機関紙「いわて労連 2013年 12月号      

 

被災者本位の復興をめざして団結してがんばろー!!

●いわて復興一揆大行進2013/心をひとつに結び・被災者本位の復興実現を/のべ500人参加●11・10秋の県民集会/みんなの要求実現集会に400人/●大熊座●なくせ! 原発福島大集会/安心して住み続けられる福島を/7000人が集結●全労連 「かがやけ憲法全国縦断キャラバン」 /「憲法をいかし、くらし・雇用・平和を守ろう」●グリーンウェーブキャラバン2013/震災復興促進とTPPからの撤退を!●労働組合に入ろう!/未組織労働者へチラシ配布●国民大運動実行委員会・復興県民会議/県要請●国民の目・耳・口をふさぐ秘密保護法/安倍政権の暴走にストップを!●秘密保護法の廃案を!/ 連日宣伝・署名行動●安倍政権の暴走に怒り!/諸要求実現胆江地区集会●NTT東日本岩手支店要請行動/非正規の正社員化を!●憲法を活かし、貧困と格差をなくそう。震災復興・原発ゼロ/11・14総決起集会に2000人/建交労岩手鉄道本部 須 藤清 成●主張/働くルール破壊の安倍/「雇用改革」許すな!●NEWS フラッシュ/岩手県国公共闘会議第57回定期大会/建交労岩手県本部第15回定期大会/二戸労連第10回定期大会/宮古労連第19回定期大会/イレブンアクション/2013年岩手県消費者大会●お知らせ/全国いっせい労働相談/はたらくもののホットライン●めも・あーつ151/映画「少年H」が教えてくれたもの●川柳


 

 


 


1面
 

いわて復興一揆大行進2013
  心をひとつに結び・被災者本位の復興実現を
    のべ500人参加
 11月2〜4日にかけて、被災者本位の震災復興の実現めざす「いわて復興一揆大行進2013」が行われ
ました。いわて労連も加盟する東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議を中心とした実行委員会に
よる取り組みです。
 今年は南部三閉伊一揆から160周年にあたります。先人のたたかいに学んで、被災地のみなさんと
心をひとつに結び、「小こ○まる」の旗を掲げて沿岸被災地をつないで歩き、11月4日に釜石市で「
釜石集結集会」を開催しました。のべ参加者は500人を超えました。
 北コースは2日に洋野町役場前をスタート、久慈市、野田村、普代村、3日は田野畑村、岩泉町、宮
古市田老地区・宮古市内、山田町、4日の大槌町までをつなぎました。南コースは3日に陸前高田市・
竹駒マイヤ前をスタート、大船渡市をつなぎました。各地域で「小○」の旗を掲げた「一揆行進」や
、仮設団地での県民署名配布行動などが行われました。洋野町の出発式には水上・洋野町長、田野畑
村の出発式には石原・田野畑村長がそれぞれ参加してあいさつしました。小田・野田村長、柾谷・普
代村長からメッセージが寄せられました。釜石市の集結集会には碇川・大槌町長からメッセージが寄
せられました。岩泉町小本の仮設団地では、仮設団地に暮らす参加者が一日も早い復興への思いを発
言しました。
 「釜石集結集会」には230人が参加し、地元釜石の勇壮な虎舞で始まりました。全国災対連・代表
世話人の大黒作治・全労連議長がかけつけて激励のあいさつをしました。また久慈・宮古・釜石・け
せんから一揆行進の報告を行いました。終了後、釜石市内を「生活再建支援金500万円への増額を」
「国による医療費負担免除復活を」「グループ補助拡充」「JR線鉄路復旧を」などの要求を掲げて
一揆行進しました。


11・10秋の県民集会
 みんなの要求実現集会に400人
 11月10日、県公会堂大ホールにおいて、11・10県民集会「みんなの要求実現集会」が開催され、小
雨の中、県内各地から400人が参加しました。
 みちのくみどり学園の生徒による勇壮な野岳太鼓・豊年太鼓がオープニングをかざり、実行委員長
あいさつで金野耕治いわて労連議長は、被災者本位の復興と焦眉の課題となっている危険な秘密保護
法の廃案を、と訴えました。来賓の斉藤信県議が9月県議会の成果について話しました。
 続いて、前自由法曹団団長の菊池紘弁護士が「安倍改憲はなにをめざすか?―海外で戦争する国へ
―」と題して、憲法9条の持つ世界史的価値を強調し、安倍政権の改憲策動を阻止し、平和な日本を
作ろうと講演しました。
 いわて復興一揆大行進を取り組んだ沿岸各地の代表が報告し、一言アピールでは、秘密保護法や消
費税増税、TPP、原発、オスプレイなどの課題について各分野から訴えました。
 集会の最後に参加者全員で小〇カードを掲げ、団結がんばろうを三唱しました。
 集会後は「復興一揆県都大行進」として、市内を元気にデモ行進しました。

