機関紙「いわて労連 2013年 6月号      

 

陸前高田キャラバン●国民大運動'13自治体キャラバン 憲法を活かした安心・安全な地域づくりを!/33自治体を訪問 19首長と懇談●第84回メーデー 全県10地域で2千人参加!●大熊座●アベノリスクと9条・96条壊憲 不安倍増政治 選挙で変えよう/第三の矢「成長戦略」の正体/アベ労働ビッグバンを許すな!/国の責任投げ捨てる 社会保障制度改革推進法/民主主義と平和主義をひっくり返す96条9条改悪を止めよう!● いのち・絆・まもろう 看護師増やせ!白衣の集会●最低賃金の改善で地域振興を!東北最賃キャラバン●NTTリストラ反対闘争終結集会が開かれる たたたかいの教訓を生かそう●自交総連総がかり作戦タクシー宣伝行動●今こそ学ぼう 青年ユニオン憲法学習会●主張/核兵器廃絶、原発ゼロの声を大きく広げよう●NewS フラッシュ/TPP参加止る!5.25大集会・第3回9条の会東北交流会・原水協学校2013・いわて労連女性部宣伝行動・イレブンアクション・オスプレイ街宣●めも・あーつ 145 3人のフランス女優がおりなす母たち、娘たち/映画「隠された日記」●川柳
 


1面


国民大運動'13自治体キャラバン 憲法を活かした安心・安全な地域づくりを!
   33自治体を訪問 19首長と懇談

 

 いわて労連と民主団体で構成する国民大運動岩手県実行委員会は5月13日〜28日県内33自治体を回る「『憲法を活かした安心・安全のな地域づくり』のための自治体要請キャラバン」を行いました。
 今年は、首長との懇談を重視した日程調整を行い、全県の3分の2近い19首長と懇談できました。
 憲法をメインテーマに据え、@憲法と平和A震災復興(防災)への取り組みB地域課題についてをテーマ懇談しました。
 安倍首相が96条改正に突き進み、改憲も含めた批判が高まる中で「一度憲法通りにやってみてから改正について議論した良いと思う」など、どこの首長ともかみ合い盛り上がりました。また、副首長や課長からも「行政の現場では、現行憲法で十分。変える必要性は感じない」という声が出されました。
 復興の取り組み、地域課題では、「復興は始まったばかり、財源・人手不足が深刻」「過疎・人口減少が課題」などが話されました。

 

第84回メーデー 全県10地域で2000人参加!


 第84回メーデーは5月1日盛岡の岩手県中央集会のほか、釜石、胆江、両磐、けせん、花巻、宮古、久慈、北上、二戸の県内10地域で集会が行われ、2千人以上が参加しました。
 震災から2年が経ち、復興はまだまだ始まったばかりですが、今年も沿岸地域も含め全地区でメーデー集会が開催され、震災前以来のデモ行進の復活や参加者増など、労働者の要求と団結を広くアピールすることとができました。
 釜石地域メーデーでは津波被災以来2年ぶりにデモ行進を行いました。
 大船渡では、昨年同様、陸前高田との合同でけせん地区集会を開催し、参加者が昨年よりも約30人増えました。デモ行進では、降り続いていた雨が止み、盛町商店街を行進しました。
 胆江メーデーには今年も来賓として奧州市長が出席しました。デモ行進の最中に雨が降るあいにくの天気でしたが、参加者は元気よく行進しました。
 北上地区メーデー集会では、岩手大学横山英信教授による講演「TPP参加阻止の展望について」が行われました。


大熊座
 

 県内33市町村の首長を訪問する国民大運動県実行委員会のキャラバンが無事終わりました。安倍政権の再登場で、地方財政の一方的な削減や社会保障制度の根幹を揺るがす改革推進法など、地方の主権がゆがめられることに首長さん方から批判や危機感がこもごも語られました。「地方自治に日本国憲法の理念を活かす岩手県市町村長の会」が5月14日に発足しました。住民の福祉の増進をより一層発展させるために大いに活躍されることをご期待いたします▼活躍と言えば、プロ野球では、岩手出身選手の活躍が目立ちます。花巻出身ヤクルトの畠山和洋選手、盛岡出身西武ライオンズの菊池雄星選手、奥州出身日本ハムの大谷翔平選手、普代出身の楽天の銀次選手などなど。その他にも、今後の活躍が期待される若者がたくさんいて、毎日のニュースが楽しみです。彼らの活躍がどれだけ多くの県民を励ましていることか▼ 毎日の励みが、職場の定期健康診断結果に出てましたでしょうか。生活習慣が肉体的にも精神的にも健康に大きな影響を与えるわけですが、長時間過密労働や交代制勤務などで不規則的な生活を強いられている職場も多数あることでしょう。せめて、リフレッシュできる長期休暇が自由に取得できるよう、労働安全衛生委員会を最大限活用しましょう。▼関東は早くも梅雨入りとのこと。岩手も間もなく梅雨入りしそうですが、七月の参議院選挙では、日和見でなく正しい選択をしましょう!(こ)
 

