機関紙「いわて労連 2013年 9月号      

 

長崎市平和記念講演で岩手県代表団記念撮影

いわて復興一揆2013へ始動!/被災地の切実な要求集め復興へ!/東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議第3回総会●原水爆禁止2013年世界大会・長崎/兵器の非人道性の告発を!・岩手でも世界大会に連帯●大熊座●消費税増税許すな!/全県一斉宣伝行動●復興応援サマーバスツアー/被災地を見て、買って、食べて、支援を●2013人事院勧告/勧告見送りー代償機関の役割放棄/実額比較行わず/岩手県国公・岩崎保事務局長●模擬団交で楽しく学ぶ!/初級労働学校in青森●労働争議の仲間激励/2013団結・サマービアパーティー/盛岡労連●戦没の海兵士の手紙展●第28回岩手平和美術展/「被爆体験を語る会」●青年ユニオン胆江BBQ/地域街頭宣伝●2013年最低賃金改定/岩手12円up!/でも、格差は益々拡大/大幅引き上げを求めて意見陳述●主張/「いわて復興一揆」で/被災者本位の復興前進を!●NewS フラッシュ・年金者組合岩手県本部第24回定期大会・イレブンアクション・ディーセントワーク宣伝●めも・あーつ 148/大地は失われても、この愛は消せない/映画「故郷よ」●川柳

 


 


1面


いわて復興一揆2013へ始動!
 被災地の切実な要求集め復興へ!
  東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議第3回総会
 8月17日、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議は、第3回総会を宮古市・陸中ビルで開催し、総会の企画として「講演とリレートーク」を行いました。
 地元の復興組織「復興宮古・下閉伊住民会議準備会」の長門孝則さんが開会のあいさつを行い、主催者あいさつを復興県民会議の東代表世話人が行いました。
 講演では「震災復興と地域産業ー復旧・復興から発展成長をめざしてー」と題して、佐藤日出海・宮古市産業振興部長が話をしました。佐藤氏は「人口減少の地域で、いままで通りに戻すだけでは8割しかならない。地域の発展・成長につながる復興を」と強調。「働く場を増やすために、新たな職場をつくるとともに、今の職場を拡大する産業振興を」と述べ、宮古市の取り組みを紹介しました。また、「安定した仕事を持って、子どもを幸せに育てられるまち」をスローガンに「産業振興」と「教育振興」を2大重点にしているとしました。
 リレートークでは、宮古市社会福祉協議会の葛浩史事務局長、田老町漁業協同組合の小林昭英組合長、鍬ヶ崎児童遊園仮設自治会の舘洞實自治会長、グリーンピア仮設大坪自治会の林本卓男自治会長が話し、仮設住宅から住宅をどう確保するか、漁業復興の取り組み、などが報告されました。この企画は東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議、復興宮古・下閉伊住民会議準備会が主催しました。
 第3回総会では鈴木露通・復興県民会議事務局長が方針を提案。被災者の切実な要求をまとめた要請署名運動を大規模に取り組んで国や県への要請を行う「いわて復興一揆2013」が提起されて確認されました。



原水爆禁止2013年世界大会・長崎
 核兵器の非人道性の告発を!

 原水爆禁止2013年世界大会(長崎)に岩手県代表団として37人が参加しました。20代、30代が約半数を占め、初参加が7割でした。
 7日の午前中に平和公園や原爆資料館などを見学し、午後から世界大会の開会総会に参加しました。
 今年4月に開催されたNPT再検討会議準備委員会で核兵器の非人道性を告発し、その禁止を求める共同声明に80カ国が賛同しましたが、日本政府は拒否しました。このことに国内外から大きな失望と批判が起きています。田上富久長崎市長は「日本政府には、被爆国としての原点に返ることを求めます」とあいさつの中で強調しました。岩手の代表団は、8日の分科会、9日の閉会総会に参加し、核兵器廃絶と平和を守る運動に取り組む決意を新たにして帰路に着きました。
●岩手でも世界大会に連帯
 原爆投下から68年目の8月6日、盛岡市大通で、ヒロシマデー署名宣伝が行われ13団体から16人が参加しました。
 参加者は、「核兵器全面禁止アピール署名」への協力を呼びかけ48筆が集まりました。

