2014春闘 地域総行動
 みんなで勝ち取ろう!大幅賃上げ!
  地域から運動盛り上げ春闘勝利へ!


 2月19日、国民春闘岩手県共闘会議、盛岡地域春闘共闘会議の共同で「2・19盛岡地域総行動」が行
われました。岩銀本店前での早朝宣伝では、チラシ入りティッシュを700個配布して、2014春闘課題
を訴えました。
 その後、岩手労働局、盛岡市への要請や、経営者団体への要請・懇談を行いました。経営者団体へ
は、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議が取り組む「県民署名」への賛同も訴えました。
 経営者団体からは「かさ上げなど時間がかかり被災地の復興は遅れている」、「アベノミクス効果
は地方まで届いていない」という一方で、「雇用が安定しなければ地域が成り立たない」、「最低賃
金の引き上げは必要」、「(賃上げに向けて)ムードづくりをしていきたい」など、2014春闘に向け
て率直な意見が述べられました。
 夕方には、2014国民春闘盛岡地域共闘会議「春闘学習会」が県民会館・第2会議室で行われ、約50
人が参加しました。井上久全労連事務局次長が「2014春闘の課題とたたかいの展望」と題して講演、
「地域からのたたかいで展望をひらこう」と激励しました。3月13日の山場の総行動に向けて意志統
一がされました。


地域も決起
 春闘地域総行動


 ●胆江春闘共闘学習会
 胆江地区春闘共闘会議は、いわて労連2014年国民春闘方針が提起する「地域総行動」初日の2月13
日、奥州市水沢区で、金野耕治いわて労連議長を講師に春闘学習会を開催し30人が参加しました。
 胆江労連千田議長は挨拶の中で、連合の統一要求基準では生活改善には結びつかないことから、大
幅賃上げの必要性を強調しました。
 講師の金野議長は、「みんなで勝ち取ろう! 大幅賃上げ みんなでつくろう安心・安全・平和な
地域!」をテーマに、春闘の歴史、学習することの重要性、具体的にどう取り組むかなどを解りやす
く、熱っぽく、気迫を込めて説明しました。
 また、3単組から闘いの報告と決意表明が行われ、胆江労連は今後の地域総行動の提起を行い春闘
勝利の意思統一を図りました。

 ●両磐春闘朝宣伝
 国民大運動両磐地区実行委員会では、2月18日に一ノ関駅前で早朝宣伝活動を行いました。
 早朝の寒空の下、10人の組合員が、電車通勤・通学している皆さんに「春闘で賃上げを実現して景
気回復しましょう」と呼びかけながら、春闘チラシと労働相談のポケットティッシュを配布しました

 立ち止まってチラシを読む人、足早に通り過ぎる人と反応は様々ですが、「賃上げ」や「景気回復
」の呼びかけに対する反応は例年を上回るものでした。
 3月6日には、一関市と平泉町に対して、要請書を提出する予定です。

大熊座
 数々のドラマを繰り広げたソチオリンピックが終わりました。ずいぶんアクロバティックな競技が
増えたものですね。世界の若者たちが技を競い合い、お互いの健闘をたたえ合う姿は感動を呼びまし
た。一方で、メダルの重圧をイヤと言うほど押し被せるマスコミ報道や選手の努力に水を差す元首相
の心ない言動に腹が立ちました▼スポーツは、ルールが守られるからこそ真剣な競い合いができます
。でも、現代社会のルールはどうなっているでしょうか。ほんの一握りの人間がカネと権力とを独り
占めにして、われひとりの利益確保にのみ狂奔し、圧倒的多数の人間の生きる権利さえも無視してい
る状況はとても正常とは思えません▼最近読み直した本「ルールある経済って、なに?」(大門実紀
史著、2010年4月初版)には「社会的公正と日本国憲法」という副題が付いています▼社会的公正と
は人間の権利を守り不平等をなくすという意味だそうです。この理念は、ヨーロッパにおいて18世紀
末頃から、資本家による労働者の搾取に抗議する民衆のスローガンとして掲げられ、やがて保守の中
心勢力であるキリスト教民主主義政党の思想的支柱となり、ヨーロッパ各国が福祉国家づくりを進め
る上で大きな力になったと記されています。▼「労働は、商品ではない」で始まるフィラデルフィア
宣言(1944年)や世界人権宣言(1948年)の精神が日本国憲法に反映されています。ルールある経済
こそ日本経済とくらしを再建する確かな道です。(こ)

