機関紙「いわて労連 2013年 11月号      

 

会場を埋める280人の参加者

●全国交流集会2013in いわて/被災者本位の復旧・復興を/全国交流集会280人参加●年金者一揆2013集会/年金削減に「怒り!」●大熊座●全国青年大集会2013/雨にも負けず!岩手から過去最多52人/行こうよ!青年集会告知ライブ●岩手県人事委員会/人事院追随・実態無視の「ゼロ勧告」●消費税大増税ストップ!国民集会/被災者の声を聞け!/増税中止の声広げよう!●労働法制改悪反対学習会/ブラック企業/自由化許すな!●いわて青年ユニオン学習会/サクッと労働法入門学習会●「公務員賃下げ違憲訴訟学習決起集会」開催/岩手県国公 事務局長 岩崎 保●いわてローカルユニオン・洋野コールセンター分会結成●東北ブロックいの健セミナーin秋田/ブラック企業規制の運動を起こそう!●いわて労連女性部第24回定期大会●盛岡金曜デモに参加して/盛岡でもデモし隊☆ 松浦 裕介●お知らせ/10月27日から岩手県の最低賃金が665 円に変わりました。●NEWS フラッシュ/岩手県社保協第18回定期総会・記念講演会/南部三閉伊一揆160周年のつどい/盛岡、両磐、胆江労連定期大会開催/通信労組岩手支部第24回定期大会/岩手県社会福祉労組第42回定期大会●主張/民主主義破壊の「特定秘密保護法」許すな●めも・あーつ150/夜の長い晩秋のための/「ジャズと映画」●川柳

 

 


 


1面

全国交流集会2013in いわて
 被災者本位の復旧・復興を
   全国交流集会280人参加

 10月13日から14日、被災者本位の復旧・復興をめざす「全国交流集会2013in
いわて」が花巻温泉で開催され、全国から280人が参加しました。
 災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(略称=全国災対連)の
代表世話人の大黒作治全労連議長が主催者あいさつし、復興に逆行する安倍政
権の政策を批判し「被災者本位の本格的な復興と被災者支援の運動にこれまで
以上に取り組もう」と呼びかけました。
 記念講演では、陸前高田の戸羽太市長が「海と緑と太陽との共生・海浜新都
市の創造に向けて」と題してお話し、ノーマライゼーション(障害者など社会
的弱者が他の人々と同じように生活し、活動することが社会の本来あるべき姿
であるという考え方)が死語になるような人にやさしい街を作りたい、次の時
代の主役となる子どもたちを含めて復興しなければならない、相手の気持ちに
なる政治が大切だ、と強調しました。
 続いて、岩手、宮城、福島、熊本、和歌山の代表がそれぞれ各地の取り組み
を報告しました。岩手からは、復興県民会議代表世話人のいわて労連金野議長
が11月2日から取り組む「いわて復興一揆2013」について紹介し、沿岸部での
一揆行進や被災者本位の復興を求める県民署名、県民集会、被災3県の銀座デ
モなどについて支援を呼びかけました。
 その後、9つの分科会に分かれて討議を深め、2日目に分科会報告を受けてま
とめと閉会になりました。 岩手からは126人が参加しました。

いわて復興一揆2013
 
○政府宛県民署名(目標10万筆)
 ○自治体首長・議員、各界代表などからの「賛同署名」
 ○いわて復興一揆大行進
いわて復興一揆大行進2013
 《沿岸被災地での大行進》
  11月2〜4日
   南・北2コースで釜石へ結集
   【北コース】
    2日9時・洋野町役場前〜久慈市〜野田村〜普代村
    3日・田野畑村〜田老グリーンピア仮設〜宮古駅前〜山田町内仮設
    4日・旧大槌役町場前
   【南コース】
    3日・陸前高田市マイヤ前(滝の里店)〜高田市役所〜大船渡市集会・行進
   【11.4 大行進釜石結集・決起集会】
    11月4日13時〜 釜石市中妻体育館
 《11.10 県民集会みんなの要求実現集会》
  11月10日13時〜 岩手県公会堂大ホール
  県都・盛岡での県民集会と一揆大行進
 《中央(銀座)大行進》
  12月 政府要請行動と首都・東京での一揆大行進