大熊座
朝から頭の上でミンミンゼミの鳴く声がシャワーのように降り注ぐ長崎にて原水爆禁2013年世界大会が開催されました。原爆投下から68年の歳月が過ぎましたが、世界には1万7千発の原子爆弾が残っています。そして今も原爆の後遺症で苦しみながら原爆症認定を求めて裁判をしている方々がたくさんいることがわかりました▼核兵器の非人道性を告発し、その禁止を求める共同声明に80カ国が賛同し、「核兵器のない世界」を求める声が、ゆるぎない国際的な流れへと発展している時に、唯一の被爆国である日本政府がこの声明を拒否するという愚行。アメリカの核の傘にしがみついたままで、世界に何を発信できるでしょうか▼ドキュメンタリー「もうひとつのアメリカ史」を製作したオリバー・ストーン監督が国際会議から精力的に参加し、分科会や閉会総会でも発言しました。自分はベトナム戦争に志願したが、その後、アメリカのイラク攻撃などに疑問を持つようになった。歴史学者のピーター・カズニック准教授とともに、なぜアメリカが原爆を日本に投下したのか描いた。アメリカでは、原爆投下が第二次世界大戦を終結させ、その後の犠牲者を出さなかったと学校で教えている。しかし、それは大きな嘘である。安倍首相もまた、戦争の歴史から何も学んでいないのだろうか▼平均年齢78歳に達した被爆者の皆さんが、残された命をかけて核兵器の廃絶を求めています。反核平和のバトンをしっかり引き継ぎましょう(こ)



2面

 
消費税増税許すな!
 全県一斉宣伝行動

 8月1日、消費税なくす岩手の会と消費税廃止岩手県各界連絡会は、いわて生協ベルフ青山前で「消費税増税ストップ署名宣伝行動」を行い、17人が参加、146筆を集めました。
 署名に応じた女性は「年金暮らしなので8%になったら暮らしていけない、10%になったら自殺しねばなんね」と悲痛な思いを話しました。
 また、8月23〜28日には、消費税廃止各会連が「全県一斉・消費税増税ストップ署名宣伝行動」を県内9地域で取り組みました。
 9月は、22日に盛岡市サンビル7階大ホールで「消費税増税中止を求める学習決起集会」が開催されます。27日には、東京で「消費税大増税STOP国民集会」が開催され、消費税増税を許さない闘いは正念場を迎えます。職場・地域から1筆でも多く署名を集め、1人でも多く集会に参加しましょう。


復興応援サマーバスツアー
 被災地を見て、買って、食べて、支援を

 8月10〜11日、東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議・コープトラベルいわての提携企画の「被災者本位の復興応援サマーバスツアー」が行われ、県内や埼玉県、神奈川県、長野県などから13人が参加しました。
 ツアーは盛岡駅を出発し、釜石市へ。「釜石はまゆり飲食店」で昼食。「プラザ釜石」や「サンフレッシュ釜石」で買い物を楽しみました。
 ボランティアガイドの方の案内で、釜石駅前の「釜石復興の鐘」、100人を超える避難者が犠牲となった「鵜住居防災センター」や釜石市中心部をまわり、当時の状況を聞きました。
 夜は、大船渡市三陸町の「あづま荘」に宿泊。三陸の幸に舌鼓を打ちました。
 2日目は、三陸鉄道南リアス線に乗車し、その後バスで陸前高田市に移動し、市内の様子や「奇跡の一本松」、旧道の駅・敷地内の慰霊碑などをまわりました。
 最後に、一関市東山の「猊鼻渓」の船下りも体験しました。
 