 


2面


500人参加「秘密保護法」廃止へ!
 2・8岩手県民集会


 2月8日、岩手教育会館で「秘密保護法」廃止へ!2・8岩手県民集会が開催され、500人が参加しま
した。同集会は91団体が参加する実行委員会が主催し、岩手弁護士会が共催して開催されました。
 開会あいさつで、岩手弁護士会の小笠原基也弁護士は「逮捕する人も、逮捕される人も、裁く人も
何が秘密か分からない。遠山の金さんの時代でもこんな事はない」と秘密保護法を批判しました。
 リレートークでは3人が発言し、女性の立場から「大事に育てた子供達を戦争へ行かせる事はでき
ない。未来ある子供達のために、戦争できる国作り、秘密保護法NO!の声をあげていきましょう」
と話し、若者からは「選挙権の無い私たち学生は、政治に関わることもできず、呆然と国が壊れてい
くさまを見ているしか無いのか?そうは思わない。デモやインターネットでおかしいことはおかしい
!と、声をあげることはできる。仲間と一緒に声をあげていきたいと思う」と秘密保護法廃止へ決意
を話しました。
 岩手日報労組からは「あらゆる恫喝にも屈せず、報道の本分を全うします。ともに粘り強く運動し
、秘密法を廃止に追い込みましょう」とするメッセージが寄せられました。
 東京慈恵会医科大学教授で九条の会事務局員の小沢隆一さんが講演を行い「安倍政権は、秘密保護
法強行採決の余勢を駆って、具体的に戦争する国作りを進めようとしている。やるなら大きな選挙の
無い今年しか無いと焦っている。私たちはこの動きをしっかり食い止めなければならない」と話しま
した。
 集会の最後に「集会アピール」を採択し、その後、市内をデモ行進しました。
 


2・11 「建国記念の日」を考える県民のつどい


 2月11日、岩手県水産会館で「2014年『建国記念の日』を考える県民のつどい」が開催され、120人
以上が参加しました。
 開会あいさつをいわて労連金野耕治議長が行いました。
 「どこへ向かう? 立憲主義の危機―安倍政権が目指す『国家』のゆくえ」と題して、岩手大学教
育学部の菊地洋准教授が講演し、「日本国憲法のもとでは、国家のために個人が犠牲になることはあ
ってはならないが、人々が公共心に共感する時代・社会に流れつつある。憲法が保障する権利を守る
ためには闘わなければならない」と話しました。
 各界報告・問題提起では、宗教者の立場から丸田善明・岩手県真宗会館館長が「安倍政権の国家主
義的暴走に対して、私たちは一時立場や党派性を棚上げにして憲法9条を中心にした連帯を築いてい
く必要があるのではないか」と話しました。続いて、岩手日報労組の細川克也執行委員長は「情報を
行政の専有物であるかのように定める秘密保護法は、戦後築きあげた民主主義を根本から否定する悪
法だ」と運動継続の決意を発言しました。
 集会の最後に、集会アピールと安倍首相が「建国記念の日」に発表したメッセージに抗議すること
を確認しました。


年金引き下げ不服審査請求提出
 高齢者いじめは許さない、年金削減は中止せよ!


 1月31日、年金者組合岩手県本部は、年金引き下げの中止を求めて1323人分(2次分を含む)の不服
審査請求を盛岡年金事務所に申し立てました。
 審査請求書には「そうでなくても少ない年金。寒くても灯油も満足に買えない」「国保も介護も保
険料が上がる、年金が下げられたらどうやって暮らすんだ」といった切実な訴えが書かれています。
 この行動には、請求代理人や組合員など90人が参加、年金事務所までのおよそ500メートルを年金
者組合ののぼりや小○(こまる)の旗を掲げて吹雪の中アピール行進し、年金引き下げの不当性を市
民に訴えました。
 年金事務所前で「年金引き下げをやめろ!」とシュプレヒコールし年金削減にきびしく抗議しまし
た。
 このあとの総括集会では各支部の取り組みを交流、その中で支部役員が組合員を個別に訪問し集約
したことや、近所の高齢者80人余から集めた取り組みなどが報告されました。
 年金引き下げに対する不服審査請求行動は全国で一斉に取り組まれ、12万5千人あまりの請求が厚
労省に提出されました。

 

総がかりで組織の強化・拡大を!