大熊座
 「じぇじぇじぇ倍返し、今でしょ」など今年の流行語大賞候補がノミネートされ、12月2日にトッ
プテンが発表されるとのこと。その候補の中に「アベノミクス、三本の矢、集団的自衛権、特定秘密
、NSC、ナチスの手口に学んだら、コントロールされている」など国民から厳しい批判を受けてい
る危険な安倍内閣の言葉が並んでいます▼また「ブラック企業、限定正社員、追い出し部屋」など労
働者を酷使したあげく使い捨てにする悪徳企業の姿も映し出されています。でも「アホノミクス、激
おこぷんぷん丸、倍返し」など国民の怒りと反撃の言葉もノミネートに▼エコノミストの浜矩子氏(
同志社大教授)は、「アベノミクスはアホノミクスだ。高度成長期の幻想にとらわれすぎて、国民の
求める格差と貧困の解消に応えていない」と安倍政権を痛烈に批判しています▼被災地にとっては「
スポーツの底力」や「二刀流」「シライ」など若者の活躍が生きる希望と勇気と元気を与えてくれま
した。「お・も・て・な・し」で2020年東京オリンピックを誘致させましたが、その前に被災者の住
宅再建と生業の再生こそ政府のやるべき最優先課題です▼ところで、「特定秘密」法は何としても廃
案に追い込まなければなりません。何が秘密か?それは秘密、国民の目・耳・口をふさぐこの法律で
日本をアメリカと一緒に戦争できる国にしようとする安倍内閣の暴走に、各界から反対の声が広がっ
ています。こんな悪法いつつぶすか「今でしょ」(こ)


2面
 

なくせ! 原発福島大集会
 安心して住み続けられる福島を
  7000人が集結
 11月2日、福島県福島市の荒川運動公園を会場に「なくせ!原発安心して住み続けられる福島を!
11・2ふくしま大集会」(同実行委員会主催)が行われ、7000人以上が参加しました。
 岩手からも国民大運動県実行委員会が呼びかけたバスツアー参加者など約70人が同集会に参加しま
した。
 集会では、呼びかけ人2氏のあいさつにつづき、浪江町議会議長、福島県弁護士会、首都圏反原発
連合、民主党福島県連、日本共産党参議院議員があいさつをし、原発立地地域で原発ゼロの運動をし
ている北海道、新潟、佐賀、福島のみなさんによるリレートークが行われました。
 最後に「収束宣言を撤回し、国の責任で放射能汚染問題の解決を!」などの集会アピールを採択し
ました。その後、参加者は2コースに別れてアピールパレードを行いました。
 参加者は、帰りのバスの車内で「津波は見えるが原発事故は見えない。原発廃炉実現まで、運動を
続けることが大事だ」など感想を話しました。

全労連 「かがやけ憲法全国縦断キャラバン」
  「憲法をいかし、くらし・雇用・平和を守ろう」
 全労連は憲法をいかし、くらし・雇用・平和を守ろうと、「かがやけ憲法全国縦断キャラバン」を
実施しています。10月29日に全国5コースでスタートして、12月6日に東京でゴールする予定です。
 11月6〜7日には岩手県入りして要請や宣伝などに取り組みました。6日は盛岡駅前での早朝宣伝を
行い、約20人が参加してチラシ配布と街頭演説を行いました。全労連・井上事務局次長は「ブラック
企業をなくし、雇用の安定で賃上げ、景気回復を」と呼びかけました。いわて労連・金野議長、盛岡
労連・佐々木議長も「憲法を活かした復興を」などと訴えました。
 労働局要請では被災地の雇用対策などについて意見を交わし、「雇用の質が問われている」という
認識で一致しました。岩手県では復興局、雇用対策労働室が対応し、復興の現状と課題などで意見を
交わしました。
 翌7日は一関市、奥州市で要請行動を行い、それぞれ副市長らが対応しました。