2013人事院勧告
 勧告見送り-代償機関の役割放棄 実額比較行わず
  岩手県国公・岩崎保事務局長
 8月8日、人事院は、国会と内閣に対し、国家公務員の給与等に関する「報告」を行いました。憲法違反の「賃下げ法」による減額後の民間給与との格差が7.28%も生じていることを認識しながら、実額での比較を行わず、俸給表上の官民格差は小さいとして、昨年同様、月例給、一時金ともに改定を見送るものです。勧告自体を行わず報告のみに止まったのは、1954年以来59年ぶりのことであり、労働基本権制約の「代償機関」としての責任を完全に放棄したものと言わざるを得ません。これに対し、同日、いわて労連と岩手県公務共闘は、今回の報告は、被災地岩手の復旧・復興に大きく水をさすものとして到底容認できないとの声明を出しました。今後、公務労働者はもちろん、人勧準拠の仲間と一体となった広範なたたかいを展開する必要があります。

模擬団交で楽しく学ぶ!
 初級労働学校in青森

 「全労連東北ブロック初級労働学校in青森」が、8月17日〜18日青森市アップルパレス青森で開催されました。全体で36人が参加し、岩手からは12人が参加しました。
 開校式では、全労連東北ブロック・奥村榮議長があいさつしました。
 1日目は、2つの講義とグループ討論が行われ、「新版組合員教科書」を使って労働組合の権利や、全労連の役割、賃金・労働時間・労働法制などについて学びました。
 2日目は、有休・残業代・パワハラの3つのテーマで模擬団交が行われました。組合側の青年が固まってしまうシーンもありましたが、自分達なりの言葉や話し方で交渉しました。
 参加者からは、「講義は少し難しかったが、東北の仲間と一緒に楽しく学べてよかった」と感想が出されました。

3面

労働争議の仲間激励
 2013団結・サマービアパーティー
  盛岡労連
 サマービアパーティーは争議で闘っている仲間の激励・支援を目的に始まり今年で9回目となりました。今年は8月21日と例年より遅めでしたが、お盆を過ぎても連日猛暑の盛岡、この日も朝から晴れ、気温31℃のビール日和。小学生の子供2人を含め14労組・団体60人が参加しました。
 いわて労連・ローカルユニオン・いわて労働相談センターが協賛団体となり、来賓として労働金庫盛岡支店から2人参加し、あいさつをしました。
 松島ローカルユニオン盛岡支部委員長の発声で乾杯した後、公務員賃下げ違憲訴訟を闘っている県国公から岩崎事務局長が、またローカルユニオンに加入し、賃金不払い問題で会社と闘っている方々3人から「どうしようか悩んで歩いていた所いわて労働相談センターの看板を見て飛び込んだ。おかげで解決にむかっている」とあいさつがありました。
 うたごえサークル「ひろば」のみなさんと一緒にみんなで大きな声で歌い盛り上がった所で、各労組から自己紹介、「お楽しみ抽選」では、労金提供の景品が殆ど全員に当たり、最後は「がんばろう」を大合唱してお開きとなりました。あっという間の2時間で40gの生ビールを飲み干しました。

戦没の海兵士の手紙展
 
8月25日、盛岡市のアイーナで岩手農民大学などの主催による「戦没農民兵士の手紙展」が開催されました。県内の農民兵士の出兵先から家族にあてた手紙や、戦中の生活用品などが展示され、200人の来場者が真剣に見入っていました。
 並行して「いま、戦争と平和憲法を考える」をテーマに岩手農民大学講座も行われました。北上平和記念展示館の高橋源英館長、岩手県農村文化懇談会の伊藤利巳代表世話人、平和憲法9条を守る岩手の会の加藤善正呼びかけ人の3氏が、平和の大切さをお話ししました。