 2月16〜17日、全労連東北地方協議会・組織拡大強化交流集会が仙台市で行われ、約30人が参加、
岩手から5人が参加しました。
 労働総研の提言「ディーセントワークの実現へ〜暴走する新自由主義との対抗戦略〜」の学習講演
が行われ、小越洋之助・労働総研代表理事がお話しました。労働総研は安倍雇用「改革」で「従来の
正社員はその多数が限定正社員に変わり、賃金減少は14兆円」、「限定正社員のリストラ(派遣労働
者化)で410万人が派遣労働者化」と推計。「この改革で非正規労働者は減少せず、派遣法の改悪な
どにより逆に増える」と警鐘を鳴らしました。また、「少子化の背景には低賃金がある」とし、「デ
ィーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)実現」、「雇用は正規が当たり前、均等待遇の
確立、最低賃金法の抜本改正」を強調しました。続いて根本・全労連副議長が全労連組織拡大交流会
の報告を行い、組織拡大に取り組む全労連の構えや、介護ヘルパー分野での総がかり作戦の展開など
、全国の取り組みを紹介しました。討論では各県の経験や取り組みが交流され、3〜5月の春の組織拡
大月間で成果を上げるための意志統一が行われました。
 


いの健地方センターをつくろう!


 第9回「いの健」地方センター交流集会が2月8〜9日、盛岡市つなぎ温泉・愛真館で開催され、全国
から24地方センター34人、全国センター7人が参加しました。
 福地保馬理事長があいさつ、井上久副理事長が、「安倍『雇用改革』」で報告を行いました。講演
は、田村昭彦副理事長が「地方・地域センターの基本的役割、県労連・地域労連の役割と連携、民医
連の果たす役割の重要性」について話しました。活動報告、全体討論、夕食交流会で1日目を終了し
ました。
 2日目は、4分散会で「各地方の問題点や設立・運営について」議論し、全体会で岩手民医連吉田博
事務局長が県センター準備会について発言しました。最後に岩永事務局長が総括・閉会あいさつをし
ました。
 


新歓の成功で組織拡大を!
 新入職員を職場に迎える時期が近づいています。新歓の取り組みをしっかり準備して、新入職員を
はじめ新しい仲間をあたたかく迎え組織拡大を大きく成功させましょう!
 組織拡大は要求実現の原動力です!

 


3面


平和憲法・9条を守る岩手の会 「学習・活動交流会」
 地域9条の会など100人参加


 2月8日10時半から岩手教育会館において、平和憲法・9条を守る岩手の会の学習・活動交流会が開
催され、100人が参加して、3つの分散会に分かれて活動交流を行いました。
 @グループは、地域の9条の会を中心に集まりました。参加者から「2005年の結成当時は活発だっ
たがその後停滞している」など共通する悩みが出されました。司会者が「今日話されたことを参考に
してあきらめずに続けていこう」とまとめました。
 Aグループは、団体・個人の分科会で、いわて労連の金野議長が司会しました。参加者全員発言の
後、午後の講師の小澤隆一先生にも加わっていただき、参加者から「若い人たちにどう働きかけたら
良いか」「安倍暴走政治は止められるか」「被災地と9条をどう関連づけるか」などの質問が出され
、「学生は多忙な中でも平和に対して敏感で、新たな動きは芽生えている」「安倍首相は大きな選挙
がない今年が正念場と考えている。しかし国民の運動が歯止めになるのでしっかり声を上げて行きま
しょう」「安倍内閣は軍事予算を増やしました。そのお金を被災地の復興に回せということがあげら
れます」など丁寧に答えて頂きました。Bグループは女性の分科会で活発に意見交流をしました。
 