年金者一揆2013集会
 年金削減に 「怒り!」
 年金者組合岩手県本部は10月18日、年金削減と社会保障改悪に抗議し、「怒
りの年金者一揆2013」集会を盛岡市で開催しました。
 集会には、県内各地から組合員100人余りがそろいのオレンジジャンパー
などで参加、会場を飾った「小○」ののぼりと年金者組合のぼりでたたかう決意
を示しました。
 小松原委員長は、「10月から年金削減が実施された。高齢者は早く死ねとい
うことか。私たちは不服審査請求の運動でなんとしても削減を阻止したい。膝
も痛いし腰も痛い。それでも今日のデモには這ってでも先頭に立つ」と、力強
く決意をこめてあいさつしました。
 そのあと、大震災で被災した4支部の代表が「津波で家を失った。そのうえに
年金削減、どうしても許すことはできない。不服審査請求の運動をガンバる」
と決意表明しました。
 いわて労連の金野議長、盛岡労連の菖蒲沢事務局長、日本共産党の菊池常任
委員が激励のあいさつを行いました。
 集会のあと、参加者は盛岡労連などの支援も含めて130人がデモ行進し、年
金削減の不当性を市民に訴えました。


訃 報
 いわて労連会計監査をつとめられていた佐藤峯明様が10月4日に亡くなられ
ました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

大熊座
 今年は、夏から秋にかけて台風や大雨などで県内でもたびたび被害が起きて
います。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。また、収穫期を目
前にして被害を受けた農家の皆さんはどんなに気落ちされているか▼さらに農
家経営をどん底につき落とそうとするのがTPPです。今年4月に、衆議院農
林水産委員会では「米・麦・牛肉豚肉・乳製品・甘味資源作物など重要品目を
除外すること、残留農薬・食品添加物、遺伝子組み換えの表示など食の安全・
安心を損なわないこと、聖域が守れないと判断した場合は脱退も辞さないこ
と、収集した情報については、国会に速やかに報告すると共に、国民への十分
な情報提供を行い、幅広い国民的議論を行うよう措置すること」などが決議さ
れました▼ところが、政府が参加した8月のTPP会合での最初の仕事は「秘
密保持契約」へのサインでした。どういう話し合いが行われているか、日本が
何を主張したか、全く明らかにされません▼しかも、10月のTPP首脳会合の
直前に、自民党・西川公也TPP対策委員長が重要5分野も品目毎に関税撤廃
できるか検討すると発言しました。つまり「米」一つ取ってみても玄米・精米
・砕米、米粉、調整品・加工品など細目は58品目あり、5つの重要品目の細目
は586品目となります。ここに自ら風穴を開けようとしているのです。1%の日
米の大企業のために99%の国民の利益を犠牲にするTPPは絶対許せません。
(こ)


2面

全国青年大集会2013
 雨にも負けず!岩手から過去最多52人
 10月20日、東京・明治公園を会場に「もう黙ってはいられない まともな仕
事と人間らしい生活を」全国青年大集会2013が開催され、前日から降り続く雨
の中、全国から1500人の青年が集まり、岩手からは過去最多の52人が参加しま
した。
 強い雨のため、分科会の一部やアピールウォークは中止となりましたが、メ
イン集会では、「実態の告発と闘い」として、ブラック企業との闘いに立ち上
がった青年や路上生活から抜け出した青年の発言がありました。「青年の運
動」では全国の都道府県青年集会実行委員会からの参加者などが次々に登壇
し、闘いや取り組みについて発言しました。
 集会の最後に、『ブラック企業をなくせ』『学費の無償化を』『福島原発の
収束に全力をあげろ』などを求めるアピールを採択し、会場全体でシュプレヒ
コールを挙げました。
 いわて青年集会実行委員会で主催した同集会参加ツアー参加者は「ブラック
企業の問題では、『仕事だから仕方がない』『スキル不足が問題では?』と思
ってしまう、健全な雇用関係を作るためにはどうしたら?と考えるきっかけに
なった」「全国の切実な声を聞き、もっともっと組合から声を大にして闘って
いこうと思った」と感想を話しました。
●行こうよ!青年・集会告知ライブ
 9月27日、いわて青年集会実行委員会は、全国青年大集会プレ企画「行こう
よ!青年集会告知ライブ」を開催しました。3組のシンガーソングライターの
ライブやシールアンケートも行い、出演者・参加者がシールボードを持って
「もう黙っていられない」ことを話しました。