 

2面

 
アベノリスクと9条・96条壊憲 不安倍増政治 選挙で変えよう


 第三の矢「成長戦略」の正体 アベ労働ビッグバンを許すな!


@解雇の自由化?
 

 安倍政権はアベノミクスの目玉に「成長戦略」を位置づけて「世界一企業活動しやすい国」にすると宣言しました。この具体化として、産業の新陳代謝を促進し、これに呼応して、(企業から)人が動く「正社員改革」を行うとしています。
 これは、企業の都合で労働者を企業から追い出すルール整備(解雇規制緩和)に他なりません。
 具体的には、一定の金銭を支払えば解雇できる「金銭解雇」の導入して、正社員であっても、自由に解雇できる制度作りが狙われています。「整理解雇四要件」や「労働契約法」など、長年の運動の成果で勝ち取った解雇制限のルールを壊そうという狙いです。


A限定正社員ってナニ?
 

 「解雇の金銭解決制」と並んで懸念されているのが「勤務地・職種限定型の正社員」です。
 勤務地・職種限定とは社員を事業所や支店ごとに採用したり、営業など職種をあらかじめ決めて働かせることです。
 勤務地や職種を限定して募集・採用することは法律上、何の問題も無く、通常の正社員と解雇の条件は同じです。それを部分的に緩め、所属する事業所や部門が閉鎖されれば解雇できる社員を増やし、簡単にリストラできるようにするのが導入の狙いなのです。
 '08年秋のリーマンショックをきっかけに、大量の派遣切りがおこりました。使用者の好き勝手を許す愚を繰り返してはいけません。


Bサービス残業の合法化?
 

 第一次安倍内閣で廃案になった「ホワイトカラー・エグゼンプション」(WE)の導入が再び狙われています。
 WEとは、いわゆるサラリーマンの出社・退社時間を決めない制度です。財界は「仕事が終われば早く帰れる」と言いますが、もちろん仕事が終わるまで夜中や土日も働かせたいのが本音です。残業という概念がなくなるので、どんなに働いてもタダ働き。少ない人員でより大きな成果を求められ、長時間労働を強いられることは避けられません。メンタルヘルス不全や過労死の増加も懸念されます。


復興と暮らしの改善のために 賃上げ・労働条件改善と安定した良質の雇用を!
 

 今必要なのは「世界一企業活動しやすい国」にする事ではなく、若者も自立してまともな暮らしが営める、まともな賃金水準に底上げしていくこと、安心して働き続けられように、非正規雇用の拡大を止め、正社員が当たり前の社会に変えていくことです。
 働くものの懐を温める賃上げと安定した良質な雇用の拡大こそ消費拡大につながり、地域経済を活性化させ、復興の前提条件となります。
 賃金のベースラインとなる最低賃金の大幅引き上げと地域間格差解消のための全国一律最賃制の実現。雇用の8割を担う中小企業支援策を拡充させましょう。
 解雇・労働時間などの規制強化や均等待遇原則の確立、非正規雇用から正規雇用への転換などの政策を実現させる事が必要です。


国の責任投げ捨てる 社会保障制度改革推進法
 

 昨年夏に、民・自・公の三党談合によって「社会保障と税の一体改革」関連法が強行可決されました。関連法として成立された「社会保障制度改革推進法」(推進法)は社会保障制度を破壊する悪法です。
 震災復興も始まったばかりの被災地・被災者の暮らしと命・健康を脅かす社会保障制度破壊の動きを止めしましょう。
 

○公費削減
 推進法の最大の狙いは、社会保障にかかる公費の削減です。そのために国は社会保障の給付全体を縮めようとしています。特に給付比重が高い年金、医療、介護の分野での削減が狙われています。
 公費削減が進めば、公的な保険制度では保障されない医療やサービスが増え、年金の給付額も減ってしまいます。
 低所得世帯や民間保険に加入できない人などが医療や介護など、必要なサービスを受けられない、弱者に冷たい制度になってしまいます。
 