グリーンウェーブキャラバン2013
  震災復興促進とTPPからの撤退を!
 いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク(食・農ネット)は11月6〜20日まで、食の安全
と食料自給率向上を求め「秋のグリーンウエーブ」(自治体・農協要請)を行いました。食・農ネッ
トの荻原武雄会長ら、のべ130人ほどが参加し、対話しながら共同をひろげました。
 要請内容は、住民要求に沿った震災復興促進やTPP交渉からの撤退など5項目について「政府へ
の要請」に対する賛同署名をしていただくこと、再生可能エネルギーの普及に取り組むことです。
 賛同署名には7農協の組合長と複数の自治体首長が要請時に応じました。中でもTPPについては
公約破りの自民党と情報開示しない政府への批判の声が多く出されました。コメ政策の見直しについ
ても補助金削減ありきの姿勢や農業の大規模化への疑問が出されました。
 食・農ネットでは寄せられた意見を踏まえ12月8日にTPP反対の全国集会参加、9日には省庁交渉
等を行います。

労働組合に入ろう!
  未組織労働者へチラシ配布
 全労働者の8割が労働組合に加入していない未組織労働者です。
 いわて労連は一人でも入れる労働組合=いわてローカルユニオンの存在を知らせ、12月11〜12日に
開催される全国いっせい労働相談ホットラインのお知らせも兼ねて11月22日早朝に盛岡駅西口付近で
チラシ配布行動に取り組みました。
 この取り組みには、自治労連、生協労組、医労連、盛岡労連、盛岡市職労、通信労組、農協労組な
どから14人が参加しました。今回は、8時から開始し、用意した500組のチラシがあっという間になく
なり、次回は開始時間を遅らせて取り組む予定です。引き続き、皆さんのご協力をよろしくお願いし
ます。

国民大運動実行委員会・復興県民会議
  県要請
 11月15日、国民大運動岩手県実行委員会と救援・復興岩手県民会議は、達増知事に対して「2014年
度県政運営にかかる県民要求書」を提出して要請しました。千葉茂樹副知事が対応しました。
 県民会議の鈴木露通・事務局長が要請の主旨を説明し、「被災者生活再建支援金の500万円への増
額」や「医療・介護の一部負担金免除」など、被災者本位の復興をめざす6項目の「岩手県民署名」
の取り組みを紹介し、知事に賛同を要請しました。千葉副知事は要請項目について「県としても引き
続き国に求めていく」と述べました。その後、各部局との意見交換を行いました。
 救援・復興岩手県民会議は、12月13日に被災3県共同での中央省庁要請行動を行う準備をしていま
す。


3面


国民の目・耳・口をふさぐ秘密保護法
  安倍政権の暴走にストップを!
 11月20日、盛岡市勤労福祉会館で、オスプレイ配備撤回・訓練中止を求める県連絡会、憲法改悪反
対県共同センター、県消団連の主催による「安倍政権の暴走にストップを!全県学習交流会」が開催
され、52人が参加しました。
 まず最初に、「特定秘密保護法案の危険性」と題して上山信一弁護士が特別報告を行いました。続
いて、小泉親司・安保破棄中央実行委員会事務局次長が「安倍政権の暴走・オスプレイ・集団的自衛
権・秘密保護法案」と題して講演。小泉氏は安倍政権の進める政治が国民の利益に反するものばかり
で危険性はあるが矛盾も抱えていること、自民党議員が「敵は国民世論だ」とこぼしていることなど
、反対運動を急速に広げれば暴走をくい止められると強調しました。

秘密保護法の廃案を!
  連日宣伝・署名行動
 11月22日、盛岡市大通で憲法改悪岩手県共同センター(事務局・いわて労連)、オスプレイ配備撤
回・訓練中止を求める岩手県連絡会などの呼びかけで、「秘密保護法の廃案を求める緊急連日宣伝行
動」が行われました。この行動は、昼時間の署名宣伝行動や宣伝カーでの流し宣伝などで土日を除く
毎日取り組まれる予定です。
 初日の宣伝には、15人が参加し、いわて労連金野議長がマイクで秘密保護法の廃案をと訴え、チラ
シを配布しました。25日の昼宣伝では、署名にも取り組み、14人が参加し、17筆の署名を集約しまし
た。