YU憲法学習会
 自分らしく生きるための憲法


 いわて青年ユニオンは2月21日、県公会堂で学習企画「自分らしく生きるための憲法」を開催し、
15人が参加しました。
 講演では、青年弁護士の上山信一先生が「憲法とは?個人の尊重、幸福追求権、生存権」など、私
たちが人間らしく暮らしていくための権利について自民党の改憲案の問題点を紹介しながら詳しく説
明し、生存権をめぐる裁判闘争、違憲立法審査の仕組みなどについて話しました。
 質疑の冒頭、全国税の田山文武さんが次回学習企画の予告ミニ講義として「憲法と税金」と題して
憲法と日本の税制と消費税の本質について話しました。
 参加者からは、「憲法のことや税金のことに関心を持つことができた」「生活保護基準は本当にお
かしいと思った」などの感想が出されました。
 


岩手県農協労組女性部 女性のつどい


 2月8日、花巻で第36回農協に働く女性のつどいが開催され38人が参加しました。
 前段に第7回女性部総会が行われ、職場での女性部活動を広げていくなどの活動方針が確認されま
した。
 つどいでは、「食の安全・安心とは?」のテーマでいわて生協の川村公美さんが、食品添加物や遺
伝子組換え食品の現状について話し、参加者からは「体に良くないものは食べたくないと思いながら
も、スーパーやコンビニで手に取るものにはあまり関心がないことを痛感した。TPPに参加したら
、もっとそのようなリスクが増えると思うと、とても怖い」など感想が寄せられました。
 その後、グラスアート、フラワーアレンジ、ストレッチでリフレッシュし、班に分かれ、職場状況
など話し合いました。


女性部・LU・YU合同
 街頭署名宣伝行動


 2月22日、いわて労連女性部、いわてローカルユニオン、青年ユニオンは盛岡市大通で合同署名宣
伝行動に取り組み、10人が参加しました。
 西女性部長と永山青年ユニオン委員長が交代でマイクを握り、それぞれがこの間取り組んできた「
『原発即時ゼロ』『子ども・いのち・くらし』を守ることを求める請願署名」と「被災者本位の一日
も早い復興を求める岩手県民署名」への協力を呼びかけました。
 約40分間の宣伝行動で、合わせて38筆の署名が寄せられました。


第22回岩手県勤労者囲碁・将棋大会
 囲碁団体「愛農クラブ」、将棋は「盛岡市職労B」が優勝


 いわて労連が主催する第22回岩手県勤労者囲碁・将棋大会が2月2日、高校会館で開催されました。
 大会では囲碁・将棋ともに交流を重視して参加者がより多く対局出来るようにリーグ戦で優勝が争
われました。囲碁の部は団体・個人、将棋の部は団体・個人Aクラス、Bクラスに分けて行われ、86
人が参加しました。朝10時から午後4時まで熱戦が展開され、囲碁団体戦では「愛農クラブ」チーム
が、将棋団体戦では「盛岡市職労B」チームが優勝しました。
 今回の優勝賞品は農民連の協力を得て三陸産海産物詰め合わせを用意しました。

【大会結果】
囲碁団体
 優勝 愛農クラブ
 二位 盛岡市職労
 三位 全建労
将棋団体
 優勝 盛岡市職労B
 二位 東和まほろば
 三位 と金クラブ
囲碁個人
 一位 高橋 功
 二位 長谷部 堅二
 三位 菅家 精喜
将棋個人A
 優勝 道又大輔
 二位 佐藤祐介
 三位 工藤 宏
将棋個人B
 優勝 池田幸也
 二位 高橋正耕
 三位 在家網夫

NEWS フラッシュ


 ●LU第2回新入組合員教室
 2月13日、いわてローカルユニオンが、第2回新入組合員教室を開催し9名が参加しました。
 ●イレブンアクション
 2月11日、盛岡市亀が池前で毎月定例の「なくせ原発イレブンアクション」行動が取り組まれまし た。
 ●岩手農民大学総会・第23回農民文学賞贈呈式
 2月15日、奥州市江刺区のホテルで岩手農民大学総会と第23回農民文学賞贈呈式が開催されました 。
 ●消費税廃止街頭宣伝
 2月24日、消費税廃止岩手県各界連絡会は、肴町で消費税増税中止署名宣伝行動を行いました。
 ●6・9行動
 2月6日、盛岡市大通で6・9行動が行われました。   


主 張
 「3・13 くらし守れの大行動」に決起! 成果をたたかいとろう!