第28回岩手平和美術展
 「被爆体験を語る会」
 岩手平和美術展の特別企画「被爆体験を語る会」が8月25日、マリオス展示室の美術展会場内で行われました。
 会の冒頭で、原水爆禁止2013年世界大会・長崎の参加報告をいわて労連・金野耕治議長と岩手県原水協・津村喬事務局長が行いました。
 その後、岩手県被爆者団体協議会の伊藤宣夫会長が被爆体験を語りました。伊藤さんは17才で陸軍に志願し、配属された広島で被爆しました。「この世の地獄だった。戦争は絶対にやるべきではない」と話しました。

青年ユニオン胆江BBQ
 地域街頭宣伝
 
いわて青年ユニオンは8月24日、胆江労連事務所で夏の恒例行事「胆江BBQ交流会」を開催しました。今回は胆江民商青年部などにも呼びかけ、20人が参加しました。
 いわて労連・金野議長提供の竹炭で肉や野菜を焼いて、おいしく食べて、飲んで、話して賑やかな交流会になりました。
 この交流会は、普段活動が盛岡中心になりがちなため、地域の青年と交流の機会を作ろうと、毎年この時期に胆江労連の協力を得て開催しています。
 交流会に合わせて、毎月取り組んでいる街頭宣伝を奥州市水沢区のコープアテルイ前で行いました。
 消費税廃止胆江地区各会連絡会のみなさんの消費税増税反対署名宣伝行動と重なりました。急遽合同の宣伝行動となり、青年ユニオン、各会連合わせて15人で賑やかに宣伝を行い「最賃UPうちわ」150枚、ユニオンリーフ100枚を配布。消費税増税反対署名は65筆集約しました。

2013年最低賃金改定
 岩手12円up!
  でも、格差は益々拡大
 
中央最低賃金審議会は8月6日、2013年度の地域別最低賃金改定の目安を答申しました。全国加重平均で14円、岩手などのDランクは10円、東京などのAランクは19円という内容です。このまま改定されれば東京と岩手の格差は時間額で206円にまで拡がるという内容です。年間1800時間労働とすれば、同じ時間働いても370,800円もの違いが出ることになります。
 これを受けて地方での審議が行われて、青森、秋田、山形、福島は11円の答申が出されました。岩手地方最低賃金審議会は8月28日に第3回本審を行い、12円の引き上げを答申しました。このことで、岩手の最賃は665円となり、東北単独最下位は脱出します。しかし依然として定額であり、中央との格差は拡大するため、いわて労連は大幅な引き上げを求めて異議申出を提出する予定です。
●大幅引き上げを求めて意見陳述
 8月19日岩手労働局で岩手地方最賃審議会専門部会が開催され、意見陳述が行われました。いわて労連からは、いわて生協労組の佐々木正勝さんが意見陳述を行いました。佐々木さんは宮古市で被災し、仮設住宅で生活している中で、まともに生活できる賃金を求めて意見を述べました。また、中央との格差が大きく拡がっていることを是正していくためにも、岩手での大幅な最低賃金の引き上げを求めました。陳述の最後に、6月28日「いわて最賃アップ・アピール・デー」で取り組んだシール投票のパネルを見せてアピールしました。委員の何人かは関心を示してメモを取っていました。


主張
 「いわて復興一揆」で
  被災者本位の復興前進を!
 いわて労連は9月7日に第25回定期大会を開催して新たな運動方針を確立します。被災者本位の復興、「成長戦略」の名による労働法制改革阻止、消費税増税ストップ、社会保障改悪反対、TPP参加ストップ、原発ゼロ、改憲反対・解釈改憲阻止などの課題で労働者・県民の共同の運動を広げます。         とりわけ、震災復興は最重要課題です。東日本大震災津波救援・復興岩手県民会議の提起する「いわて復興一揆2013」の成功に向けて、単産・単組・地域組織あげての奮闘を呼びかけます。
 総選挙で自民党安倍政権に変わりましたが、復興予算の流用は止まらず、1.2兆円の流用が行われています。「国土強靱化」として大企業の儲け優先の大規模公共事業が復活し、庶民には消費税増税、社会保障制度の改悪、地域経済を壊すTPP参加など、復興に逆行する政策が推し進められようとしています。国の復興への姿勢を改めさせる運動がいまこそ必要です。 県の復興に関する「意識調査」では、「医療機関や福祉施設の機能回復」、「住居や住宅地の供給」、「再就職に向けた取り組み」などが最も重要度の高い項目としてあげられています。切実な被災者の要求を「要請署名」にまとめて大規模に取り組み、自治体や諸団体にも賛同を広げて、国や県へ要請していきます。 10月13〜14日に花巻市で開催される全国災対連「全国交流集会」では全国の仲間にもこの運動を呼びかけます。11月上旬には沿岸地域で「一揆行進」を行って運動を大きくアピールします。11月10日の日曜日には岩手県公会堂で諸課題の要求実現めざす全県集会を開催しますが、ここに「要請署名」を大きく積み上げて、11月〜12月にかけて国や県への要請を行っていきます。
 「いわて復興一揆2013」をオール岩手の運動に広げて、被災者本位の復興前進のために奮闘しましょう!
 