○生活保護基準の引き下げ
 政府は、生活保護費を'13年8月から3年かけて740億円も削ると計画しています。これが実行されると、受給世帯の96%が減額対象となり、最大10%削減される世帯も生まれる可能性があります。
 生活保護基準が下がれば、最低賃金の引き上げ目安額も下がり、ワーキングプアの拡大につながります。
 さらに、就学援助の給付基準、介護や国保の保険料・利用料、住民税の非課税基準など様々な制度に連動して国民生活に悪影響を及ぼします。
 

○憲法25条無視の暴挙
 憲法25条は社会保障の増進を国の責任としていますが、政府は「自立・自助」や家族や国民相互の「助け合い」を強調し、国の責任を投げ捨て、社会保障制度を破壊する憲法違反の暴挙を進めようとしています。


民主主義と平和主義をひっくり返す 96条9条改悪を止めよう!
 国民の権利と平和を守るために権力を縛る憲法が変えられようとしています。
 安倍首相と自民党は「国防軍」を創設してアメリカと一緒に戦争する国へと変えようとしています。そのために9条改正が不可欠ですが、まずは憲法の改正手続きを定めた96条の改正を狙っています。
 

○96条改正はルール違反
 現在、憲法96条では改正には衆・参両院でそれぞれ3分の2以上の賛成で発議し、国民投票での過半数の賛成が必要」と定めていますが、安倍首相は、この国会の「3分の2」を「過半数」にして憲法改正のハードルを低くしようといます。
 憲法は権力乱用から国民の権利を守るためにあり、改正のハードルを下げることはこの役割を否定することにもなります。
 改憲派からも「96条を変えるのは、試合に勝つためにルールを変えるようなものだ」との批判の声が上がっています。
 

○平和の命綱9条守れ
 「戦争の放棄と戦力の不保持」を定めた9条があるおかげで、自衛隊の海外派遣などはありましたが、戦後、日本が国家として他国の人を殺したり殺されたりということはありませんでした。
 しかし、自民党は9条を変えて「国防軍」の創設をめざしています。いろいろ問題はありますが、「自衛隊」9条の縛りがあるので「専守防衛」が大前提です。しかし、軍隊とは「戦争を目的とした兵士の集団」です。
 さらに、9条は過去の戦争で日本が侵略をした国々に対して「二度と過ちは繰り返しません」と宣言した国際的な誓約でもあります。いま、9条改悪に進むと言うことは東アジア地域の緊張を高めることになります。
 日本政府は、憲法の理念をいかした平和的な外交交渉にこそ力を注ぐべきです。

○憲法の向きがひっくり返る
 自民党の改憲案では「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」となっています。これでは、権力を制限し、国民の権利を守り保障することを国に求めるはずの憲法の向きが逆さまになってしまいます。
 憲法は権力を縛るモノです。縛られている当の本人の首相や与党が憲法改正のハードルを下げて、縛りを緩めることは許されません。


3面

いのち・絆・まもろう 看護師増やせ!白衣の集会


 「命・絆・まもろう2013年岩手県ナースウェーブ集会」は、岩手医労連・看護対策委員会の主催で、5月11日盛岡市の県公会堂で開催され、全県から約130人が参加しました。
集会のまえには、看護対策委員が、肴町商店街で白衣で「看護師の夜勤改善・大幅増員」署名に取り組みました。30分間で139筆が、寄せられました。
 基調報告では、看護対策委員長の吉田裕美子さん(岩手医大教職組)が、ナースウェーブの歴史にふれ、これまでの運動の積み重ねが看護師不足を社会問題にしてきたこと、現在は5局長通知を発出させるなど、運動が前進していることを述べました。最後に「良い看護の実践をめざしてしつこく粘り強い運動をしていこう」と締めくくりました。 六華亭遊花師匠の記念高座と、まつ&トミの漫才で、会場は、大きな笑いがわきおこりました。六華亭遊花師匠は、名前の由来について、東北6県の人たちを笑顔にしたいとの願いが込められていると述べ、被災地での落語の経験を通し、小さな笑顔から復興が始まることを紹介しました。
 リレートークでは、岩手医大、県医労、盛岡赤十字から、働きやすい職場をめざした取り組みや状況が報告されました。参加者からは「楽しかった。笑ってストレス発散できた」「大変な中でも、様々な取り組みをしていることが分かった」などの感想が寄せられました。