安倍政権の暴走に怒り!
  諸要求実現胆江地区集会
 11月14日午後6時から、「11・14諸要求実現胆江地区集会」(国民大運動胆江地区実行委員会主催
)が奥州市役所前で開催され、150人が参加しました。
 千田晴郎実行委員長(胆江労連議長)は主催者挨拶の中で、国民のいのち・くらし・安全をないが
しろにする数々の自民党・安倍政権の暴走に対して国民の怒りが高まっていることを指摘しました。
 集会では、特定秘密保護法反対、原発再稼動反対・原発ゼロ、消費税増税中止、TPP交渉撤退を
求める決議を採択し、引き続き市役所前からJR水沢駅前までの市街地をデモ行進しながら沿道の市
民に、誰もが安心して住み働き続けられる職場・地域を実現するための共同を呼びかけました。

NTT東日本岩手支店要請行動
  非正規の正社員化を!
 11月12日、いわて労連、盛岡労連の代表者がNTT東日本岩手支店を訪れ要請行動を行いました。
 要請にはいわて労連金野議長、中村事務局長、盛岡労連菖蒲沢事務局長、通信労組岩手支部の組合
員が参加しました。
 いわて労連から要請内容を説明し、利用者の立場から公衆電話増設、ユニバーサルサービス料金を
利用者に転嫁せず事業者負担とすること、「故障受付など」を自動応答装置ではなく人手による受付
に変更すること、主だった地域に窓口を復活させ、地域から社員を採用することなどを求めました。
 また、NTTは多くの内部留保、営業利益を得ている一方で多くの非正規雇用労働者が働いており
、内部留保を活用し正社員化を促進することなども要請しました。
 NTT東日本岩手支店の対応者は、これまでのNTTの対応状況を説明するとともに、要請があっ
たことは上司に報告し、お客様の声として伝えると応じました。

憲法を活かし、貧困と格差をなくそう。震災復興・原発ゼロ
 11・14総決起集会に2000人
   建交労岩手鉄道本部 須 藤 清 成
 「11・14中央行動」では、交運共闘、全労連・春闘共闘が展開する中央行動に結集し「憲法を活か
し、貧困と格差をなくそう。震災復興・原発ゼロ」を求めて全国の職場・業種・地域から様々な運動
を結集して関係各省に要求実現をせまりました。
 建交労11・14中央行動には全国から1000人を超える参加で国土交通省を囲み、交運共闘・藤好議長
が主催者あいさつ。全労連・JAL争議団・全厚生争議団が連帯あいさつし、参加者一人ひとりが国
土交通省・厚労省に個人署名を提出する個人請願行動をしました。
 日比谷野外音楽堂で行われた「11・14総決起集会」には、2000人が参加し、主催者あいさつで全労
連の大黒作治議長は、「安倍内閣が暴走すればするほど国民の怒りはひろがらざるをえない。決起集
会をバネに大きく運動をひろげよう」と訴えました。
 各団体からの決意表明では7人が登壇し、「消費税増税のうえに、交通運輸の規制緩和を許すわけ
にはいかない」、「高校無償化への所得制限に反対したたかっている。改悪法案を廃案に追い込む」
、「介護労働者として、介護保険制度の改悪は許せない」、「生活保護法の改悪に反対して連日、国
会前で座り込んでいる」などの発言が続きました。
 最後に、全商連の鎌田保副会長が閉会あいさつで憲法改悪を許さない決意を表明。集会後、国会に
むけて請願デモを行いました。

主張
 働くルール破壊の安倍
   「雇用改革」許すな!
 秋年末闘争にご奮闘中の皆さんに敬意を表します。
 秋闘の最大の柱に位置付けた「いわて復興一揆2013」は、全県の結集で成功しました。12月13日に
は中央省庁への要請行動が行われます。被災者本位の復興を前進させるため、職場・地域からの結集
を呼びかけます。
 この中央行動と同じ日に、日比谷野外音楽堂で「労働法制の規制緩和と貧困問題を考える12・13市
民大集会」が行われます。日本弁護士連合会が主催し、全労連や連合も参加する中央集会です。安倍
政権の「雇用改革」を食い止める闘いが重要になっています。
 いわて労連には年間に200〜300件の労働相談がよせられます。働くルールが守られず、無法な解雇
や賃金未払い等、深刻な実態が浮き彫りになっています。しかし、安倍政権がすすめようとしている
のは、成長戦略の名による労働法制の改悪です。
 第1に、労働者派遣法の「常用代替防止」規定の緩和です。これが行われれば、派遣労働が全面解
禁となり、現在100万人弱といわれる派遣労働者が一気に増大し、ますます不安定な雇用が拡大しま
す。
 第2に、労働時間法制の規制緩和です。ホワイトカラー・イグセンプション導入や裁量労働の要件
緩和で、残業代なしの無限定な働き方が蔓延してしまいます。
 第3に、解雇の規制緩和です。限定正社員や解雇の金銭補償など解雇をしやすくすることが狙われ
ています。
 これまでも労働法制の改悪がすすめられてきた結果、労働者の4割が非正規労働者、労働者を大量
に採用して短期間で使い捨てにする「ブラック企業」の横行を許してきました。これ以上の雇用破壊
を許すわけにはいきません。
 12月11〜12日には、全県いっせい労働相談ホットラインが行われます。労働者のおかれた実態を告
発しながら、職場、地域で労働法制の改悪を許さない闘いを広げていきましよう。