東日本大震災津波から3年目の3月です。復興の遅れは被災者の不安を増しています。東日本大震災津
波救援・復興岩手県民会議は、3月2日に「三年のつどいinおおつち」を行って被災者本位の復興実現
をめざします。3月をめどに10万人「県民署名」を集約し、4月下旬には国会要請を計画中です。「県
民署名」を大きく広げましょう。
 2014春闘も、最大の山場を迎える3月です。統一回答指定日は3月12日です。翌日の3月13日は、ス
トライキ体制の確立も含む、全国統一行動・「くらし守れの大行動」の日です。
 すべての組合員の賃上げとベースアップ実現めざし、全組合員参加を視野に、職場・地域のたたか
いを集中させましょう。
 「アベノミクス」で物価が上昇局面に入る一方で、賃金の基本部分である所定内賃金は対前年同月
比でマイナスを続けています。そういう中で、4月からは消費税が8%に増税されます。さらなる年金
引き下げ、医療・介護制度の改悪など社会保障の連続改悪が準備されているもとで、くらしを壊す悪
循環に歯止めをかけるたたかいが求められます。
 3月13日を中心に、重税反対全国統一行動が各地で展開されます。盛岡では「3・13重税反対統一行
動・第48回岩手県中央集会」が教育会館大ホールで行われるなど、県内各地域で集会が行われますの
で、労働者も多数結集しましょう。集会に参加できない組合員も、職場学習などに「消費税増税中止
」、「社会保障改悪ストップ」を位置付けて戦線をひろげましょう。
 国民春闘岩手県共闘会議も、宣伝ティッシュや春闘ボールペンなどのグッズを独自に用意しました
。それらも活用して、文字通りの全組合員参加を追求し、職場・地域から2014春闘を意気高くたたか
って成果を勝ち取ろう!

 


4面


めも・あーつ 153
震災から復興にかける夢を描くドキュメンタリー
 映画 「先祖になる」
  2013年ベルリン映画祭エキュメニカル賞受賞 監督/池谷 

 下駄履きで黄色いタオルを首に巻き、 メガホンで呼びかける。 「おはよう、 今日も頑張りまし
ょう」
陸前高田に住む、 佐藤直志さん77歳。
津波で全財産と消防団員の長男を失い、 自宅敷地内の小屋に住む。 破壊された家を写すカメラに向
かって、 津波は2階の床上40pまできた。 しかし、 家の柱は少しも曲がっていない。 どんなに揺
れても絶対に潰れないと、 むしろ気仙大工の技術を誇るように語った。
4月には近所の休耕田を借りて苗を植え、 がれきの隙間に蕎麦とキュウリの種を蒔く。 後は土地が
なんとかしてくれる。 自給自足は生きている証。
自分のことは自分でする。 そうは言っても、 地域のほとんどの家が津波で流され、 町内会は解散
か否か紛糾していた。 会費は分けてしまえばそれまでだ。
「夢を持とう、 俺は来年には家を建てて先祖になる」 と宣言した。
農業半分、 木挽き半分で生きてきた彼は、 癌を患ってはいるが山に入れば20代の気持ちと体力が漲
みなぎってくる。 梁となる木2本、 桁となる木2本を切り出したものの、 建築許可がおりない。 た
だ一人の味方、 菅野剛さんは、 市役所の窓口で声を荒げた。 「自分のことは自分でするというの
に、 援助しない役所はおかしい。 応援するべき法律は、 国民を守るものだろう」
夏、 900年続くといわれる 「けんか七夕」 が開催されることになった。
山の蔓を採り、 やぐらの木を切り出す。 木々の穂先を切り株に差し、 塩と水と酒をささげ祈る。
長老の教えに従い若者達が組む。 どちらが欠けてもできない。
 人々はあらゆる自然の猛威にひれ伏すこと無く受け入れ、 敬い、 実りに感謝してきた。 そうい
った習俗や神事が人々をつないできたともいえる。 1年半後、 彼の家は完成した。
(久保克子)

 

川  柳


NHK日本偏向協会か  

                柳沼利夫

NHK頭をよぎる大本営  

                たけし 

震度8家計直撃消費税  

                野々一枝

山田線を継子(ままこ)扱いする非道  

                拓 庵 

                年金者組合盛岡支部