最低賃金の改善で地域振興を! 東北最賃キャラバン

 最低賃金引き上げに向けて全労連東北地方協議会が毎年取り組んでいる「全労連東北ブロック・最賃キャラバン」が、5月20日の岩手行動を皮切りに実施されました。
 岩手県の最低賃金は653円であり、東北で最も低い金額に抑え込まれています。ここを突破するため、岩手行動には東北全県の代表が結集して支援しました。
 午前中は労働局への要請行動を行い、最賃引き上げ団体署名(43筆)を提出し、最低賃金の大幅な引き上げと、そのための中小企業支援強化、地方最賃審議会労働者委員の公正な任命などを強く求めました。午後には県政記者クラブでの記者会見と県への要請、最賃審議会公益委員(岩手大学・杭田准教授)との懇談も行われました。杭田准教授のゼミにも参加して、学生との意見交換も行いました。大学生からは「最賃がアップすればバイトの時間を減らして勉強にまわせる」などの声が出されました。夕方には岩手公園・教育会館前広場で「最低賃金引き上げめざす決起集会」を開催、約60人が参加しました。2月に取り組まれた最賃体験運動の報告を青年が行い、最賃引き上げに向けた今後の取り組みが提起されました。集会後、デモ行進も行いました。
 この最賃キャラバンは東北各県で取り組まれ、金野議長が青森行動(27日)、中村事務局長が秋田行動(21日)へ支援しています。


NTTリストラ反対闘争終結集会が開かれる
  たたたかいの教訓を生かそう   通信労組岩手支部 安保進


 NTT11万人リストラ反対闘争終結報告集会が5月21日に全労連会館で開催され全国から160人が参加しました。
 NTTが「50歳退職・賃下げ再雇用」制度を2002年5月に強行しました。これに応じなかった労働者に見せしめの遠隔地配転を強要。この不当配転に対して、通信労組組合員50人が、全国7地裁に提訴するなど、全国的に運動を展開し、本年3月末で「50歳定年制」を廃止に追い込みました。集会では、大黒全労連議長が「通信労組は、巨大企業NTTを相手に、ねばり強くたたかい、多くの成果を勝ち取った。アベノミクスの元で、解雇の自由化など労働法制の改悪が狙われている今、この闘争の教訓はますます重要なものになっている」と挨拶、宇佐美通信労組委員長が「この運動を広げるために、全国で宣伝行動を展開してきた結果、裁判闘争では札幌・大阪・松山訴訟で勝利確定と慰謝料が認められた」と全国の支援にお礼を述べ、新たなリストラとのたたかいの決意を表明しました。


自交総連総がかり作戦 タクシー宣伝行動

 いわて労連と自交総連東北ブロック協議会は、5月21日と28日、盛岡市内のタクシープールや営業所をまわり、チラシ配布や営業状況の聞き取りなどの行動を行いました。
 この行動は、組織拡大「総掛かり作戦」の取り組みの一環で、5月30日の「タクシー労働者ホットライン」の取り組みをお知らせしました。


今こそ学ぼう 青年ユニオン憲法学習会


 青年ユニオンは5月24日盛岡市の県公会堂で二戸市の青年弁護士・上山信一氏を講師に「憲法学習会 今だから考える日本国憲法」を開催しました。
 青年が憲法の基礎を分かりやすく学ぶことを目的とした、この学習会には青年ユニオンの企画としては最多の22人が参加しました。


主張
 核兵器廃絶、原発ゼロの声を大きく広げよう

 