NEWS フラッシュ
 ●岩手県国公共闘会議第57回定期大会
 10月27日、盛岡市で岩手県国公共闘会議第57回定期大会が行われました。
 ●建交労岩手県本部第15回定期大会
 11月9〜10日、八幡平市で建交労岩手県本部第15回定期大会が行われまし
た。
 ●二戸労連第10回定期大会
 10月31日、二戸労連第10回定期大会が開催されました。
 ●宮古労連第19回定期大会
 11月22日、宮古労連第19回定期大会が行われました。
 ●イレブンアクション
 11月11日、盛岡市大通野村證券前で毎月定例の「なくせ原発イレブンアクシ
ョン」行動が取り組まれました。
 ●2013年岩手県消費者大会
 10月29日、盛岡市サンビルで2013年岩手県消費者大会が開かれ、430
人が参加しました。

全国いっせい労働相談
 はたらくもののホットライン
「あなたと一緒に私たちは
働き方の問題を解決します!」
12月11日(水)〜12日(木)
【相談受付】10時〜19時
 0120−378−060
 019−626−3110
FAX:019−654−5092
Mail:roren@giga.ocn.ne.jp


4面


めも・あーつ151
  映画「少年H」が教えてくれたもの
 「CM天気図」というCMから社会や生活を見つめるコラムを朝日新聞に連載していた天野祐吉さ
んが、(10月20日死去80歳)映画「少年H」についてこんなふうに書いていた。
近ごろは「人類の危機」とか「地球の崩壊」とか、資金力と技術力にモノをいわせたハラハラドキ
ドキ大作がハヤリだが、いま切実なのは「人間の危機」であり「人間性の崩壊」だろう。で、戦争は
そんな人間性の危機や崩壊をもたらす最大のものだということ、映画「少年H」はあらためて実感さ
せてくれる。ゲリラ豪雨みたいに降ってくる焼夷弾の恐怖より、人が、言葉が人間を容赦なく壊して
いく怖さである。
 「少年H」は、原作・妹尾河童(舞台美術家)、監督・降旗康男で、モスクワ国際映画祭特別作品
賞(映画業界で話題を呼ぶであろう作品を選び上映)を受賞。水谷豊、伊藤蘭夫妻の主演でこの夏、
話題になった作品なのでご覧になった方も多いだろう。
 戦争に翻弄されながらも、人間らしく在り続けようとした、家族の物語である。
神戸で外国人の洋服を仕立てる腕のいい父の盛夫は、それ故にスパイ容疑で逮捕され拷問を受け、敬
虔なクリスチャンの母、敏子は信仰を心のなかにしまっておくことも大事だと、子どもたちに諭す。
 肇少年(少年H)の持っていたニューヨークの絵はがきは、子供の夢やあこがれを育むものではな
く、友情を壊し、こころを傷つけるものになってしまった。誰もが、いつの間にか少しずつ少しずつ
、お互いを疑い、ものを言わなくなる怖さ。
 1941年12月8日、太平洋戦争勃発から僅か9日後、言論、出版、集会、結社等臨時取締法が成立した

 戦争という暴力を正当化する、もっともらしい理由にだまされてはいけない、と歴史は教えてくれ
ている。  (久保克子)


 川  柳
秘密保護秘密内容それ秘密
                 たけし
猛暑でも電力足りてウソばれる
                 茂 喜
入院費諭吉に羽根を生えさせる
                 柳沼利夫
岩泉線棄てて賤いやしいJR
                 拓 庵
誤表示だ? 嘘つけ三越お前もか
                 岳 猿
付け足しの句点に託すグッドバイ
                 瀬川重哉
 

  年金者組合盛岡支部