岩手県人事委員会
  人事院追随・実態無視の「ゼロ勧告」
 岩手県公務共闘といわて労連は10月2日、岩手県人事委員会に対して、「要
請署名」7331筆を提出し、積極的な改善の勧告、非正規労働者の待遇改善につ
ながる勧告を行うよう求めました。この要請には国公、県医労、医大職組、盛
岡市職労が参加しました。
 県人事委員会は、10日、県知事と県議会議長に対して、削減前の名目の月例
給、一時金とも民間との較差が「僅か」と、実態を見ないで給料表の改定等を
見送るという、「報告」のみを行いました。
 これに対し、岩手県公務共闘といわて労連は、「これは人事院が「勧告な
し、報告」としたことに呼応するものと言わざるをえない。デフレ不況から脱
却し地域経済の回復、くらし向上のためには賃金の引き上げで働く者のふとこ
ろを豊かにしていく事こそ大事。」との声明を発表しました。

消費税大増税ストップ!国民集会
  被災者の声を聞け!
   増税中止の声広げよう!
 9月27日、「消費税大増税ストップ!国民集会」(集会実行委員会主催)が
東京・日比谷野外音楽堂で開催され、全国から5000人が参加しました。消費税
廃止岩手県各界連絡会をはじめとした「岩手県代表団」が、県内から約30人参
加しました。午前中に岩手県選出の国会議員への要請行動を行ったあと、正午
からの国民集会に結集しました。
 集会では、主婦連・山根香織会長、平石共子・税理士アピールよびかけ人、
日本共産党・市田忠義書記局長らが連帯挨拶を行いました。リレートークで
は、いわて生協・磯田常務理事が「消費税増税中止を求める被災三県アクショ
ン」を代表して「被災者の声をきけ!」と訴えました。岩手代表団もステージ
に上がって横断幕とプラカードでアピールしました。最後に「『大増税は中止
の声』を全国津々浦々に広げ、消費税大増税をストップさせましょう」と、ア
ピールを採択して集会を終えた後、銀座でのデモ行進を行いました。

労働法制改悪反対学習会
 ブラック企業自由化許すな!
 10月5日、盛岡市勤労福祉会館でいわて労連といわてパート臨時労組連絡会
は、労働法制改悪反対学習会を開催し、約30人が参加しました。
 いわてパ臨連・川崎雅行代表が主催者あいさつを行い、「安倍『雇用改革』
のねらいと対抗」と題して全労連・井上久事務局次長が講演しました。講演の
中で井上氏は「安倍政権が狙っている、世界一企業活動がし易い日本、人が動
く雇用改革とは、労働法制の緩和で、安く雇い簡単に切れる仕組みづくりであ
る。これに対抗するには、安定した良質の雇用、安心してくらし続けられる社
会を求める運動を大きく広げることが重要である」と話しました。
 講演のあとの討論では、職場の実態や取り組みが出されました。

いわて青年ユニオン学習会
  サクッと労働法入門学習会
10月11日、いわて青年ユニオンは「サクッと労働法入門学習会」を岩手県公会
堂を会場に開催しました。
 青年弁護士の上山信一氏を講師に迎えた学習企画の3回目として、今回は、
大切だけどきちんと学ぶ機会が少ない「労働法」の入門学習会を企画しまし
た。
 上山氏は、労働基準法、労働組合法、労働関係調整法と労働契約法、憲法の
「団結権や勤労権」について条文なども紹介しながら、労働の法律の基礎を丁
寧に解説しました。
 質疑では、労働者性、労働時間規制、36協定、解雇制限、労働委員会とは?
など、経験や疑問も出し合って詳しく学びました。