NewS フラッシュ
●年金者組合岩手県本部第24回定期大会
 8月21日、盛岡市総合福祉センターで年金者組合岩手県本部第24回定期大会が行われました。
●イレブンアクション
 8月10日、盛岡市大通野村證券前で「なくせ原発イレブンアクション」行動が、いわて労連女性部と合同で11人の参加で取り組まれました。
●ディーセントワーク宣伝
 8月8日、いわてパ臨連は盛岡市大通野村證券前でデーセントワーク宣伝を行い「最賃UPうちわ」を配布しました。

4面
 

めも・あーつ 148
 大地は失われても、この愛は消せない
  映画「故郷よ」
   監督/ミハル・ボガニム (仏・ウクライナ・ポーランド・独)
 チェルノブイリ原発事故が起きた1986年4月25日。3q離れた人口5万人、ウクライナの町プリピャチ。
少年のヴァレリーは原発技師の父と、美しい川べりに林檎の木を植えていた。人々は洗濯をしたり、舟遊びをしたりする穏やかな生活を送っている。翌日、公園でアーニャの結婚式が行われていた。「パンと仕事と電力に感謝を・・・」。がその最中、消防士の夫が森林火災の発生に呼び出され、再び会うことはなかった。
ウェディングケーキに降り注ぐ黒い雨。異変に気づいたヴァレリーの父は、ヨウ素を飲ませ避難させるが、守秘義務のため公にできない。事故から4日後、何ひとつ持たずに全ての人々が強制退避させられた。
 10年後、アーニャは、身体に表れる放射線の影響に怯えながら、廃墟となった立ち入り制限区域のプリピャチの観光案内をしている。入るにはパスポートと防護服が必要で、客はこの地に奇形動物を期待し、誰もが同じ質問をする。「なぜ、出て行かないの?」。今、ここには花が咲き、林檎が実り、蜂がぶんぶん飛んでいる。「ここが我が家よ」とアーニャは答える。
ヴァレリーは、避難先の学校でいわれのない差別をうけ、父を求めている。
母とプリピャチの観光ツアーに参加し、途中抜け出して自宅の壁に「パパ、僕らはスラブティチにいるよ」書き残した。
 イスラエル出身の女性監督は、人々の悲しみ悔しさの一つひとつを静かに描ききった。ドキュメンタリーではないが、5年間の取材と立入制限区域での撮影を敢行。撮影クルーには、入るのを拒んだ者もいた。
 この映画の全てのシーンが10年、20年後の福島を想像させる。だが、まだ間に合うこともあるはず。
「事故収束宣言」なんてとんでもない。一時も早く、具体的な対策を示すべき。国のトップの責任は大きい。 

(久保克子)

川 柳
 
助成金受け取る側が説く自助論         たけし


 公平と印したナタで社保を切る          瀬川重哉

 ヘリ炎上安保の闇に投棄され            拓庵

 長崎で総理剥がれる面の皮                岳猿

 原発の危険を無視し強行し                菅原安治

                     年金者組合盛岡支部