 自治労連青年部が中心になって取り組まれる第28回反核平和マラソンが6月4日から7日にかけて行われます。「東日本大震災からの一日も早い復興」、「核兵器も戦争もない平和な世界」、「核に頼らない社会」を掲げて、青年たちが釜石をスタートして県内を一周します。
 続いて「原水爆禁止国民平和大行進」が岩手入りします。5月6日に北海道礼文島を出発して、6月8日に岩手県入りして、6月16日まで県内各地を行進します。8月の原水爆禁止世界大会の成功に向けた取り組みとあわせて、各地域でつないでいきましょう。
 また、安倍政権は、東京電力福島第一原発事故の「収束」もままならない中で、原発再稼動、原発輸出を推進しています。7月には原子力規制委員会の「新規制基準」が施行されます。再稼動にむけた動きが本格的にすすめられようとしています。 
 こうした中で、6月2日には、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションの3団体による「6・2NO NUKUS DAY」が大規模に行われました。
 県内各区地でも「脱原発」デモ行進が継続しています。「盛岡でもデモし隊☆」の「脱原発盛岡金曜デモ」が、毎週金曜日の18時半から県庁前で取り組まれ、5月までに43回を数えました。誰もが参加できるこうした取り組みを強めていきたいものです。     そして、6月15日には、県内30団体が参加した実行委員会主催による「さようなら原発岩手県集会2013」が、岩手教育会館大ホールで13時半から開催されます。大島堅一・立命館大学教授により「原発はやっぱり割にあわない」と題した講演も行われます。全県からの結集で大きく成功させましょう。
 7月に行われる参議院選挙でも、「核兵器なくせ」、「再稼動反対」、「原発ゼロ」の声を広げていきましょう。


NewS フラッシュ

●TPP参加止める!5・25大集会
 5月25日、東京の芝公園集会・デモが行われ、全国から2千人が参加しました。
●第3回9条の会東北交流会
 5月18日、盛岡市アイーナで9条の会東北交流会が行われ290人が参加しました。
●原水協学校2013
 5月11日、盛岡市で岩手県原水協主催の原水協学校が開催されました。
●いわて労連女性部宣伝行動
 5月18日、女性部は街頭宣伝を行い、原発ゼロ、96条改悪反対、大阪橋下市長の慰安婦発言への抗議などを訴えました。
●イレブンアクション
 5月11日、野村證券前で署名宣伝行動を行い、16筆の署名が寄せられました。
●オスプレイ街宣
 5月23日、盛岡市クロステラス前でオスプレイ配備撤回と訓練中止を求める署名宣伝行動を行いました。
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4面


めも・あーつ 145
  3人のフランス女優がおりなす母たち、娘たち
    映画「隠された日記」
      監督/ジュリー・ロペス・クルヴァル 主演/カトリーヌ・ドヌーブ


 このところマスコミを賑わしている日本維新の会の両代表。女性の人権と尊厳を否定する暴言と、それを擁護するかのような一部の政治家の発言に、ざらついて何ともいえない不快感を覚えた。
 男性優位の長い歴史と制度の中で、いつだって女性たちは悩み、抑圧された怒りや苦しみと闘い、愛し懸命に生きてきた。
 カナダに住むキャリアウーマンの娘・オドレイは、太陽の光にあふれ、輝く海辺の実家に帰ってきた。
父は何かと気を遣ってくれるが医師の母・マルティーヌとはぎくしゃくしてばかり。彼女は悩んでいた。
妊娠していたが好きな仕事を続けたいとも思っていた。仕事に集中するため、祖父の家に移り台所の引き出しから見つけた祖母・ルイーズの日記。たくさんのレシピと日々の思いが綴られ、紙幣が挟んであった。
仕立屋の祖父は、祖母のために素敵な洋服を作り与え、一週間分の家計費を渡し、友達を呼んでお茶でも飲んでいれば良いというだけだった。裕福な生活に見えたが「パパとは幸せに思えない、マルティーヌには教育を受けさせたい、自由に生きて欲しい。どうか、ママを許して。幸せに向かって出発したいの」と綴られていた。夫の店で一緒にお客様の相手をしてみたい、自分名義の預金口座を持ちたい、英語を話せるようになりたいという、ほんのささやかな願いだったのに。
偶然日記を読んでしまった母は、幼いころの記憶とともに衝撃の真実を知った。祖母がお金を盗って家出したと聞かされていたが、荷物は残されていた。警察に届けることもなかった。その夜遅く、泥だらけで帰ってきた祖父。
おばあちゃんはおじいちゃんに殺された。
 「技術は女性の自立につながるよ」という母の言葉に、顔を上げ一歩を踏み出す娘の笑顔。
     (久保克子)





川柳


政治家は困ると史家に下駄預け       たけし
 

世界では一人ぼっちの靖国派        拓庵

杖を曳きプラカード差す二刀流       小松原進

マスクしてシュプレヒコールすり抜ける   瀬川重哉

見る人は見てると知った川柳欄       小原正

日米の安保見直せ叫ぶ声          菅原安治


年金者組合盛岡支部