「公務員賃下げ違憲訴訟学習決起集会」開催
  岩手県国公 事務局長 岩崎 保
 10月11日、岩手県民会館会議室を会場に、岩手県国公主催による「公務員賃
下げ違憲訴訟学習決起集会」が開催され、公務関係労働者を中心に31人が参加
しました。
 集会では、今回の裁判で原告弁護団長をつとめる岡村親宣弁護士を講師に迎
え、訴訟勝利の展望をいかに切り開くかをテーマに、公務員の労働基本権制約
の歴史と現状、人事院勧告に基づかない賃下げの違憲性について学びました。
今後の裁判の展開等についての参加者からの質疑・応答の後、原告団組合員
370人(うち岩手県国公組合員2人)の一人である、全労働鈴木賢治さんから決
意表明がなされ、「労働基準監督官として、日々賃金の未払い等に接する中
で、今回の賃下げの不条理に憤りを感じ、原告団に名乗りを上げたことは自然
なことであった」との発言に多くの共感が寄せられました。その後、自治労連
からの賃下げの影響等についての報告を受け、公務労働者一丸となった運動の
展開の必要性が確認され、閉会しました。年明けには証人尋問等も予定され、
裁判は大詰めをむかえます。皆さんの更なるご支援をお願いします。


3面

いわてローカルユニオン
 洋野コールセンター分会結成
 県北部の洋野町にローカルユニオンの新しい分会=洋野コールセンター分会
が誕生しました。
 蒲m野コールセンターは、鰍cIOジャパン(本社・愛媛県松山市、本門の
り子社長)のグループ会社として、緊急雇用創出事業補助金を受け、洋野町と
の10年間の立地協定を結んで昨年3月に設立されました。当初計画では、80人
を地元採用して、通信販売や保険代理店、労働者派遣などを行うとして種市と
大野に事業所を設置しました。
 しかし、十分な説明がないまま、1年後の今年3月に一部社員が雇い止めとな
り、契約更新された社員の中でも、契約社員と正社員に振り分けされました。
 また、社内研修や事業所内のシステムも不十分で、県内の他の事業所と比較
しても種々の業務を受け入れる体制が整っていません。
 10月6日(日)午前10時に洋野町民文化会館において、久慈地域労連・塚野
議長、外里事務局長、中森労働相談員、いわて労連の金野議長、久慈裕子洋野
町議が見守る中、結成大会が開催され、結成の経過、規則、運動方針、要求書
案、予算、役員体制などを決定し、いわて労連・いわてローカルユニオンの一
員として確立しました。
 10月7日(月)には、会社へ結成通告と要求書、団体交渉申し入れ書を提出
しました。同時に、洋野町長にも事業の存続と雇用の安定について要請しまし
た。
 結成通告当初、会社側の不穏な動きもありましたが、11月11日に第1回団体
交渉が開催される予定です。

東北ブロックいの健セミナーin秋田
 ブラック企業規制の運動を起こそう!
 9月28〜29日、 いのちと健康を守る東北セミナーin秋田が開催され、 全体
で約80人、 岩手からは9人が参加しました。 初日は5つの分科会に分かれて学
習や交流が行われました。 第2分科会 「震災後の労働者の働き方と健康」 で
は精神障害の労災認定について、 秋田中央法律事務所の三浦広久弁護士が実
際に担当した過労自殺ケースを紹介しながら講義しました。 岩手自治労連・
高橋副委員長が 「岩手県における被災自治体の職員の状況」 を報告するな
ど、 各分野でのたたかいも交流されました。 2日目の全体会では 「なぜブラ
ック企業は増えているか?〜なくすために労働組合は何をすべきか〜」 と題
してNPO法人POSSE代表の今野晴貴氏が記念講演を行い、 若者を使い
捨てにする 「ブラック企業」 の問題を正面から取り上げました。 「過労死
対策とブラック企業問題を結びつければ日本型労働問題全般に波及させるチャ
ンス」 と述べて、 ブラック企業規制の運動を起こしていくことと、 労働組
合の重要性を強調しました。

いわて労連女性部定期大会
 いわて労連女性部第24回定期大会が10月5日盛岡市勤労福祉会館で行われま
した。
 大会では、岩手県母親大会連絡会・鈴木まき子会長、日本共産党岩手県委員
会・八幡志乃さん、いわて労連・金野耕治議長が来賓あいさつを述べました。
 大会には役員や代議員11人など、全体で21人が参加ました。討論では参加し
たすべての単産から発言があり、職場の厳しい実態や、取り組みなどが話され
ました。討論後、議案は満場の拍手で承認されました。
 役員改選では、部長を岩手自治労連西映子さんに、書記長を福祉労組から出
すことを確認しました。

盛岡金曜デモに参加して
 盛岡でもデモし隊☆ 松浦 裕介
 昨夏に始まった盛岡金曜デモも10月11日で60回の開催を数えました。日々脱
原発を訴えて声を上げ続けています。
 東京電力福島第一原子力発電所の事故により、最悪のことが起きてしまった
ことへの痛みと共に、事故が起きる前に原発の稼働を止めることが出来なかっ
たことへの責任を痛感します。私は1回目より可能な限り参加していますが、
原発廃炉への具体的な祈りと共に、悔い改めの思いをもって集っています。
 盛岡のデモの特徴の一つは、参加者の多様性であると思います。思想信条や
信仰、支持政党など参加する一人一人に違いがありますが、「原発再稼働反
対」の思いの中、一つとなり集められています。
 私は「違う」ということは豊かなことであると信じるものです。それぞれの
生きる現実の中で共に連帯し続けていく、出会いが与えられ新しい関係が築か
れていく。金曜夜の30分の時、その豊かさが一つの形となって現れています。
 もう1点は、小さな子どもたちとその保護者が先頭に立って歩いていること
でしょう。小さな生命に寄り添いその生命を尊び守ろうとする姿、「子どもを
守ろう! 大人が守ろう!」と訴える姿そのものではないでしょうか。
 いつも今回が最後となるようにと思いますが、残念ながらデモは続きそうで
す。しかし、日本中の原発が廃炉になるその時まで、あきらめず、希望をもっ
て声を上げ続けていきたいのです。多くの皆様の参加をお待ちしています。


お知らせ
 10月27日から岩手県の最低賃金が665 円 に変わりました。
(東京都は869円となり、さらに地域間
格差が拡がる最賃改定となりました。)


NEWS フラッシュ
●岩手県社保協第18回定期総会・記念講演会
 10月19日、盛岡市勤労福祉会館で岩手県社保協第18回定期総会と記念講演会
が行われました。
●南部三閉伊一揆160周年のつどい
 10月27日、盛岡市で南部三閉伊一揆160周年のつどいが行われました。
●盛岡、両磐、胆江労連定期大会開催
 10月3日、盛岡市で盛岡労連第25回定期大会が、10月24日、一関市で両磐労
連第24回定期大会が、同日、奥州市水沢区で胆江労連第22回定期大会がそれぞ
れ行われました。
●通信労組岩手支部第24回定期大会
 10月12日、盛岡市で通信労組岩手支部第24回定期大会が行われました。
●岩手県社会福祉労組第42回定期大会
 10月25日、盛岡市で岩手県社会福祉労組第42回定期大会が行われました。

主 張
 民主主義破壊の「特定秘密保護法」許すな
 政府は10月25日に「特定秘密保護法案」を閣議決定し、国会に提出しまし
た。 「国家安全保障会議設置法案」の審議もはじまっていますが、これは秘
密保護法や集団的自衛権行使とセットで「日本を海外で戦争する国」につくり
かえるものです。
 「特定秘密保護法案」は政府にとって都合の悪い情報を隠し、それを漏らし
たり情報を知ろうとする者を処罰するものです。「特定秘密」を行政の長が指
定し、何を秘密に指定するかは国民に知らされません。秘密を取り扱うものは
公務員に限らず民間人も含めて「適正評価」として思想信条の自由やプライバ
シー権が侵害されます。公明党が「報道機関への配慮」を盛り込むことで「修
正」に同意しましたが、問題を解決しているとはいえません。
 「取材報道の自由、国民の知る権利などさまざまな人権を侵害する」、「罰
則の文言が曖昧で処罰範囲は広範。罪刑法定主義に反し、憲法31条批判だ」、
「情報公開や正当な内部告発が阻害されかねない」、「21世紀の治安維持法」
など各界から批判が続出しています。
 法案に対するパブリックコメントはわずか2ヵ月で9万件をこえ、その77%が
反対意見。世論調査(共同通信)では、法案「反対」が50・6%、賛成が35・9
%。「慎重に審議すべき」は82・7%となっています。かつて1980年代に
「国会機密法案」を国民的批判で廃案に追い込んだたたかいがありました。政
府は成立を急いでおり、国民的な批判を急速に広めることが求められます。
 オスプレイ配備撤回岩手県連絡会などの主催で、11月20日に「安倍政権の暴
走にストップを!全県学習交流会」が盛岡市勤労福祉会館で13時半から開催さ
れ、オスプレイ・集団的自衛権と「特定秘密保護法」について講演と特別報告
が行われます。11月10日13時から県公会堂で行われる11・10県民集会「みんな
の要求実現集会」(実行委員会主催)の課題にも位置付けられています。職場
・地域から結集して、「特定秘密保護法」反対の世論を広めよう!


4面

めも・あーつ 150
 夜の長い晩秋のための
   「ジャズと映画」
 深まる秋の夜更け。 片付けなければならないことが頭からはみ出して眠れ
ずにいた時、 ラジオから流れてきたジャズ。
 映画 「死刑台のエレベーター」 のテーマだった。 ジャズが映画の重要な
表現手段として用いられたのは、 フランスから始まったヌーベル・ヴァー
グ。 芸術の新しい波といわれた運動の流れのなかで生まれた。
1957年、 25歳の若き監督ルイ・マルは、 マイルス・ディヴィスが映画のラッ
シュプリント (註) をみながらの即興演奏にワンテイクでOKを出したとい
う。
そして、 この年のルイ・デュック賞を受賞。 マイルス31歳。 物語は社長夫
人と若者の不倫。 夫が邪魔になって殺してしまう。 が、 その時につかった
ロープを忘れ、 取りに戻った若者がエレベーターに閉じ込められてしまう。
約束の場所に現れない若者を探してパリの町をさまよう夫人。
ヨーロッパの空気、 空虚さのなかの透明感、 映像と一体になったサウンド
は、 映画としてもジャズとしても映画史に残るものとなった。
一方、 同じ曲で全く違う使い方の映画もある。
ダイアン・シューアの歌うit had to be you (大橋美香訳・あなたしか愛せ
ない長いことさまよってきたけれど、 幸せも悲しみもあなたと分かちあうだ
け)。
1977年 「アニー・ホール」 でウディ・アレン監督は、 歌手をめざすアニー
にオーディションで歌わせる。 しかし、 誰も耳を傾けてくれない。 歌うア
ニーを無視することで愛の不毛や孤独を描いている。
1989年 「恋人達の予感」 のロブ・ライナー監督。 ウィットに富んだ会話で
友情を育んできた男女が、 愛に変わる大晦日の夜。
愛の告白するために男が走るシーンでつかっている。
歌はフランク・シナトラ。 美しい四季のニューヨークを舞台にした映画で
す。  (久保克子)
註=カット順に繋いだだけの編集前のフィルム


川  柳
十万の不服審査で世を正す
               小原 正
(全日本年金者組合2013むしろ旗川柳・最優秀賞)

日本は垂れ流しつつオリンピア
               岳 猿

あの人がいまごろ原発だめという
               たけし

       年金者組合盛岡支部